桂真琴のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ面白かった!一気読みした!
先の展開分かっても面白い本だった。
香織の意識が大分薄れた……というか、少女の記憶が戻ってきてそちらに意識が近づいたというか。今回は前世の家族の事全然思い出さなかったもんね、前回までは何かって言うと思い出してたのに。本人も「ここが自分の生きる世界」となっていたし、ちょっと寂しいけど人は常に変わっていくモノだし。
途中人間関係ややこしくなってて、「後このページ数でまとまんのか…?」と若干心配しながら読んでた。主人公が稀に見る設定盛り盛りだったとここにきて判明したのは中々面白かった。転生者に間諜に寵妃に王女は、中々。
続きがweb版で読めるらしいが、できれば紙の本 -
Posted by ブクログ
ネタバレご飯の作る描写はあるものの、途中からこれを作ろう!って料理名が先に出てくるので美味しそうな雰囲気が今ひとつ伝わってこなかった。
転生前の家族が歪だったことをヒロインが自覚や反省するのはいいけども何度も転生前のことを思い出すのが引っかかる。転生前の精神が主軸ならイケメンの前で初心な反応になるのかと思ったり、ここまで何度も過去を振り返るのならいずれ元の世界に戻るのか?みたいな気持ちになってしまった。
でも、ご飯を作って何も言わずに食べて終わられるより、美味しかったって言ってくれる人たちの方が嬉しいよね…と同じ気持ちになった。
下巻も後日読む予定 -
Posted by ブクログ
ネタバレ下巻となっているので、これで完結かと思ったら、完結しないという。
続きはwebで、である。
恋愛物語としては一応決着はつくのだが、期間限定みたいな感じだし、完全決着ではないので、もやっと感が残ってしまった。
続きの刊行は未定なのかな。
おそらく身分差の件は、香織が隣国の王家の血筋ということで解決しそうと予想。
答えはこの上下巻では出ませんが。
上巻の感想で触れた転生前の家族がどうなったのか描かれたのが印象深かった。
いなくなってから大切さを分かっても……とは思うが、香織が引きずる必要はなさそう。
あの家族はこれから再生していくのだろう。
いい方向へ行ってほしいと本当に思う。
下巻でも結局「 -
Posted by ブクログ
ネタバレ序章の家族にも職場でも評価されない香織の境遇がおいたわしすぎて。
転生後の家族や職場の人たちの状況を見てみたい気がする。
報われない主婦のまま事故死した香織の異世界転生もの。
彼女の異世界での立場がまだ分からないまま、主婦のときに培った料理スキルで何とか状況を乗り越えていく。
出てくる料理は基本家庭で再現できるものなので(そりゃ主婦ですから)つまり容易に出来上がりが想像できるわけで、とにかくうまそうなのである。
料理の描写は多いのに、食堂の描写自体は思っていたよりは少なかったけれど。
まだ本格始動に向けた向けた準備みたいな雰囲気だしなあ。
そもそも母親らしい包容力もありながら、色々危なかっし