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カナダ人は宇宙飛行士になれない。かつてはそれが常識だった。でも、“まんがいち”道が開けたときのために準備を始めた9歳のクリス少年は、やがて夢を現実のものにする。ただ、天性の才能や身体能力があれば宇宙で仕事できるってものじゃない。宇宙に行って学んだことは、地球で生きていくうえで最も大切なことでもあった。予期せぬ事態が次々と発生するなか、唯一頼りになるものとは? 濃密な時間をともに過ごす仲間と、鉄壁のチームワークを築くには? 死と隣り合わせのミッションで、恐怖に打ち克つために必要なものは? 目標を達成することよりもはるかに大切なこととは? ニューヨーク・タイムズのベストセラーリスト入りした話題のノンフィクション。
...続きを読むPosted by ブクログ 2016年09月14日
カナダ人の宇宙飛行士である著者本人による、宇宙飛行士になる前から帰還後までの話。
1995年、2001年の二回、スペースシャトルで、2012年にはソユーズで出発し、カナダ人初のISS船長となった鬚のおじさん。
文章には本人の人となりがにじみ出ているようで、共感するところが非常に多い。
「ゼロになれ」...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年06月26日
能力が高い上、これほどの努力を出来る人には、
「不可能」ということはないだろう、と自然に
思わされた。
〈本から〉
僕は今、宇宙にいる。無重力の中に。ここに来るまでに
かかった時間は、たった八分と四二秒だ。数千日の
訓練を抜かせばね。
ウソみたいな話、宇宙へと向かう旅の過程で、面白い
ことが起き...続きを読む
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