読売新聞社会部「あれから」取材班のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
読売新聞の連載企画を新書にまとめたもの。それぞれ興味深い話だが、新聞の連載企画記事ということもあり、各10ページほどの記載で取材も浅く、物足りなさが残った。本書で取り上げられていた警視庁初の科学捜査官の話はご本人の書かれた「警視庁科学捜査官」を読んでいたが、そこで感じた感銘は本書では伝わってこなかった。プロジェクトX的な話もあるが、映像の迫力には勝てない。新聞という媒体の中途半端さを感じてしまう本だった。
【目次】
はじめに
1 「ぷよぷよ」生んだ会社がはじけ、消えたワケ
2 山一元No.1営業マン、再就職先では「最低なサラリーマン」に
3 文民警官がまいた種――息子はカンボジアに殉じた
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Posted by ブクログ
紙面を賑わせた22人のそれからに迫った一冊。一時話題になった人の人生もそれぞれ続いていく。読んでいくうちにぐっときます。
山で13日間死線をさまよった30歳は、嫌なことも嬉しいことも生きているからだと実感している。普通の幸せを今かみしめている。
松井を5敬遠し罵声を浴びた17歳は、2回松井と対談する機会があった。松井は『甲子園で全て敬遠なんて、後にも先にもないこと。5敬遠されるのもうなづけるバッターだと言ってもらえる選手にならなければというのが、自分の頑張るエネルギーになった』と振り返った。お互いがあの出来事を人生の中でプラスにできた。つまり、どちらも勝者だ。