【感想・ネタバレ】「まさか」の人生(新潮新書)のレビュー

あらすじ

大人気ゲーム「ぷよぷよ」を失ったプログラマー、野茂をメジャーに流出させた300勝投手、箱根往路のゴール目前で倒れた大学生、石器発掘の〈神の手〉に騙された研究者――。人生には「まさか」がついて回るが、ニュースになるほどの不運や失敗に見舞われた人々は、その渦中にあって何を思い、その後も続く長い人生をどう生き抜いてきたのか。知られざる軌跡と人間ドラマを描く人気連載、待望の新書化。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

2025/8/20-31 ある面で、下世話とも思えなくはないが、どの記事も興味深く読めた。生きていると大なり小なり「まさか」ということはやっぱりあるわけで、あとがきにもあるように、その渦中にある人、直面した人はその後も人生が続いていく。何ててことのない市井の人の人生史を知るのが楽しい。良いとか悪いとか評価するのではなく、それぞれの生き方があることを改めて教えてくれる本だと思う。想像するだに苦しかったであろうとか、夢のようであっただろうとか思いを巡らせた。読書メーターで知った本だが、既刊の前書も読んでみたい。また、この本の中で出てきた人が経験をまとめて出されている本も何冊か紹介されているので読んでみたい。

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2025年08月31日

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