林吉永のレビュー一覧

  • 非戦の安全保障論 ウクライナ戦争以後の日本の戦略

    Posted by ブクログ

    ウクライナの戦争を契機に大軍拡が企図される我が国だがまさしく火事場泥棒的やり方だ。国家は国民の命を守らないということがはっきりわかる。
    自衛隊に関わった人たちの専門家としての叡智に教えられた。アメリカの意のままにしか進められない安全保障はまことに危険だ。ジェノサイド条約にさえ加盟していない後進国は早急にまともな法整備に取り組まなければならないではないか。
    岸田政権には柳澤さんたちの提言を理解するちからが無いのだろうな。敵基地攻撃など子どもの発想だ。

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    2023年10月07日
  • 非戦の安全保障論 ウクライナ戦争以後の日本の戦略

    Posted by ブクログ

    そこまで言うほど国際秩序に関しては危機感を抱いていないというか、だってロシアに引き続いて主権国家に軍事侵攻した主権国家は出てないよね?っていう。アメリカのイラク侵攻と変わらんではと。だからそんなに皆さんが今までの自分の研究を卑下することはないよと。
    自由と民主主義側と専制側みたいな分け方が失敗ということや安保理の解体的な変革が必要なのは同感。日本の「法の空白」としての上官責任でなく個人の責任しか問わないことや国外犯規定は憲法云々の前にすぐ取り組むべき重要な指摘だと思う。緩衝国家同士のコアリションも魅力的な話。

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    2024年03月03日
  • 非戦の安全保障論 ウクライナ戦争以後の日本の戦略

    Posted by ブクログ

    対談形式の緩い本だが、各識者の主張が特に一致しているわけではないというのもあって、色々な意見が読めて勉強になった。

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    2022年12月05日
  • 戦争はどうすれば終わるか? ウクライナ、ガザと非戦の安全保障論

    Posted by ブクログ

     「ウクライナ戦争をどう終わらせるか?」というテーマで専門家がそれぞれエッセイを寄稿、討論した記録。「自衛隊を生かす会」事務局による「はじめに」は2023年11月の日付となっているが、10月7日以降のイスラエルのジェノサイドも急遽話題に取り入れられている。

     全体的なトーンが「日本人は戦争のリアルを知らない」という問題意識に貫かれていて、それは確かにそうなのだけれど――林吉永が強調するように、自衛隊が想定する「専守防衛」とは「本土決戦」に他ならず、伊勢崎賢治が主張するように、現在も日本は朝鮮戦争が作った軍事的な枠組みの中にある――、柳澤以外の「専門家」の軍事主義的な発想が気になってしまった。

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    2024年05月29日
  • 戦争はどうすれば終わるか? ウクライナ、ガザと非戦の安全保障論

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    2023.9、考え方も異なり展望を持っている訳ではないが、ウクライナ戦争を何とかして終わらせなければならないという意思を持つ4名が議論し、何かを提示していこうとした試み。双方止める気がないので外からの介入しかないのでは。

    終わりや出口が見えているわけではないことがわかりました。

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    2024年04月20日
  • 非戦の安全保障論 ウクライナ戦争以後の日本の戦略

    Posted by ブクログ

    アフガニスタンのタリバンにNATO20万、アフガン軍30万+同数武装警察でも敗戦
    北朝鮮2500万人を平定するには50~70万人の兵力が必要
    ウクライナ4000万人には80万人以上の兵力  徴兵ではロシア国民の反対
     クリミアと東部2州でウクライナを内陸国化を目的
     ソ連時代の移住政策でロシア人が居住 ユーゴスラビアのセルビア人と同じ

    新しい国際秩序
    国連は大国のシステム
    民主主義と専制主義という対立軸ではない解決
     ロシアの非友好国47=世界のGPDの70% と 中国15% の対決 ロシアは2%
     二項対立を正当化する欧米のイデオロギー

     緩衝最前線非武装化 や 緩衝国同士の連合
      ア

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    2022年11月10日