武田惇志のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ある身元不明の遺体の告知をもとに、その人物がどのような人物であったかを調査する内容。
警察、家庭裁判所、弁護士、役所、探偵と、日本における正攻法での探し方をしたが対象者は絞り込めず、マスコミであった著者の方が特殊な苗字の判子に目を付け、草の根的に情報を集めていく内容になっている。
この本のすごい所は実話であることに尽きる。
故人の情報のカケラを持つ人物たちを探し出し、集めた情報をつなぎ合わせ、人物の情報を補完、特定していく辺りは最高にエンタメしている。
確実に運もあったとは思うが、本では省かれている大量の調査があったんだろうなというのを感じた。
人間一人が社会で生きるというのは膨大な情報を -
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匿名
購入済み引き込まれました
物語の先が気になり一気に読んでしまいました。
ニュース記事見てとても気になっていたので購入して読んでみましたが人生について考えさせられ、死んでもなお、生きた証がのこされていることが素晴らしく感じました。 -
Posted by ブクログ
行旅死亡人という言葉を初めて知った。病気や行き倒れ、自殺等で亡くなり、名前や住所など身元が判明せず、引き取り人不明の死者を表す法律用語なのだそうだ。死亡人の身体的特徴や発見時の状況、所持品などを官報に公告して引き取り手を待つらしいが、それで引き取り手が現れるケースはどれくらいあるのだろうか。
ある記者が偶然目にした死亡記事を発端に、孤独死した身元不明の女性の謎に迫ってゆく過程に引き込まれた。実際に調べた人の言葉だと思うと、「人間の足跡、生きた痕跡は、必ずどこかに残る。」という文にも重みを感じる。
明らかになったこともあるが、謎のまま残ったこともある。なんだかそこには、亡くなった女性の意思が働い -
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Posted by ブクログ
始まりは1人の遊軍記者が見つけた行旅死亡人の記事だった。
行旅死亡人(こうりょしぼうにん)
病気や行き倒れ、自殺などで亡くなり、名前や住所など身元が判明せず、引き取り人不明の死者を表す法律用語。
2020年4月、兵庫県尼崎市のアパートで手元に現金3,400万円を残して亡くなった身長133cmの右手指を欠損した女性。
40年以上住んでいたアパートは「田中竜次(仮名)」名義で契約されていた。しかし下の階に住む93歳の大家は、男性の姿を見かけたことはなく女性は1人暮らしだったと証言する。
タナカチヅコと名乗っていたその女性の部屋から「沖宗」という珍しい姓の印鑑が見つかったことを手がかりに2人 -
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Posted by ブクログ
ネタバレとても面白かった。
小説ではなく記事の加筆修正をまとめた"実話"だということがとても信じられなく、1人の人間の生と死とを実感することが出来た。本書にも似たような事が綴られていたが、駅や街ですれ違う人ひとりひとりにその人だけの人生があり関わりを持つ大勢の人がいるということが身に染みた。普段意識することができてないないが自分は今どのような人に支えられ、どのような人と関係を持っていて、それは今後どのように変化していくのかを考えさせられた。
千津子さんの晩年の生活や大金の謎、男性との関係など不可解な点は多く残されたが、最初は名前が本当かすら不明であった女性の出生から家族構成など多 -
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Posted by ブクログ
孤独死した身元不明の高齢女性はどこの誰でどんな人生を歩んできたのか。
僅かな手掛かりから地道な調査で、そして幸運にも助けられて、徐々に女性の人生が姿を現していく。
記者の取材というのはどんなふうに行うのか、という意味でも面白かったですし、推理小説を読むような展開でもありましたし、何より名もなく孤独に亡くなった女性がどんな人生を送ってきたか、片りんなりと明らかになっていくことが喜ばしく思われました。
著者の若い記者さんがあとがきに書かれていた、「人はいつか」ではなく「私はいつか」必ず死ぬ、という言葉が印象に残り、そのことを考えないようにしている自分に思い至りました。 -
購入済み
うーん
死人に口なしと言うが、自分の痕跡を極力残さずに逝った彼女の心情を今となっては知る術がない。どんな人間にも歴史がある。誰にも告げなかったことは当人しか知らずにこの世から消えていく。明日は我が身だろう。
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ネタバレ
一気に読めました
本が届いてから、2日で一気に読みました。
皆さん、書評されている通り
かなりの謎を残しての終わりですが、もし真実がわかったとしても本には書けれないと思います。
なぜ、四姉妹を三姉妹としたのか?
長女が千津子さんの事を語りたがらない理由
おそらく1回くらいしか会わなかった甥、姪の写真を大事に持っていた事
なぜ、部屋にベビーベッドがあったか?
千津子さんに子供があったという、知人の証言
この辺りを推理すると大体の方が真実をわかると
思いますが、これは身内の手前、本には書けないでしょうね。
やはり、この話の一番の謎は内縁の夫?「田中竜二」の存在でしょう。
ヤクザだったかもと予想されている人も