高尾泰朗のレビュー一覧
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購入済み
内側も分かり、大満足です
トップの発言や従業員へのインタビュー等、売上・利益以外の事が多々あり、これからも同社を(日本航空も)応援したくなります。
1000日という区切りも良かったです。損益分岐点が下がり、黒字化の道筋も見えてきた頃ですので。
新事業も数々あり、前向きな気持ちで読了できました。 -
Posted by ブクログ
ANAが、武漢肺炎パンデミックによる旅客激減という壊滅的な危機を、どのように乗り切ったかをつづった、ノンフィクション。
ANAは日本航空と違い、純民間航空会社として起こったその出自から、自主自律の精神が企業文化として根付いている。それが遺憾なく発揮されたのがのが、武漢肺炎が巻き起こった2019年から2022年の3年間だろう。
JALの敵失とインバウンド需要で我が家の春を謳歌していたANAは、武漢肺炎パンデミックで壊滅的な打撃を食らう。国内外の旅行客がゼロになったからだ。その中で、政府の支援を良しとせず、人員の大量解雇といったこともせず、どのように生き延びたか?
いかに現実を見つめ、仕事 -
Posted by ブクログ
企業研究 ★★★★★
コロナ ★★★★☆
ビジネス ★★★★☆
中国・武漢からコロナの足が忍び寄ってきたときの現場の緊張感が感じられた。度重なる外出制限、水際対策の発令等、コロナ禍の各フェーズで役員たちがどのような選択をとってきたかが綴られていた。
比較対象としてJALが挙げられていた。両者ともに空飛ぶタクシーの実用化や、宇宙開発、地方でのドローン活用など、旅客・貨物輸送以外の分野にも力を入れていることが分かった。FSCとZIP AIRやエアアジアなどのLCCが互いにシナジーを生み出しているということで、それぞれがどう集客し路線を広げていくか今後の動向を見守りたい。 -
Posted by ブクログ
情報量が圧倒的に少なく非常に残念な本。新聞を追っていればわかりそうな内容がかなり多い。
良い点はANAHDに属する子会社の役割と利益構造がわかる。
肝心の知りたいところが仔細に書かれていない。『井手たちの懸命の努力により、』←そこを知りたいんだが、、、具体的な行動、選択肢、想いは何よ?
ANAHDで闘った人の誰かに書いて欲しかった。当事者の苦悩や葛藤がまるでない。あわせて記者の文章もかなり読みにくい。章立てや、名前だけ無駄に登場したり、情報整理能力がおわってる。
わたし自身がANA大好き勢だが、この本はそこを加味しても応援できない。内容がいまいちな理由は著者がまだ若いからかもしれない。