林伸次のレビュー一覧

  • 世界はひとりの、一度きりの人生の集まりにすぎない。

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    ひとりの人物の、ある瞬間だけを切り取った物語集という印象を持った。
    確かに小さく閉じた世界ではあるけれど、自分の全く知らない世界ではない。
    だから物語に入り込める。
    “たった一度”とか“24時間だけ”のような制限があるからこそ、強烈に光って見えるんだよな。
    全体的に柔らかい雰囲気の作品だった。

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    2023年12月17日
  • 結局、人の悩みは人間関係

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    バーのマスターが書いた人間関係の本。学術的な視点ではなく、長くお客さん相手で培った視点からの内容でした。故に私はこう思うとか、他人の言動で感じたことを自分の言動に落とし込んでいるなど我がふり直せ的な文体が多く、押し付けがましくない上に軽めなので、個人な好感度は高めです。
    総じて、共感することの大切さ。人はすぐ自分のことを話したがる。恋愛観や性に関しても書かれていて楽しかった。
    この店に行って、マスターに会ってみたい!と思い、調べたら、「おひとり様でのご来店お断り」とのこと…一緒に行けそうな人がいないのは残念。

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    2023年09月14日
  • 結局、人の悩みは人間関係

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    著者は渋谷のワインバーのマスター。
    25年間経営を続けながらブログでも発信中らしい。
    いつも通り、殆どタイトルで購入を決めている中で、今回もその選択。同然に著者のことは知らず。
    このタイトルからして、著者は精神科医や臨床心理士かと思いきや全くの予想外・・・。

    ワインバーの接客経験からのアプローチで、通常のこの種の書物とは一味違った面白い内容。
    ・できればうまくやりたい。コミュニケーションについて
    ・我が振り直せ?自分自身について
    ・いつだって厄介。恋や愛について

    「べき論」では無く、柔らかい口調で受け入れやすい。
    2023/01/25 第1刷発行

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    2023年02月20日
  • 恋はいつもなにげなく始まってなにげなく終わる。

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    恋、愛の選択を迫られた時に読むとリアリティがあって、考えさせられた。恋の形もさまざま。きっと人は自分が思ってもみない数や形の恋をしているのだろう。

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    2023年01月21日
  • 大人の条件

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    肩の力を抜いて読める一冊

    言葉がすーっと心に入ってきた

    折に触れてまた読みたくなる

    かっこいい大人になりたい

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    2022年07月27日
  • 恋はいつもなにげなく始まってなにげなく終わる。

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    ありきたりな恋愛小説家と思いきや、短編風の作りをしていながらしっかり時の流れを感じられて、一人一人の主人公に寄り添うようなバーのマスターの会話や音楽がとても良かったです。

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    2022年03月02日
  • ワイングラスのむこう側

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    新宿で20年以上バーを経営してきた著者が語る、恋愛ノウハウ。
    20年以上、老若男女様々な職業の人たちの恋愛や恋愛話を目の当たり、耳にしてきたということが、
    この本の説得力になっていると思います。

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    2022年02月26日
  • 大人の条件

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    就職祝いで身内にプレゼントしたいと思える一冊。

    読みながら、
    ああ、自分、恥ずかしい言動取っちゃってる
    と、顔を何度も天井に向けてため息をつきました。

    飲食店店のマナーについて。特に、バーでのマナーなんて、ちゃんとお勉強してから行くべきだったんだと後悔。
    マスターにどんな風に思われていたんだろうか。
    恥ずかしくて恥ずかしくて、しばらくそういったお店には行きたくないと思いました。
    20前半の頃に読みたかったなぁ。

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    2022年02月23日
  • 恋はいつもなにげなく始まってなにげなく終わる。

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    お酒と音楽と恋バナと。永遠の恋ってあるのでしょうか?恋って儚いものなのでしょうか?思い出があればそれでいいのでしょうか?足りないもの、満たされないものがあって苦しい。満たされたときからさめていく。愛に発展しても同じか?お酒の役割はさみしさを紛らわすものなのか?恋愛がうまくいっている時は、誰かに話す必要性は乏しい。何か伝えきれないものを誰かにわかってほしいのかもしれないですね。バーで口説くのは見っともない。そして女性は割り切りが総じて早いと思う。音楽を検索して聴きながら読んだ。美味しさは、その素材のうまさが3割、ブランドイメージ3割、その場の雰囲気4割とあった。ゲイリーオールドマンの不滅の恋が見

