ANA 苦闘の1000日

ANA 苦闘の1000日

1,980円 (税込)

9pt

3.8

2020年春。空港では見たことのない景色が広がっていた。
乗客が行き交う姿も、搭乗手続きに並ぶ人たちの列もなかった。
コロナで乗客が9割以上も減ってしまった「青い翼」ことANAが生き残りをかけた1000日の全記録。

新型コロナウイルスによる未曽有のパンデミックは、航空会社の経営を大きく揺るがした。中でも、インバウンド需要の拡大と歩調を合わせるように人や機材を増やして事業規模を拡大してきたANAホールディングス(HD)への影響は大きかった。
経済誌『日経ビジネス』の記者としてANAHDを長期的に取材してきた筆者が羽田空港や成田空港、本社のある東京・汐留などで見たのは、経営陣から現場の社員までが、初めての経験に戸惑い、どうすべきか思い悩み、難局に立ち向かおうとする姿だった。それは、普段のANAがイメージさせるスマートさとはずいぶん違っていた。
ANAHDはどのように難局を切り抜け、光を見いだしつつあるのか。あのとき、経営者や社員たちは何を思い、何をしたのか。そして今、どんな課題に直面しているのか。企業が危機に陥ったときにどう動くべきかのヒントが詰まった"苦闘の1000日"の全記録。変化の時代に奮闘するあらゆるビジネスパーソンの道しるべになる1冊。

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ANA 苦闘の1000日 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    購入済み

    内側も分かり、大満足です

    2023年01月03日

    トップの発言や従業員へのインタビュー等、売上・利益以外の事が多々あり、これからも同社を(日本航空も)応援したくなります。
    1000日という区切りも良かったです。損益分岐点が下がり、黒字化の道筋も見えてきた頃ですので。
    新事業も数々あり、前向きな気持ちで読了できました。

    #深い #タメになる

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    Posted by ブクログ 2024年03月23日

    ANAが、武漢肺炎パンデミックによる旅客激減という壊滅的な危機を、どのように乗り切ったかをつづった、ノンフィクション。

    ANAは日本航空と違い、純民間航空会社として起こったその出自から、自主自律の精神が企業文化として根付いている。それが遺憾なく発揮されたのがのが、武漢肺炎が巻き起こった2019年か...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年03月16日

    コロナによる外出制限、旅行業界の不安はいかほどだったか。できることを模索しながら前に進む、危機的な状況にあってもさすがだと思う企業。コロナ明けで人々の生活が変わった今からどう変わっていくのか楽しみです。

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    Posted by ブクログ 2023年06月26日

    企業研究 ★★★★★
    コロナ  ★★★★☆
    ビジネス ★★★★☆

    中国・武漢からコロナの足が忍び寄ってきたときの現場の緊張感が感じられた。度重なる外出制限、水際対策の発令等、コロナ禍の各フェーズで役員たちがどのような選択をとってきたかが綴られていた。
    比較対象としてJALが挙げられていた。両者とも...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年06月08日

    ANAは止まらず色んな改革をしていてすごいなと思いました。
    飛行機で移動するというのはなかなか候補に上がらなかったのですが興味が湧きました。

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    Posted by ブクログ 2023年03月08日

    コロナ禍において経営の大打撃を受けたANA。旅行業界はどこも大変だっただろう。ANAも様々な手をうちなんとか乗り切った。もともと半官半民だったJALとは経営体質にしろ、社内の風など全く異なる。私も昔からANAの方が好きです。これからも企業努力そして、航空業界の変革はまだまだ続くことでしょう。一番の課...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年04月16日

    情報量が圧倒的に少なく非常に残念な本。新聞を追っていればわかりそうな内容がかなり多い。

    良い点はANAHDに属する子会社の役割と利益構造がわかる。

    肝心の知りたいところが仔細に書かれていない。『井手たちの懸命の努力により、』←そこを知りたいんだが、、、具体的な行動、選択肢、想いは何よ?

    ANA...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年03月29日

    「勝つのは強い者ではなく、変化できる者」ダーウィンの言葉のようですがとても印象に残りました。
    この言葉を体現するように生き残りをかけ、痛みを伴う改革と可能な限りのチャレンジとをされてきたのだと思います。
    去られた方も少なくないはずです。
    ただ多くの社員の方は明るい未来を信じ会社の決定を受け入れてきた...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年01月14日

    成功例だけで物足りなかったな。多分涙しながらで退社した人もいたでしょうに。もう少し泥臭い話を期待してました。

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