リカル・ザプラナ・ルイズのレビュー一覧
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この本を、すでに世を去った人々、今を生きている人々、そしてこれから生まれてくる人々、すべてに捧げる。
私たちの祖先が、今ある世界を作りあげてきた。未来の世界がどんなものになるかを決めることができるのは私たちだ。
もくじ
時間のながれ
献辞
はじめに そんなの不公平だ
そしてそれは、ほんとうにあった...続きを読むPosted by ブクログ -
人間が「想像力」を駆使することで他の動物たちを支配し、環境を激変させるようになったことを描いた前作に続き、今回は「格差」がなぜ生まれてきたのかを解説しています。
それは、人間の「スーパーパワー」である想像力と、それによって作り出された「物語」を共同体のメンバーが信じてきたこと、その物語に基づいて農...続きを読むPosted by ブクログ -
私たちが歴史を学ぶ意味を改めて考えさせてくれる一冊です。1人では大した力を持っていない(野生動物と一対一で向かい合えば、たいていの場合は勝つことができないくらいひ弱な)「人間」という生物が、地球を文字通り「支配」し、多くの動物を絶滅に追いやり、地球環境を破壊するほどのパワーを持つことができたのはなぜ...続きを読むPosted by ブクログ
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ホモサピエンス全史が多くの人の心を打つのが分かる。児童図書のこの作品で十分なくらい楽しい。
Audibleで拝聴後、子どもに読み語りしたくて即ポチ。
しかし、届いてみて絶望。
人間がちょっとやそっとで音読できる量ではない。そりゃそうだ。Audibleでも5時間分。2時間弱だと思っていたのは3.3...続きを読むPosted by ブクログ -
‘’ここで覚えておいてほしい話が二つある。
一つ目は、人々が力を合わせるためには物語が必要なこと、そして二つ目は信じる物語を変えることによって力を合わせる方法を変えられることだ。だから私たちはアリよりもずっと強大な力を誇っている。それが私たちのスーパーパワーだ。’’
ホモ・サピエンス(自分たちで賢...続きを読むPosted by ブクログ -
読みやすい本ですのでほとんどすべての世代の人たちが読むことが出来ます。
一応は人間達は全体としては、この地球上の生命の中では大変な強者であり、それだからかこそ現在まで生き残ってきている。
«〖私たちの祖先が、今ある世界を作り上げてきた。未来の世界がどんなものになるかを決めることが出来るのは私たち...続きを読むPosted by ブクログ -
600万年前とも言われる人類の誕生からホモサピエンスが世界に広がっていったところまでを小学生にも分かりやすく解説したもの。
この期間における重要で知っておくべき基本的な事項を学習することができる。
当然ながら我々大人にとっても知っておきたいことが多い。Posted by ブクログ -
人類の武器は、周りの人に物語を信じさせ
協力しあうこと。一個体では弱くとも、
集団では強い。
これは、是非使おうと思う。
個人プレーから、脱却して、
周りの力を集めて、大きなことをなしとげたい。
Posted by ブクログ -
サピエンス全史を子供向けにした様な本
正直、サピエンス全史は難しい部分もあったので子供と読んで勉強になったPosted by ブクログ -
サピエンス全史はサラッとしか通せてなかったので、こども向けに分かりやすく書かれている本書は、Audibleで耳読、復習するにはちょうどよかった!!
あ、ここ覚えてるなーっていう内容もあり、またサピエンス全史を再読したくなります。Posted by ブクログ -
非常に考えさせる内容だった。
ただ言える事は、作中に出てくるギャザボーンとファームスカルのうち自分は明らかにファームスカルだということ。
生き方を深く考えたくなるような一冊だった。Posted by ブクログ -
人類が誕生し、狩猟から農耕へ、村から王国へ、法律が生まれ、税が発生し…現代社会に至るまでの過程が描かれていておもしろかった。Posted by ブクログ
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何故、地球上で人類だけが生き残ってマンモス、象は絶滅したのかその理由がよく分かった。協力、意外性、火を操れるかの3点だ。人類はもともとは弱い生き物なのにこの3つがあるだけで生き残れるとはすごいことだ。歴史から物事がどのように変化するか学べる、当時は出来るだけたくさん甘いものを食べる方が良いという本能...続きを読むPosted by ブクログ
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『サピエンス全史』の著者による、人類のこれまでが描かれた児童書です。
人類とは何なのか、ホモ属のみんなはどこへ消えたのか、サピエンスは他と何が違うのか、動物消失の理由が児童向けに解説されていますが、年齢を問わずに役立つこと請け合いです。
サピエンスが手にした不思議なパワーは幾つかありますが、無いもの...続きを読むPosted by ブクログ -
地球の生物の昔から今を昔話のように想像させてくれます。
物語りを作り人間はまとまった。でも、他生物を消滅させた。
今また物語りにより、地球にやさしい未来を作らなければ、という本です。おもしろいですよ。Posted by ブクログ -
全てにルビがふられているので子ども向けと思いきや内容は極めてアカデミックです。
結論、人類が支配者となり世界中に散らばり生じたことがたくさん記述されています。Posted by ブクログ -
子供向けという触れ込みだったけど大人が読んでも丁度良いと思った。
改めてホモ・サピエンスがここまで進化したあらましが流れでよく分かった。
間違い無く良書。2〜3回読み直したい。Posted by ブクログ -
もともと、『サピエンス全史』を気になっていたけど、あの本の厚さを避けていたので、同じ著者のこの本を手にとってみた。
児童書ということもあって、勉強をしてきたつもりでしてない私にはちょうど良かった!難しい言い回しもなく、大昔の先祖たちの暮らしが想像しやすかった。
物語の重要性がわかった!Posted by ブクログ -
ホモサピエンスは「虚構」(本書では物語)を信じることができ、それを他者と共通認識として持つことができるから集団で大きな力を発揮できる。サピエンス1人だけでは微々たる力。
虚構を作り上げれば皆を、世界を支配できる。言い換えれば、世界を支配したければ新しい虚構を作り上げてそれを皆んなに伝えばいい。
最終...続きを読むPosted by ブクログ -
1 どんな本?
人類が地球の支配者になった要因とあらすじを
教えてくれる小学生向けの本。大人が読んでも充分学
びになる内容になっている。
2 なんで読んだの?
(1) ハラリの本だから。
(2) サピエンス全史のリマインド
(3) 説明できる状態になりたい。...続きを読むPosted by ブクログ