クリスハドフィールドのレビュー一覧

  • アポロ18号の殺人 上

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    実際のアポロ計画は17号まで。本作の架空の18号のミッションは軍事目的。殺人事件と絡んでしまう上に軌道上の衛星と偶発的に戦闘状態となってしまう。もちろん相手はソ連。厳しい冷戦の中、実世界ではソユーズと米国宇宙船のドッキングを行うまでの間にこの架空の18号を挟む。著者はカナダ人発の宇宙飛行士ということで、宇宙飛行士にしかわからない体験の描写が超リアル。SF のようなミステリのような中途半端な感じのタイトルだったのであまり期待してなかったけど、なかなか面白いではないか!アルテミス計画も発表されてまた宇宙計画も盛り上がりを見せてきている(?)なかタイムリーな作品。ドキドキしながら下巻へ。

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    2023年07月18日
  • アポロ18号の殺人 下

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    著者が本物のパイロットで宇宙飛行士。しかもアメリカとロシア両方から宇宙へ行った方!アポロ18号打ち上げという歴史改編もので、ミステリやスリラーというより、アポロミッションのシーケンス小説(それも詳細な)でワクワクしっぱなしでした。中原尚哉さんの訳は本当に読みやすい。これ翻訳なの?って思うくらい日本語が自然なテンポで入ってくる。

    また、ソビエト側のアルマース宇宙ステーションやルノホートの運用についても描かれていて、すごく興味深かった。

    著者さんの性格なのか、すべての描写が詳細で、機体や車種や兵器や服の柄まではっきり書かれるから、イメージしたり検索したりする楽しみがあった。金魚鉢のベル47Gとか、高高度戦略偵察機SR-71とか、さらっと過ぎるクレー射撃シーンで「十二番径の散弾銃」「ノコギリパルメット」とか細かい。バインダーは三穴。高度はフィートと同時にメートルでも必ず補助してくれる親切ぶり。

    スリラーとしては殺人の動機に少し欲求不満を感じましたが、宇宙空間でのアクションは凄かったし、最終章は畳み掛けてくる。
    義眼のカズや医師のJW、地質学者のローラ、アポロ18号の飛行士たちなどが、実在の人物たちに混ざって生き生きと存在してて、ゆっくり読みましたが、楽しい読書になりました。

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    2022年10月30日
  • アポロ18号の殺人 上

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    アポロ18号の殺人 上。クリス・ハドフィールド先生の著書。サイエンスフィクションでありミステリーでもあるアポロ18号の殺人 上。夏にミステリーを読みたくなるのはどうしてなのでしょう。暑くて眠れない夜にはアポロ18号の殺人 上はぴったり。アポロ18号の殺人 上を読むとアポロ18号の殺人 下も読みたくなるのは当然。早くアポロ18号の殺人 下が読みたい。

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    2022年10月08日
  • アポロ18号の殺人 下

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    実際の宇宙飛行士が書いているので、登場人物の行動や扱う物、発言、周りの機材などリアルで細く書かれているのが面白かった。

    ストーリーが普通な気がするが、そのリアルゆえに再度読むならより深く知識をつけて読んでみたい。

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    2024年02月04日
  • アポロ18号の殺人 下

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    ネタバレ

    17号で中断されたアポロ計画、もし18号も月に飛んでいたとしたら…という設定の小説。
    歴史改編という意味ではSFなんだろうが、小説の造りはSFではなくエンタメ航空小説とでもいう感じ。宇宙や月を舞台にした小説だからSFということもあるのだろうが、行われていることの科学技術はすべて前世紀のものであり、そういう意味では歴史小説もある。
    いつまでも月や火星がSF小説の舞台であるってのも、なんだか情けない話ぞ、人類。

    ということで、頭の中ではポルノの例の歌が鳴り響く。

    宇宙飛行士たちとアポロ計画を遂行するスタッフや軍人たち、ソ連の宇宙飛行士や軍人、両国の政治家官僚…種々の思惑が錯綜し、時には協力体制を演じ、時には騙しあい、銃すら向けあう。壮大な宇宙計画のロマンと生臭い政治的思惑、さらには人間個人の承認欲求。どんなに地球が青くてもどんなに人類にとって偉大な一歩でも、結局愚かなり人類…って、テーマはこの小説もクラークもガンダムも変わらんねんなぁ。

