ヒオカのレビュー一覧

  • 死にそうだけど生きてます

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    人間の底力を見た気がした。簡単に辞めたり諦めたりできるのは自分の環境の基盤が整っているからだということを実感した。後ろ向きな気持ちでいても現実は変わらない。だったらがむしゃらに突き進んでみよう、と思える作品だった。

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    2025年06月25日
  • 人生は生い立ちが8割 見えない貧困は連鎖する

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    考えさせられるテーマでした。
    物価高騰でもあるので、見えない貧困がもっと広がっていくような危機感を覚えました。

    貧困への解像度が少しずつでも上げていこうと思います。

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    2025年02月19日
  • 死にそうだけど生きてます

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    ご自身の生い立ちや大人になってからの出来事を淡々と語っていらっしゃいます。100%の理解はできなくても、ほんの少しだけ想像力を伸ばしてみることで、世の中は優しくなれるかもしれない、という問いかけが心に刺さります。

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    2023年04月01日
  • 死にそうだけど生きてます

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    以前から彼女の名前は聞いていて、Twitterはフォローしていました。柚木麻子さんがこの本を推していたから、ブックファーストで購入しました。買ってよかった本の一つです。

    「ないものにされる痛み」という言葉をヒオカさんはよく使われます。胸を刺す言葉であり、これに刺された痛みは、これから何度でも思い出したいです。私はどちらかというと特権を持っている側だから、そのことを自覚し、全てが理解できることはないのだけど、できる限り理解したいし、自分が無知であることは常に肝に銘じていたいといつも思います。

    想像力と思いやり。

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    2023年01月25日
  • 死にそうだけど生きてます

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    中島義道(『差別感情の哲学』、『哲学の教科書』)を読んでいる感覚。
    猛烈に反省させられるが、同時に社会に対して何ができるだろうかと次のアクションまで考えさせられる。
    同世代のヒオカさん。同世代の人間として連帯できるよう、自分も武器を手に入れたい。

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    2022年09月04日
  • 人生は生い立ちが8割 見えない貧困は連鎖する

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    筆者のライター歴の始まりからは当事者側から見る貧困の問題が浮かび上がるが、本著はそれに比べると一般論的である。政策などの議論では実現性の如何が問われるものもあるが、ふと手に取る新書としての中身と考えると硬軟ほどよい。花束みたいな恋をしたにおける金銭的事情の件は初めて見る考察だった。

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    2025年04月13日
  • 死にそうだけど生きてます

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    新刊で買って早三年。
    積読状態だったけれどやっと読めました。

    虚弱体質と働かない(働けない?)父と見切りをつけられない母という貧困家庭のダブルパンチ。
    そんな中でなかなか上には這い上がれないですよね。唇を海面にあげるだけで精一杯なのに。

    言葉が端的でわかりやすかったです。

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    2025年03月21日
  • 死ねない理由

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    普段意識することすらできない世界のことを教えてもらえるという点で、自分の境遇について赤裸々に発信してくれる人がいるのは、ありがたいことだと思った。この著者は貧困を含む自身の家庭環境をテーマに自分の経験を語ってくれている。こうした人の発信に触れることで、無意識に他人に何かを強要したり、必要以上に期待してしまうことのないように自戒としていきたいと感じた。
    (ただ、これだけの文章力を手に入れるには、奨学金然りある程度の教育費がまず必要だよなぁ。それすら手に入れられず自分の境遇を表現できない人たちにはどういう救済が考えられるのか…。税金の使い道とか社会のあり方とか、考えさせられることの多い本でした。)

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    2025年02月03日
  • 死にそうだけど生きてます

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    ネタバレ

    「貧困」は今まで教科書やニュースでたまに目にするくらいで、具体的な実態がここまで悲惨なものだとは思わなかった。
    綺麗なランドセルや服を身にまとえること、友達を家に招いてお菓子を食べたりゲームをしたりできること、DV がないこと。
    これらがいかに幸せで恵まれていることなのか思い知らされた。
    参考書を買ってもらえず、習い事 もさせてもらえず、暑さや 寒さと戦いながら独学で大学へ進んだ著者の努力や苦労は計り知れない。
    貧困の実態を考えるきっかけになった。

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    2024年12月30日
  • 死にそうだけど生きてます

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    子どもの時は貧困で助けてもらえても、大人になると自助努力が足りないと言われる

    確かにその通りだと思った。

    貧困問題をどう考えるか…新しい視点だった。

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    2024年08月26日
  • 死にそうだけど生きてます

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    日本の貧困をメディアで取り沙汰されることはあっても、どこかそれは自分にとっては遠い国の話で、周りにもいなかった。もしかしたら、いたけど気づけなかったのかもしれない。
    まさにそんな人たちの現状を想像することすらできない状態の自分にとって、本書はその一面を知る良い機会になったように思う。世の中には知らないと損をすることって溢れてて、福祉の手が十分には行き届かない。現状を知ることができる、という点だけでも他の人たちにおすすめしたい一冊になった。

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    2023年12月20日
  • 死にそうだけど生きてます

