ヒオカのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
著者の貧困な人生を赤裸々に綴ったエッセイ。
お金があることで衣食住が成り立つ、それによって精神的余裕が生まれ生きる理由に繋がる。普段気づかなかったが、生活できる地盤が築かれることで豊かになるとわかった。生まれた環境によって今後の人生がプラスに働くのかはたまたマイナスを背負って生きていかなければならないのか、人によって事情は様々であると理解した。
また貧困者にも種類わけがあり、働いていなくても生活保護を受けられる人もいれば働いていて収入があるから生活保護を受けられずずっと貧しいままの人もいると知った。あまりメディアでは見た事のないタイプの人生の送り方で次々にページをめくっていった。 -
Posted by ブクログ
普段意識することすらできない世界のことを教えてもらえるという点で、自分の境遇について赤裸々に発信してくれる人がいるのは、ありがたいことだと思った。この著者は貧困を含む自身の家庭環境をテーマに自分の経験を語ってくれている。こうした人の発信に触れることで、無意識に他人に何かを強要したり、必要以上に期待してしまうことのないように自戒としていきたいと感じた。
(ただ、これだけの文章力を手に入れるには、奨学金然りある程度の教育費がまず必要だよなぁ。それすら手に入れられず自分の境遇を表現できない人たちにはどういう救済が考えられるのか…。税金の使い道とか社会のあり方とか、考えさせられることの多い本でした。) -
Posted by ブクログ
メディアは極端な特殊例を好んで取り上げたがる。でも本来は、"半端に壮絶"な人だって、いや、誰だって、声をあげてもいい。そういう事例に、私自身がなればいいな、なんて思っています。
ー本書あとがきより
著者は雪国の田舎の低所得世帯の団地で育ち、子どもの頃から中学、高校、大学、社会人になっても、貧困ゆえの世間の「普通」から外れている、自分の居場所はどこにもいないと感じながら生きている。
貧困世帯のリアルな声を、本書を通して伝えてくれる。私は幸い金銭的には超余裕があるわけではないけれど、健康(ではないけど)で文化的な最低限度の生活を送れている。
奨学金の返済を続けている友人も知っ -
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Posted by ブクログ
貧困家庭出身の著者のこれまでの人生エッセイ。
努力してもどうにもできないことって、こんなにもあるのか⋯と思いました。
と同時に、いろいろなヒト・モノ・コトを見聞きしているつもりでも、自分、めちゃめちゃ生存者バイアスあるな⋯と思い知らされました。
貧困の問題では特によく聞かれる自己責任論。
この本を読むと、どうにもならない貧困に置かれてしまっている人の背景を知り、救済をすることが必要と思います。
が、ここで難しいのが、そういった善意を利用しようとする人が少なからずいるということ。
そういう存在を摘み取りながらの救済⋯気が遠くなりそうです。