なかの真実のレビュー一覧

  • みどりの がけの ふるい いえ

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    なかの真実さんの絵本ですね。
    なかの真実さんの絵本、デビュー作品です。

     たかい がけの ふるい いえに、
     ねこが すんでいました。
     このとちでは、むかしから
     ふしぎな ことが おこると
     いわれていて………。

     じひびきのような おとと ともに、いえが おおきく ゆれました。

     まどをしめようとしたら、すみっこに
     きらりと ひかる ものが ひとつ
     いろとりどりに かがやく、
     いしのような ものが ありました。

     ねこと、ねこの家の庭に住むにわとりが、巻き込まれる、不思議なお話です。
     なかの真実さんの師匠である舘野鴻さんゆずりの、美しい精密画で描かれている、ユーモアにあふ

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    2024年10月28日
  • みどりの がけの ふるい いえ

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    きれいな海のような色の石を見つめる猫の表情がとてもチャーミング。美しく繊細な絵でつづられたトロルと出会う不思議な物語。美しい青い石はトロルの切ない気持ちで大きくなるのかなあ。ふ〜む

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    2024年10月08日
  • ねことことり

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    たてのひろし(舘野鴻)さんの絵本ですね。
    作は、たてのひろしさん(1968年、神奈川県生まれ)絵本作家、生物画家。幼少より熊田千佳慕さん(精密画家、ファーブル昆虫記の昆虫の精密画を手掛けられています。)に師事。美しい精密画で多くの人々を魅力されています。
    絵は、なかの真実さん(1984年、神奈川県生まれ)イラストレーター。2017年より舘野鴻さんに師事。

     きょうは あたたかくて いいおてんきです。
     ねこは いえじゅうのまどを 
     いっぱいに あけて、
     よくさました こうちゃを のんでいます。

     ねこの しごとは 木のこえだを きれいに たばねる ことです。

     ことりが まどに とま

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    2024年08月18日
  • ねことことり

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    ネタバレ

    絵がキレイです。子ども向けの絵本のレベルを遥かに超えている。ちょっと猫がリアル感が出過ぎているかも。
    はじめに、ねこが「よくさました こうちゃを のんでいます。」ミルクじゃなくて紅茶をたしなむ猫。かなり

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    2024年07月17日
  • ねことことり

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    『ねことことり』
    舘野鴻(たての ひろし)作
     1968年神奈川県生まれ、熊田千佳慕氏に師事。
     師の熊田千佳慕氏は、「ファーブル昆虫記」の
     挿絵を描き続けた画家。日本のプチファーブル。
    なかの真実 絵
     1984年神奈川県生まれ、2017年より舘野鴻氏
     に師事。水彩を使用した細密画、表現するため
     の絵描き道を学ぶ。

    表紙には、思慮深い眼差しで遠くを見つめているような、青い瞳のねこさん。両手にはこぶしの小枝を抱えています。毛の一本一本まで細やかに描かれた、柔らかな印象の細密画が美しいです。熊田千佳慕さんや舘野鴻さんの絵本を思い出しますね。花と緑も細やかなタッチと色彩が美しいです。

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    2024年07月09日
  • ねことことり

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    思わず目を近づけて見てしまう絵。毛の一本一本全てを描いているんじゃないかと思うような、フカフカな猫。いいね。

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    2024年05月04日
  • ねことことり

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    水彩を使用した最密画がとても素晴らしい。
    葉っぱや小枝も細かく動いているかのようで、花の色も自然で温かさを感じる。
    ずっと見ていたいと思うほどの美しさ。

    ねこの仕事は、木の枝を束ねること。
    そこにことりが小枝を分けてもらえないかと…。
    困っているのをみて一日一本持って行っていいよと。
    ねことことりの交流が始まり、お互いに良いところを褒め合いとても仲良くなり、楽しい日々だったけれど約束の7本、ちょうど7日目がきて忙しそうなことりに「またきてね」とは言えなくて…。

    随分と月日はたち、ねこの心はぽっかり大きな穴があいたようで、ことりのことばかり考えていたけれどある日聞き覚えのある懐かしい歌声が聞

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    2024年02月22日
  • ねことことり

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    猫と小鳥の優しい物語。見開きのページはまるで映画のオープニングのよう。そして花々からは本当に香りがしてきそうな細密な絵でした。原画展があれば行ってみたい。

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    2024年02月14日
  • ねことことり

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    ネタバレ

    『つちはんみょう』などの作者・舘野鴻が文を書き、舘野鴻に師事する、なかの真実が絵を描いた絵本。
    立場や住む場所の違う、猫と小鳥の交流を描くファンタジー。両者は住む場所が違うどころか、猫たちが小鳥たちの住む環境を破壊しているらしいことが示唆されたり、ラストに奇跡が起こるかどうかはあえて分からないまま(「それが主題ではない」とでもいったように)物語が終わったり、といった渋さは舘野鴻節を感じさせる。なかの真実の絵も、写実的なだけでなく可愛らしさもあって見ていて楽しい。 