    エンタメ小説としての出来は十分。第一線の宇宙飛行士だったキャリアも存分に生かしつつ、このデビュー作が書けるなら、今後にも十分期待できる小説家だと思う。

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    2023年02月26日
  • アポロ18号の殺人 下

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    ネタバレ

    実際のアポロ計画は17号までで打ち切りとなったのだが,本書では軍主導で極秘の任務を帯びた18号が月に向かう.
    少し船長の動機が弱いように思うのだが,一級品のスリラーである.
    ハヤカワから「SF」シリーズとして刊行されているのだが,「NV」の方が良かったのでは?

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    2022年12月25日
  • アポロ18号の殺人 下

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    ジャケ買い。

    星は4.5相当。

    トラブルがあったが、月まで行ったアポロ18号。

    まだまだ、前途多難。

    冒頭の伏線も回収し、最後の最後まで行きつく暇を与えない、

    作者、第1作でこんなに秀逸な小説を仕上げたら二作目以降が大変かも。

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    2022年09月08日
  • アポロ18号の殺人 上

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    本屋でジャケ買い。

    星は4.5相当

    実際のアポロ計画は17号で終了。

    ソ連が軌道上に高精細のカメラを積んだ偵察衛星を打ち上げる情報を察知したアメリカは地質調査目的で打ち上げるはずだったアポロ18号を初めて軍事目的で打ち上げることとする。

    併せて、月面を無人で探査する無人車も活動しているため、アポロ18号のクルーは偵察衛星と月面探査車の詳細調査と無力化の命令を受ける。

    作者は実際にISSに行ったことのある宇宙飛行士、描写も細かく、実在の人物も実名のまま登場する。
    例:アンドロポフ、ブレジネフ、アラン・シェパードなど

    面白くて上下巻を一気読みしたので、上巻がどこまでだったか詳しく覚えていないくらい面白い。

    確か、打ち上げて軌道上のソ連の偵察衛星との辛味くらいまでか。

    これ以上書くとネタバレになるので、このへんで。

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    2022年09月08日
  • 宇宙飛行士が教える地球の歩き方

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    カナダ人の宇宙飛行士である著者本人による、宇宙飛行士になる前から帰還後までの話。
    1995年、2001年の二回、スペースシャトルで、2012年にはソユーズで出発し、カナダ人初のISS船長となった鬚のおじさん。
    文章には本人の人となりがにじみ出ているようで、共感するところが非常に多い。
    「ゼロになれ」なんていう思考は、人生を歩む上でなかなかタメになる。

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    2016年09月14日
  • 宇宙飛行士が教える地球の歩き方

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    成し遂げる人間のあるべき姿。

    美辞麗句ではなく、きちんとした等身大の著者の生きざまが描かれていて気持ちよく読めた。

    明るく前向きでひた向きで謙虚。
    そういう人でありたい。

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    2015年11月17日
  • 宇宙飛行士が教える地球の歩き方

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    能力が高い上、これほどの努力を出来る人には、
    「不可能」ということはないだろう、と自然に
    思わされた。

    〈本から〉
    僕は今、宇宙にいる。無重力の中に。ここに来るまでに
    かかった時間は、たった八分と四二秒だ。数千日の
    訓練を抜かせばね。

    ウソみたいな話、宇宙へと向かう旅の過程で、面白い
    ことが起きた。この地球上でより豊かに、より幸せに
    暮らすコツを学んだんだ。僕は長い時間をかけて、
    問題を予測して予防し、危機的な状況にうまく対応
    する術を学んだ。恐怖を打ち消し、集中力を保ち、
    成功を収める方法を。

    僕の考え方はシンプルだ。時間があるなら、準備に
    使え。それより大事なことなんて、ほかに何が
    あるだろう?

