浅木伊都のレビュー一覧
-
無料版購入済み
火の神さまが思いのほか気さくで笑顔もよく見せてくれて、抱いていたイメージとちょっと違う。それだけ小夜に気を許してるからだと思うけれど、そうなるといつまでも小夜が掃除人だと頑なに言い張るのは神様に返って失礼かな、気の毒にも見えてきます。生い立ちを聞くと無理もないかなとは思うのだけど。
-
無料版購入済み
きん継ぎ
絵がとても綺麗です。もうすでに鬼灯様の溺愛なのが見えるようです。
金継ぎにルビが「かなつぎ」とふってあったけどその読み方は聞いたことないので間違いかと思いますー。 -
Posted by ブクログ
ネタバレある日見つけた枯れた藤の木の側で禍々しい気配に遭遇した鬼灯と小夜。心配した鬼灯は小夜に外出禁止を言い渡すも、火蔵で鬼灯が書いた恋文を見つけてしまった小夜は、ショックで火蔵御殿を飛び出してしまう。その隙をつかれて、禍々しい気配の主に違う時代へ飛ばされてしまう。
飛ばされた先は50年前の火蔵御殿。
そこで、小夜は先代の火の神・金剛と、まだ工房の神であった若かりし頃の鬼灯に出会う。
タイムリープ!
恋文については時代を遡った事で大方の予想はついてしまったけど…前作に比べて鬼灯の小夜ラブが深まってて、キュンポイントも増えたし、全体的に鬼灯がポップな雰囲気になったような!
過去の鬼灯は乱暴、粗忽、若さゆえの荒々しさがあって、最初から小夜がタイプなのは分かったけどもどの段階で心を寄せていったのかはあまりはっきりとは分からなかった。サッパリした態度だったのに、いつの間にかすんごい愛情を小夜にむけている展開に!そしてその愛情をもって、過去の鬼灯との別れはとても切ない気持ちになった。
過去に飛ばされることになった原因の元神やそうなった理由は、切ないやら理不尽やら、やっぱそれでも勝手に飛ばしといて身勝手な態度はあかんやろ、という複雑な気持ちだけど、全体を通して、小夜が強く優しく愛情に溢れた、少し大人になるストーリーで心温まった。次作も楽しみ。 -
Posted by ブクログ
コミカライズを読み、絵が美しく面白かったので、続きが気になり、こちらの原作を。軽めの読み物で久しぶりの読書にぴったり。
異能を用いて神に仕える家系に生まれたが、大した能力を持たなかった為に、実父・継母・義姉に使用人として虐げられていた主人公は、あらぬ罪をかけられ異界に売り飛ばされる。
そこで出会った周囲の者に醜く映る呪いをかけられた火の神に掃除人兼花嫁として拾われるお話。
主人公の設定は一見、大ヒット中の明治大正異能ファンタジーに似ているものの、全体の毛色は違う内容。虐げられて育った環境ゆえ自己肯定感が低いが、性格は暗くなく卑屈な感じではないのが読みやすく、話のリズムも良くサクサク読める。
火の神は美丈夫(呪いで主人公以外には二目と見れないほどの醜男にうつる)でありながら、度々オタオタしているのが人間くさく、神様っぽさがあまりないが、そこが可愛らしくもある。
なんやかんや事件がおこるが(この辺りの事件も異能ファンタジーとややかぶるが)、小気味よく乗り越え解決。
火の神が呪いをかけられる一件にはほんのりとしか触れられてなかったので、続編で出てくるのかな?
恋愛ノベルだがキュンとくる前にさくっと進んでしまったので火の神の呪いと共に続編に期待。