【感想・ネタバレ】「まさか」の人生(新潮新書)のレビュー

あらすじ

大人気ゲーム「ぷよぷよ」を失ったプログラマー、野茂をメジャーに流出させた300勝投手、箱根往路のゴール目前で倒れた大学生、石器発掘の〈神の手〉に騙された研究者――。人生には「まさか」がついて回るが、ニュースになるほどの不運や失敗に見舞われた人々は、その渦中にあって何を思い、その後も続く長い人生をどう生き抜いてきたのか。知られざる軌跡と人間ドラマを描く人気連載、待望の新書化。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

前作「人生はそれでも続く」を読んでからのこちら。
いい意味でも悪い意味でも、一躍時の人となった人々とその後の人生。
普通に生きているだけなのに、何故自分が?というような色んな話が盛りだくさん。
ニュースになるのも、人の噂も七十五日。
そういえばそんなこともあったなぁ…とか
世代によりけりで、全く知らないニュースもあったり。
また続編が出たら是非読みたい。

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2025年09月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

2025/8/20-31 ある面で、下世話とも思えなくはないが、どの記事も興味深く読めた。生きていると大なり小なり「まさか」ということはやっぱりあるわけで、あとがきにもあるように、その渦中にある人、直面した人はその後も人生が続いていく。何ててことのない市井の人の人生史を知るのが楽しい。良いとか悪いとか評価するのではなく、それぞれの生き方があることを改めて教えてくれる本だと思う。想像するだに苦しかったであろうとか、夢のようであっただろうとか思いを巡らせた。読書メーターで知った本だが、既刊の前書も読んでみたい。また、この本の中で出てきた人が経験をまとめて出されている本も何冊か紹介されているので読んでみたい。

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2025年08月31日

Posted by ブクログ

2025/05/29予約12
新聞購読契約をやめてから日々のニュースではない記事を目にすることがなくなり書籍で出版してもらえるのはありがたいです。ネット記事はあふれているけどやはり新聞記者の記事は信頼できる。事件事故の後、世間から忘れられても当事者の人生は続く。その後を知らなくても生きていけるが知っていることは多いほうが考え方も豊かになると信じている。フェイクを見分ける自信がないので今後もこのような企画は続けてほしいです。
印象に残ったのはジャストシステムの一太郎。その当時、そんなにすごい事だったのか。先を見る目のある人のおかげで今がある。

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2025年07月07日

Posted by ブクログ

平凡でありふれた人生を生きてきた人間に起きた「まさか」のできごと。解雇された会社を訴えたら、日本初のセクハラ訴訟の原告となった女性。中国で突然、拘束され6年間の収監された男性。いきなり懸賞だけの生活をテレビ中継されたお笑い芸人。大人気ゲーム「ぷよぷよ」を生み出したプログラマー。箱根駅伝で倒れ、チームを失格させてしまった大学生。

彼らは予期せず、世間の注目を集めたが、それは人生のほんの一瞬。彼らにとって、世間から注目を集め、切り取られた一瞬だけが人生ではないし、人生はその後も続いていく。そんな「続き」の先に何があるのか。

本書はそれぞれの人生を丁寧にたどり、忘れられない過去への向き合い方と人生の長さを教えてくれる。

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2025年10月21日

Posted by ブクログ

いわゆる「あの人は今」的なドキュメントが綴られている本。
世間を賑わせたニュースの当事者の背景を深掘りし、その後を追っている。
人は様々な「まさか」に遭遇するが、それをどう捉えてそれからの人生を生かすかが、大事であると感じた。

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2025年08月02日

Posted by ブクログ

読売新聞の連載企画を新書にまとめたもの。それぞれ興味深い話だが、新聞の連載企画記事ということもあり、各10ページほどの記載で取材も浅く、物足りなさが残った。本書で取り上げられていた警視庁初の科学捜査官の話はご本人の書かれた「警視庁科学捜査官」を読んでいたが、そこで感じた感銘は本書では伝わってこなかった。プロジェクトX的な話もあるが、映像の迫力には勝てない。新聞という媒体の中途半端さを感じてしまう本だった。

【目次】
はじめに
1 「ぷよぷよ」生んだ会社がはじけ、消えたワケ
2 山一元No.1営業マン、再就職先では「最低なサラリーマン」に
3 文民警官がまいた種――息子はカンボジアに殉じた
4 「野茂をメジャーに流出させた」300勝投手、名監督にあらず
5 技術は負けていなかった 「一太郎」vsマイクロソフト「ワード」
6 分離手術を受けたドクさんは、ベトさんを失った
7 日本初の生体肝移植、執刀医の「決断」
8 裏切られた名監督 関東学院大学ラグビー部の綻び
9 「あの日」「あの日々」を越えて 三陸鉄道はまだやれる
10 中国で突然拘束、2279日間の苦難
11 初の「セクハラ訴訟」原告A子が実名を名乗った日
12 「お前はグルか、バカか」〈神の手〉にだまされた研究者の20年
13 女子よ見てくれ!「ウォーターボーイズ」部員たちの進路
14 銀座に上陸したマクドナルド1号店、お客が来ない日々
15 「甲山事件」逮捕された「悦っちゃん先生」の50年
16 運営ミスで失格 目前で「五輪内定」を逃した競歩エース
17 「地下鉄サリン事件」が出発点、警視庁初の科学捜査官
18 箱根駅伝、途切れたタスキ 再び「山登り」に挑んだ順大3年生
19 「懸賞生活」乗り越え 喜劇俳優の「自分だからこそできること」
20 挑戦者2万人「アメリカ横断ウルトラクイズ」優勝者の覚悟
おわりに
記者略歴

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2025年08月25日

Posted by ブクログ

時代の寵児となった人が、現在の自分の視点で語った本。
日経新聞の私の履歴書や日経ビジネスの敗戦の将と似た切り口だなと思った。
地下鉄サリン事件や山一証券カンボジアにPKOで派遣された文民警官など連日トップニュースで報じられたものから、箱根駅伝や野本投手メジャー挑戦の話などスポーツの話も結構あった

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2025年07月23日

Posted by ブクログ

生きていく限り、避けては通れない
宿命みたいなものに
抗うか
向き合っていくかで
価値感が変わってくるのか

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2025年06月03日

Posted by ブクログ

前作に続いておもしろい。さまざまな人間模様が勉強になる。ただ、2回読むことはないだろうから、書籍にする必要はない。

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2025年05月31日

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