林伸次のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ渋谷のバー「Bar Bossa」に行ってみたくなった。
帰省中の新幹線中で読んだけど、1つ短編読み切る度に、外見て自分の恋愛に思い馳せる的な感じでたそがれてた。
恋って不思議で、しょーじき叶わなければ生産性のないただの心労にもなりうる。でも、この本の一つ一つのお話は、叶わなかった恋だったとしても、誰も「恋なんてしなけれは良かった」とは思っていない。ひとつの思い出として、その人を形作るもので、それがあったから今の自分があるのだと思えてるのかなとおもった。
東京に2年後住むかもしれない。その時は、Bar Bossaに行って、レザムルーズ頼んで、マスターに話してみたい。 -
Posted by ブクログ
渋谷でワインバーを経営している著者が、バーテンダーとしてお客さんの話を聞いてまとめたエッセイ本です。
cakesのサイトで連載されているものをピックアップしたものですね。
軽い語り口と大人の恋愛テイストで語られるお客様の話は楽しみながらサクサク読めました。二時間くらいあれば読み終わるくらいの分量。かなりライトめではありますが、これでちょうど良い感じ。
ところどころ、インドア一直線で読書ばっかりしている私のような人間からすると、「あー……そういう感じね」と思うところがあったので、あまり参考にはならなそうです。(私のような人間は、「浮気してもいいけど家庭壊さないでね」なんて絶対言いたくない…… -
Posted by ブクログ
嫌いという感情は上手くいっている人のように自分も成功したいけれど、そうはなれないから嫌うという願望憎悪と同じ生活環境や境遇にいるのになんでアイツだけと思う同族嫌悪のに2種類に分かれる。
大人になるということは、できるだけ嫌いなことを少なくしていくこと。私もこれ嫌いだな、と感じたら自分は本当はああいうふうになりたいんじゃないかなと考えて自分にとっての嫌いを戒めるようにしよう。
結婚は相手と好きなものが同じより嫌いなものが同じほうが上手くいく
例えばタバコが嫌いと互いに意見が一致すれば共感のような感情も生まれる。わかりやすいところでいうと家探しのユニットバスは嫌とか、日当たりの悪いところは嫌と