伊藤絵里子のレビュー一覧
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目次見た時、4分の3が揚げ物!(カロリー!w)って思ったけど、近所にこのパン屋があったら通ってるw 全種類制覇してるかもしれないw ぎっしりアンパンは正義。
当たり前でふつうのパンは、日常的に寄り添ってくれるパンだと思う
主役は地域の商店街にあるパン屋の3代目。自分のパン作りの方向性やライバル店に悩まされたりしながらも、このパン屋に通って縁を結んだり結び直したりする登場人物たちに支えられたり、ヒントや元気ややる気をもらったりして、自分が作りたいパンを見つけていく。そのパンに込めた思いが、おじいさんが大切にしてた思いと同じだったかもしれない、というのが、なんかうれしい
台詞の端々からエールを -
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祖父の代から営むベーカリー・コテン。
昭和のパン屋さんをそのまま残したようなお店とこれまた懐かしさと暖かみのあるパンたちに魅了された人たちのそれぞれの人生の行く先と人との縁を連続短編集という形で綴られています。
人生は決して良い事ばかりではない。寧ろ上手くいかないことの方が多いわけで、そんな時に周りにいた人たちに教えられたり、そっと寄り添ってもらえたら、どんなにか救われた気持ちになるでしょうか。
焼きたてのパンの香ばしい香りやフワッとした食感に小さな幸せや癒しを感じながら、前を向いて生きていく姿に元気をもらえたような、じんわりと心が暖まるお話でした。 -
Posted by ブクログ
駒込うらら商店街にある「ベーカリー・コテン」は、家族経営でつないできた昔ながらのパン屋さん。
結婚や就職など、人生の節目にとまどう人たちが「コテン」を訪れ、パンを通じて三代目の店主音羽和久と、常連客となった人たちとの縁が深まっていく。
和久が店を継ぐこと、自分のパンを見出すことに迷いながら、前に向かって進んでいく物語。
創業者である和久のじいちゃんの残した言葉が、とても素敵でした。
ノーと言えないのは、弱さじゃなくて強さだ。
断ることは、可能性を断ち切ることになる。だなんて、断るのが苦手な私にとって、とても嬉しく励みになる言葉です。
巻末に載せられていた短編「もうひとつの縁結びカツサンド」