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    メディアは極端な特殊例を好んで取り上げたがる。でも本来は、"半端に壮絶"な人だって、いや、誰だって、声をあげてもいい。そういう事例に、私自身がなればいいな、なんて思っています。
    ー本書あとがきより

    著者は雪国の田舎の低所得世帯の団地で育ち、子どもの頃から中学、高校、大学、社会人になっても、貧困ゆえの世間の「普通」から外れている、自分の居場所はどこにもいないと感じながら生きている。
    貧困世帯のリアルな声を、本書を通して伝えてくれる。私は幸い金銭的には超余裕があるわけではないけれど、健康(ではないけど)で文化的な最低限度の生活を送れている。
    奨学金の返済を続けている友人も知っ

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    2023年11月08日
  • 死にそうだけど生きてます

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    貧困家庭出身の著者のこれまでの人生エッセイ。
    努力してもどうにもできないことって、こんなにもあるのか⋯と思いました。
    と同時に、いろいろなヒト・モノ・コトを見聞きしているつもりでも、自分、めちゃめちゃ生存者バイアスあるな⋯と思い知らされました。

    貧困の問題では特によく聞かれる自己責任論。
    この本を読むと、どうにもならない貧困に置かれてしまっている人の背景を知り、救済をすることが必要と思います。
    が、ここで難しいのが、そういった善意を利用しようとする人が少なからずいるということ。
    そういう存在を摘み取りながらの救済⋯気が遠くなりそうです。

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    2025年11月20日
  • 人生は生い立ちが8割 見えない貧困は連鎖する

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    死にそうだけど生きてます、の内容と被るところもあったが、見えない格差、非認知能力について可視化された印象。自己肯定感、忍耐力などが育たない、それが例えば仕事が続かず貧困、のように連鎖する考えはなかった。学びのある本だった。

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    2025年06月10日
  • 人生は生い立ちが8割 見えない貧困は連鎖する

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    2025.04.27
    テーマは良いのになぜこんなに腹落ちしないのかというのが結論です。
    生活保護、ホームレスに仕事として携わってきた身からすると、貧困とその経験を自分が「限られた立場」で経験したのみにもかかわらず、日本社会の森羅万象を切って捨てる立場の偏りというか、なんというか、違和感ある。

    私自身、自分の生育歴と仕事で実体験してきた貧困、虐待などあらゆる福祉について考えさせられる毎日を送ってきたので、筆者と対談相手の先生のいずれも上滑りしていて私にはピンとこない。

    読み取る力が無くて申し訳ないというか、私にもわかるように書いてほしかったというか、なんとも評価にも表現にも困惑ばかりの一冊。

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    2025年04月27日
  • 死ねない理由

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    ネタバレ

    2024/06/02予約 5
    ネット版婦人公論連載「貧しても鈍さない 貧しても利する」を単行本化してあるのかな。
    日々の生活でいっぱいいっぱいの人は、得するための情報をキャッチにいけない
    貧困、仕事休めない、病院行けない、行っても医療費が高くてまた貧困のループ
    同感!
    一見、平等に思える制度の中でも、人によりスタート地点から差がついている
    なるほどな、と感じた。
    わかりにくく、見えにくくされている問題を上手く可視化する読みやすい文章は、素晴らしいと思う。

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    2024年09月03日
  • 死にそうだけど生きてます

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    ネタバレ

    2023/10/21予約 16

    貧困は連鎖すると知ってはいたが、学歴が連鎖することにより生涯賃金が異なる、だと思っていた。そうではなく、生きていくためのライフハックというか情報を収集して考えたり、お金の使い方や資産形成を親がしているのを見て、なんとなく身に付くものまでもが備わっていないために、うまく生きていけない、とのこと。
    学校で学ばない金銭リテラシーが欠けている。
    お金がないと(コロナの)感染リスクがあっても経済的損失が怖いので、出勤しないという選択肢を持つことができない、とも。
    筆者は自分で書いているように学力はあり大学を卒業でき、文才もあったため、類稀な自分の経験を外に知らしめること

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    2024年06月03日
  • 死にそうだけど生きてます

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    貧困、ひとつひとつ挙げていくと、なんと辛いことか。
    決して裕福ではなかった。いろんな我慢や理不尽を感じつつも普通に大人になった。
    そんなレベルではない貧困家庭で育ち、その負のスパイラルから抜け出せないヒオカ。生きる力、学ぶ意欲はすごい。
    裕福なことは罪ではないし、貧困が悪でもない。最低限の健康で文化的な生活を全ての人ができるようまずは知ること。

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    2023年12月13日
  • 死にそうだけど生きてます

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    知っているようで知らないし、
    元々備わった環境で過ごしている人は気が付けない。

    貧困家庭で育ったヒオカさんが、見えない部分を可視化してくれた本。
    住まいとか本当に壮絶だけど、なぜそんなところに住まなければいけないのか、周りは気が付かないんだよね。
    救いを求められる世の中になればいいと思うし、住まいや健康が保障される世の中にならなければいけないと思う。

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    2023年11月04日
  • 死にそうだけど生きてます

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    勉強になった
    知ったつもりになっていて知らないこと
    貧困層の割合
    共感できなくても理解しようとすることが大事的なことが書いてる

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    2023年09月29日