ダコスタ吉村花子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
中世後期の旅行案内書と旅人たちの手記を基にした
トラベルガイド。中世ヨーロッパ人が知っていた
世界各地での経験と虚実を詳しく紹介する。
本書関連地図 ヨーロッパ・地中海・アジア
・はじめに
1 1491年の世界の形、
あるいはマルティン・べハイムを巡る序文
2 ベアトリス、ヘンリー、トマスの旅の出発点
3 アーヘンからボルツァーノへ
4 ヴェネツィア滞在、そしてローマへ
5 大海を渡って―ヴェネツィアからキプロス島へ
6 コンスタンティノープル街歩き
7 聖地からバビロンへ 8 イェルサレム街歩き
9 エチオピアに寄り道 10 シルクロードにて
11 ペルシャからインドへ
12 す -
Posted by ブクログ
ネタバレ本書タイトルに含まれる「魔術師」は本文中では「カニングフォーク」「カニングマン」「カニングウーマン」として表記され、「まじない師」というニュアンスが適当ではないかと思われる。
本書によると、カニングフォークのパワーソースは、たとえ悪魔を使役するようなものであったとしても、そもそも神が悪魔を従えているのだから、神の力であるとする。少なくともカニングフォークはそのように弁明したという。魔術が悪いのではなく、魔術を悪用する依頼人が悪いという趣旨の裁判結果もあったそうな。
おもにTRPGを通じて魔術というものに触れてきたが、まじないというものが信仰に由来するという考え方は思いもよらないことだった。