きむらなおよのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ななもりさちこさんの童話ですね。
絵は、きむらなおよさん(1960年、福岡生まれ)
画家、挿絵画家。
「やなぎした商店街」の西のはじっこ、かわら屋根の下で、平べったくうずくまった店があります。
古道具屋の『へなもんや』が、あります。
店のおやじは、源ジイです。
夕立があがった、ある夏の夜。
お風呂のかえり道、源ジイは、お寺のわきのゴミすて場で、ふと、たちどまりました。
「ん?なにか、お宝か?」
ちかづいてみると、白くて丸い物が、おちています。
それはプルプルゆれて、「むにゃむにゃ」つぶやいたかとおもうと、パクりと口をあけて、
「あふ~う~ううう」
大きなあくびをしたのです -
Posted by ブクログ
まあ、読んでいるといろいろ矛盾も感じるんだけど。
200年前からいたオバケなのに、現代の子どもの喋り方で、ちょっと古臭い言い回しの大黒の言ってることがわかんなかったり、牛乳を飲むと白くなるのに、ほかの食べ物を食べても色が変わらないとか。
でも、ターゲットの小学1・2年生はあまりそういうことは考えないかもね。
個人的にはこういう和気あいあい下町人情商店街物語みたいなのは嫌い。(こんな商売でどうやって生活費を稼いでいるのか?不動産持ってるのか?年金も多いような生活じゃないし。生活の基盤にリアリティがない話は子どもに対しても誠意がない。しっかり稼ぐから生活が楽しめるんだってことは子どものうちから分か