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    2024年01月14日
  • ねことことり

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     『第28回日本絵本賞』受賞の本書(2022年)は、「たてのひろし(舘野鴻)」さんの物語と、その弟子、「なかの真実」さんの絵による師弟コンビの、見事な阿吽の呼吸を感じさせられた作品で、特に、なかのさんの絵の美しさは、ちょっとびっくりしてしまうくらい、驚異的な素晴らしさがあり、その水彩による細密画で確立された世界観は、見開きの扉絵の、匂い立つように様々な緑が織り成す大自然の風景から、既に物語の中へ引き込まれる魅力がある。

     その中でも更に特筆すべきなのが、表紙にも見られる彩り豊かな花たちの絵であり、これだけ多くの形や色が取り混ぜているのに、決してお互いを邪魔せずに、それぞれが凛と佇む、その存在

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    2023年10月10日
  • ねことことり

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    美しい!
    鳥が飛んだところから見下ろす表現、
    花を運んできてくれたところの表現は秀逸
    毛並み一つ一つの描き込みも素晴らしい

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    2023年09月24日
  • ねことことり

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    ネタバレ

    絵にひかれて読みました。細かく、色鮮やかな自然はもちろん、ねこの毛並みやことりの羽、画集をみているようです。ねことことりの会話やふれあいもイラストが伝えてくれます。

    ねこだけど、においがわからない。
    とりにはねこのまわりにあふれるにおいが分かります。
    そんなねこから毎日1本だけ枝をもらって帰ります。幸せな楽しい生活がイラストから溢れています。
    約束の数の最後の小枝を渡すと、ことりが去った後は寂しい生活になりました。
    花瓶の花も枯れています。

    やがて、とりが帰ってきます。
    今度は家族も一緒に。小枝は巣を作るのに必要だったのでした。
    空を飛ぶ鳥達の視点で窓から待つ猫がみえてきます。
    とりはねこ

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    2023年09月08日
  • ねことことり

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    7歳8ヶ月の娘
    4歳8ヶ月の息子に読み聞かせ

    美しい…
    とにかく絵が美しい
    ずっと眺めていたい
    とっても繊細できれい

    おはなしもすき
    ねこのことりに対する
    感情がもう
    いなくなってさみしくなっちゃうのが

    やっぱりその気持ちの変化とかも
    絵がすごく良い表現してる
    と思うの

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    2023年02月02日
  • ねことことり

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    ネタバレ

    ことりとねこが少しずつ親しくなっていく様子もいいし,何より丁寧で細かなところまで描き込まれた絵に引き込まれる.

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    2022年10月10日
  • みどりの がけの ふるい いえ

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    ネタバレ

    謎の石を凝視しているねこの表情がかわいいです。
    大きくなることに疑問を持ちつつもなんだかんだ一緒に過ごすあたりも。

    涙は自分の感情の道しるべであり表現方法の一つ。伝えられたならよかった。めでたしめでたし。

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    2025年12月01日
  • あおいことり

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    森の外れにネコが住んでいました
    いいにおいの花と紅茶が好きでした ことりがひなを育てる家を作るためこぶしの枝を集めていました
    ネコさんにこぶしの枝を分けて欲しと言ったら 毎日、一本づつ 取りに来なさいと
    ことりは来なくなりました
    ある日 ことりはネコの為に雛たちと・・・・
    ネコとことりがお互いに思いやる気持ち 良いですね
    家の猫なら 今か今かと・・・・

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    2025年11月20日
  • みどりの がけの ふるい いえ

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    繊細なタッチの猫と鶏の可愛さ。
    いきなりのダイナミックな展開。
    不思議な生き物が急に大量に登場するがそのことに関する説明は特になく、想像を書きたてさせる。
    色々な感情を呼び起こされてインパクトの強い一冊だった。

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    2024年02月27日
  • みどりの がけの ふるい いえ

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    絵がとても綺麗。
    あるものが綺麗に描かれているだけではなく、ファンタジー要素も描かれているので、絵を見ているだけでも、こんなとこにこんなものがいる!とワクワクする。
    話の中身より、視覚に訴える絵本でした。

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    2024年02月03日
  • みどりの がけの ふるい いえ

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    絵がとてもきれいです。
    みどりがとてもきもちがいいです。
    水や石も美しく描かれています。
    ネタバレになるので詳しくは書けないですが
    お話のなかで、理由や関係性など
    もう少し色々と書かれていても
    よかったんじゃないかな?
    と思いました。

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    2023年12月21日
  • みどりの がけの ふるい いえ

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    高い崖の古い家に住む猫。色とりどりに輝く石を見つけて手に取り眺めるシーンは、何度見てもつられて目が寄ってしまう。見つけた石がどんどん大きくなり、崖だと思っていたものの正体が実は、、、ファンタジーな細密画を楽しめる絵本です。

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    2023年12月04日