    さんざん訓練や学習を積んできて、無重力がどんな
    感じなのか、正確に”理解って”いたつもりだったけれど、
    本当はちっともわかっちゃいなかった。地球では
    重力で床に押しつけられるのに慣れていたけれど、
    無重力はまるで天井へと引っ張られている感覚だった。

    環境を理解し、並外れた貢献ができるようになっても、
    謙遜は忘れない方がいい。

    地球上では、フォークをテーブルに置いたら、ずっと
    そのままなのが当たり前だ。でも、たった一つの
    変数、つまり重力を取り去るだけで、何もかもが
    変わる。フォークは舞い、人々は空中で寝る。
    食べる、ジャンプする、コップで飲み物を飲むー
    幼児のころから当たり前のようにやってきたことが
    突然、魔法と化したり、難しくなったり、どこまでも
    おもしろくなったりする。時には、その三つぜんぶ
    であることも。人間は、不可能が本当は可能だと
    気づかされるのが好きなんだと思う。そして、
    その手助けをできるのが、僕にとってはうれしかった。

    実際、宇宙で過ごす日々は、どんな平凡な一日で
    あっても夢のようだ。もちろんある意味では、
    ありえない場所にいるという事実そのものが、
    毎日を特別なものにしている。でも、基本的に、
    宇宙での生活はふたつの重要な点で、地球とまったく
    変わらない。驚きや喜びに注目するのか、それとも
    不満に注目するのか?

    僕は宇宙に行く前にはなかったような使命感を
    持つようになった。だから、僕を知っている人は、
    ときどき僕にムカっとするみたいだ。最近、僕と
    一緒に散歩した友人は、僕が道すがらしょっちゅう
    立ち止まってごみを拾い、歩くペースをガタ落ち
    させるもので、僕にイラッと来たらしい。実は、
    これもあまり知られていない宇宙飛行の副作用の
    一つだ。僕は道に落ちているガムの包み紙を
    拾うようになったんだ。

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    2015年06月26日
  • アポロ18号の殺人 下

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    「アポロ計画」
    20世紀最大の宇宙開発、それは人類初の月世界到達。
    さらに並行して、米ソの「冷たい戦争」の延長として開発競争が繰り広げられていた。

    物語はそんな冷戦を背景とした「アポロ」と「スペースシャトル」の間の時代の、事実を交えた架空の出来事。
    冒険小説のようなミステリーやアクションの連続が懐かしく面白い。

    ただ、率直に言って、感情移入できる主人公的存在がいなかったためか、「カッコいい」と感じられなかったのが残念。

    さすがにNASAなどの現場の雰囲気はリアリティ溢れている(知らないけど)ので、お仕事小説に徹しても良かったのでは?

    上下巻のボリュームに対して、少し報われなかった感じ。

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    2024年10月26日
  • アポロ18号の殺人 上

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    ネタバレ

    ・あらすじ
    ソ連とアメリカの月探査合戦が行われている冷戦下。
    アポロ18号出発直前にクルーの死亡事故が起こる
    月へ向かう宇宙飛行士3人の中にソ連のスパイ、殺人犯がいる?
    主人公は片目を失った連絡将校の元パイロット。

    ・感想     
    作者が元宇宙飛行 士ということで微細に渡る描写のリアリティがすごい!!
    本当にジェット機にのって、宇宙飛行士と一緒にシャトルに乗ってる様な感覚を味わえる作品。
    そしてスリラー、サスペンスとしても面白い。
    上巻は起承までなのでまだまだ謎だらけなんだけどハラハラする展開に読む手が止まらなかった。

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    2024年03月03日
  • アポロ18号の殺人 下

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ・あらすじ
    架空のアポロ18号計画の裏で行われていた米ソ其々の陰謀と駆け引き、自己顕示欲と支配欲に抗えなかった1人の人間の話

    ・感想
    最後までハラハラしたサスペンス、スリラーだった
    主人公が最後にかっこよく主人公してた
    とりま何よりもお兄ちゃんが可哀想すぎた…

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    2024年03月03日
  • アポロ18号の殺人 下

    Posted by ブクログ

    最後にどでかい展開があるのかと思ったら、普通に終わって行ってしまった、、、
    かなり拍子抜けしちゃいました。

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    2023年12月13日