須田綱鑑のレビュー一覧
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ネタバレこの『あと365日の晩餐』は、良い食漫画だ、と断言します。
『週末!やらかし飯』(小村あゆみ)に続いて、また、読んでいてお腹が空いて来る良作に出逢え、一漫画読みとしては実に嬉しいです。
基本的に、私は系統に関係なく、美味しくて、満腹になれば良いって感じではあるんですけど、何が一番、好きなのか、と聞かれると、やはり、中華料理なのですよね。和食、洋食も、もちろん、好きなんですけど、中華系の味が舌に合うと言うのか、食べた時の幸福感が、ちょっとだけ高い気がします。
そんな中華系って事で、書店で、この『あと365日の晩餐』を、特に迷うことなく購入したんですが、予想よりも面白かったのは、嬉しい誤算でした。 -
Posted by ブクログ
冥王ハーデスとの死闘の末、アテナの聖闘士が不在となった地上。そこに降りかかる災禍を防ぐために立ち上がったのは、かつて聖闘士と闘いを繰り広げた海将軍たち。
「海皇再起」のサブタイトルはこういう意味なのね。
今回の戦いの敵は、義憤と神罰の女神ネメシスと、彼女に仕える英魂士(スピリット)たち。ハーデスやポセイドンを撃破したことを、神に敵対する行為と捉えて神罰を降るということらしいです、ネメシスの言い分は。
神の立場でものを言っているのが、理不尽で非常に良い。無意識に人間を対等に扱わないという差別を隠そうともせず、その上で慈悲深いいいそうなのが、非常に神々の嫌な部分が出てますね。こうでないと。
小宇 -