矢萩邦彦のレビュー一覧

  • 自分で考える力を鍛える 正解のない教室

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    リベラルアーツを学ぶ重要性と、その学んだ知識を実践していくために必要な行動・考え方についてまとめている本。

    過去の哲学者や思想家、科学者などの言葉を引用しつつも、作者の視点から、自由に生きるために、リベラルアーツを学び、選択肢を増やすことの必要性を教えてくれる内容になっている。

    「自分が生きたい理想の物語」を実現するために、私も、自分自身、今の世界、世界の基本構造を理解するための行動を行っていきたいと思う。

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    2025年11月02日
  • 新装改定版 中学受験を考えたときに読む本 教育のプロフェッショナルと考える保護者のための「正しい知識とマインドセット」

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    ●探求的な学び」「個性」「多様性」を求めて私立を志望するのに、その過程で中受という「詰め込み型」(前者と真反対の考え方)プロセスを経なきゃいけないねじれ構造がある。
    ●しかし一方で、そこに問題意識を持ち、個々人の創造性を測るような入試(対策出来ない入試)も出てきており、少しずつ中受も多様化しはじめているとのことに希望も感じた。
    ●何でもそうだが、「なぜ中受をするのか」「なぜその学校を志望するのか」という自分軸を持つことが重要。
    ●学校は生物という考え方
    →先生たちに裁量があることによって授業内容を初め少しずつ変化していき、それが全体で見ると学校としても変化している。改革と言われてかわるのは、先

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    2023年09月26日
  • 超中学受験論 偏差値 学歴 競争社会を超えた「成長と充実」へ

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    理想論的な部分も目に付くが、それも著者自身の経験や教育に携わるキャリアからのものと思えば、首肯すべき部分もあるのだろう。教育業界の構造の歪さや、生活を成り立たせる以上の意味を見いだせない教育従事者への批判などは、人手不足の現代において難しい面もあるように思うが、他者の人生に寄与できる最良の期間として中学受験に関わろうとする意思などは、経験に基づく一つメタに立った視点だなと関心したり。

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    2025年08月20日
  • 自分で考える力を鍛える 正解のない教室

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    リベラルアーツ。言語能力がまず重要。変に難しい表現はせず、むしろ極力分かりやすく説明してくれている。知識というより考え方の雑学を仕入れるノリで気楽に読み聴き進められ、楽しい。自身の解釈を述べるところもかなり多いが、ちょっと薄い論理に感じるところもあった。

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    2025年07月30日
  • 超中学受験論 偏差値 学歴 競争社会を超えた「成長と充実」へ

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    子どもがその子らしい人生を生きるために、主体的に自分の道を決めて行くこと、親はそれを支援し、失敗ではなく次に向けた経験として前を向けるような姿勢。外形的な指標や価値観に左右されずにその子の成長を真っ直ぐ見る。教育と人材の違いや、教育産業と、本当の教育が本質的に噛み合わない構造がメタ認知できた

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    2025年06月14日
  • 自分で考える力を鍛える 正解のない教室

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    ‘リベラルアーツ’というわかるようでわからない話題を噛み砕いて議論している。日常で感じる不思議を前提条件から議論することで噛み砕き、どうやって落とし込む方法があるのかを指し示している。自由に生きること、言語化には人間にしかできないメタ認知が必要で、前提条件を共有しない限り一致しないことを理解する必要があると感じた。自由に生きることは自分で選択することで、選ばないということも選択の一つ。それぞれが物語を作り出しているがその大きさは様々。

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    2025年06月08日
  • 自分で考える力を鍛える 正解のない教室

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    これまた中学生〜大学生に読んでほしい1冊。
    上下二段に分かれていて、キーワードの解説が下段に書かれているのもいい。「なんとなく分かった」つもりでスルーして読んでしまうことがなくなる。

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    2023年05月30日
  • 子どもが「学びたくなる」育て方―――「話す・探す・やってみる」で生きる力を伸ばす

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    人を育てる、引き出す能力
    この本は単に子供を育てる親のみならず、人材育成、人事に関わる会社の経営管理者向けにも通じる、いわゆる「人の心の動きをいかに理解し、伝達するか」にも影響する教本だ。子供もそうだが人材の能力を如何に見出し、採用するかの決定判断は「信じる力の10の能力」分析次第だと深く感じる。特に「言及能力」「仮説思考能力」「目的設定・運用運営能力」「表現力能力」。

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    2023年05月16日
  • 子どもが「学びたくなる」育て方―――「話す・探す・やってみる」で生きる力を伸ばす

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    自己肯定感などを取り上げる育児書は多いですが、友人、中学受験、家族など人との関わりにスポットを当てているので新鮮であった。
    三次の友人までの影響、低学年は自然に触れるなど。

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    2023年01月12日
  • 超中学受験論 偏差値 学歴 競争社会を超えた「成長と充実」へ

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    子どもと教育について多くの取材をしているルポライターのおおた氏と、哲学をベースに探究やリベラルアーツの伝授を行う教場を主催している矢萩氏との、中学受験とそれにまつわる親・親子関係や社会についての対談集である。

    端的に言えば、お二方は、資本主義的価値観・競争原理と密接に結びついた教育というものを敵視し、本来の教育は別のところにあるという信念が、活動の原動力となっておられる方々と見受けられる。

    基本的には私は賛成の立場である。
    「これからの先の読めない時代を生き抜くのに必要なスキルを修得させます」なんて教育方針に掲げちゃってる私立中高なんて見かけると本当に鼻白むし、受験を「一つでも偏差値の高い

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    2025年07月03日
  • 新装改定版 中学受験を考えたときに読む本 教育のプロフェッショナルと考える保護者のための「正しい知識とマインドセット」

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    ネタバレ


    4年生は自分が体感してることと知識として与えられるものを結びつけていって、知識を取り入れることの意味とか、自分で気づいたことを整理して覚えることを学ぶ期間。「あれってそういうことだったのか」「見てたけどそんな名前知らなかった」とかそういう体験。

    5年生はいわゆる解法が出てくるような基本的な算数や社会や理科の単元という形で、整理された一連の知識を網羅。後半は前半で新しく手に入れたり整理した知識を組み合わせて、一見知らないように見えるけど実は一緒だよねという問題演習をすることで、知識を使わなきゃいけないことに気づかせるカリキュラム、

    6年生はさまざまな組み合わせを練習。自分の持っているものだ

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    2024年11月24日
  • 自分で考える力を鍛える 正解のない教室

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    いろいろな思想家やキーワードが出てきて、博識だなあ、というのと、論理の繋げかたが参考になる。中受専門家イメージが強かったけど、この方の考え方はけっこう共感できるなあ。しかし、神奈川御三家→不登校、という経歴なのに、中受業界にいるのはなぜだろう…

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    2024年09月21日