ポール・ポルマンのレビュー一覧

Net Positive ネットポジティブ 「与える＞奪う」で地球に貢献する会社

ポール・ポルマン / アンドリュー・ウィンストン / 三木俊哉 / 魚谷雅彦

読み応えがありますが、強い一貫性が発揮されており、多くの内容に共感出来ました。自分自身は出来る範囲で同じようなパーパスを意識してやっていこうと思います。

Net Positive ネットポジティブ 「与える＞奪う」で地球に貢献する会社

ポール・ポルマン / アンドリュー・ウィンストン / 三木俊哉 / 魚谷雅彦

世界の再生へ向けた企業が目指し、行うべき取り組み。
グリーンはダメージを減らし、サステナブル経営がマイナスをゼロにすることだとしたら、ネットポジティブは物事をもっとよくすること。
サステナビリティはなぜ目指すのか、ではなくもはやなぜ目指さないのか、という表現が印象に残る。ユニリーバの経営を例にあらゆる企業のお手本となる事例から学べることは多い。

Net Positive ネットポジティブ 「与える＞奪う」で地球に貢献する会社

ポール・ポルマン / アンドリュー・ウィンストン / 三木俊哉 / 魚谷雅彦

人新世下で企業が果たすべき役割的な本だけど、環境認識としての外部性の話とか、まとまってる。ユニリーバがネットポジティブ実現の為に産業を作るまで投資している話は迫力ある。産業のリーダーが旗振ることでサプライチェーンがついていくから、リーダーの姿勢が大事。

Net Positive ネットポジティブ 「与える＞奪う」で地球に貢献する会社

ポール・ポルマン / アンドリュー・ウィンストン / 三木俊哉 / 魚谷雅彦

人類が地球や生物に与えてきた影響が遂にここまで来たのか、というのが全体を通して感じたこと。物質社会、消費社会に胡坐をかいていた人間が人間だからこそできる力、つまり、地球を再生する科学を生み出し、協業・社会化によって単独では成し得ない効果を生み出すこと。国家や政府のレベルでは柔軟に対応できない企業だからこそ、一貫したパーパスでもってより良い地球、全生物が棲みやすい地球を作っていかなきゃいけないんだなと思った。ユニリーバのような企業が当たり前になっていく世の中になるよう、まずは自分でできること、自分にってパーパスって何？を見つめ直したいと思った。

Net Positive ネットポジティブ 「与える＞奪う」で地球に貢献する会社

ポール・ポルマン / アンドリュー・ウィンストン / 三木俊哉 / 魚谷雅彦

株主/株価のための短期的な視点の経営ではなく、長期的な視点で、サステイナブルな、世界/地球にとってよい経営とは何かを問うている。
ユニリーバという大企業によるネットポジティブ経営の事例を具体的にあげながら、資本主義に限界、成長のものさし(GDP等)の見直しの必要性がある現状にふれ、経営方針・哲学の変換を促すような内容であった。
訳が若干読みづらい印象で、引き込まれるように読める本ではない。