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    2022年01月16日
  • 恋はいつもなにげなく始まってなにげなく終わる。

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    バーで飲むお酒と音楽と恋愛。実際のバーマスターが書いているからか、実話と思うくらいのリアリティ。大人だなぁとドキドキ。ショートストーリーが微妙に重なっているところや落とさず余韻を残すところが面白い(好みは分かれそう)
    バーに行きたくなる1冊。どの話もいいけど、口紅の話と1年と決めた不倫の話が好き。何にもないものだけど魔法が使えると信じていれば、いざというときに自信を与えてくれたり、自分の実力以上のものを発揮できる。終わりを決めた恋愛は新しいけど、終わりが来れば引きずらずに気持ちを断つ強さもすごい(本当の強さかどうかは分からないけど)
    音楽とお酒が彩りを与えてくれる。バーで最初の一杯をゆっくり飲

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    2022年01月11日
  • ワイングラスのむこう側

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    渋谷にあるbar bossaを経営している林さんの本ですね。林さんの本は1冊読んで面白かったので続けて読みましたが、バー経営をしている中で、得た様々な知見(主に男女関係)について書かれており、興味深く読めた反面、前作がバー経営に立脚した内容だったので、個人的には、前作の方が好きだったかな、という印象はありますね。

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    2021年07月12日
  • 大人の条件

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    ためになった!
    大人としての生き方についての
    アドバイスが沢山載ってる。

    誰かの思考を通すと、自分の思考が更にクリアになるなぁと。そんな感じの本です。

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    2021年02月02日
  • ワイングラスのむこう側

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    スマートで正直な恋愛指南書。
    やっぱり面倒くさいときってそうだよなぁとか、案外メリットを感じられないから飽きてたりして、と実体験を色々と振り返る。いわゆる結婚に向いてるタイプではないのは、よくわかった。

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    2018年11月24日
  • 恋はいつもなにげなく始まってなにげなく終わる。

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    「恋はたとえ実らなくても、十分に素敵だ。」
    このmakicooさんの言葉の通り、
    本には、バーの店主さんが聞いた、21人の男女の様々な恋の話が詰まっています。

    その中でも好きだなと思ったのは、文庫p.145の斉藤さんの話です。
    男ってこう、どうして気づけないんだろう。とか
    ここぞというときに決断できるように心決めなきゃ。とか
    自分の人生と照らし合わせて、色んな後悔と共感が生まれました。

    本の中には、人生の先輩方の多様な恋の形の話もあり、今後の学びになりました。
    恋愛で悩んでいる方にこそ、この本を読んでほしいです。

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    2025年10月26日
  • 世界はひとりの、一度きりの人生の集まりにすぎない。

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    2025.7.15
    短編集。
    ひとつひとつが短くてすぐ読み終わってしまうけど、どれも素敵だった。
    おとぎ話を読んだ後のような余韻が残る。

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    2025年07月15日
  • 恋はいつもなにげなく始まってなにげなく終わる。

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    この世界にはいろんな恋愛が溢れているんだなあと読み進めていたけど、
    終わり方が良かった

    音楽を知ってたらもっと面白かっただろうな!

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    2025年02月28日
  • 結局、人の悩みは人間関係

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    2024.5.8

    !自発的特徴変換!
    AさんがBさんのことを悪くいうと、Aさんが悪い印象になる。
    人は話の内容をすぐ忘れてしまうので、具体的にどんな悪口を言っていたかは覚えていないけど、「AさんがBさんの悪口を言っていた」ということだけを覚えているみたい。
    Cさんが「Dさんっていうすごく優しい人がいるんですけど」みたいなことを話すと、Cさんのほうが優しい人のイメージになってしまうそう。
    確かに〜面白い!!

    「この人とは会話が合う」と思われるには、「会話を自分の土後に持ち込まない」というのを常に心がけることが大切です。「相手の土俵で話そう」と考えるのが大切。

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    2024年05月08日
  • 世界はひとりの、一度きりの人生の集まりにすぎない。

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    バーテンダーを中心に広がる短編小説集。
    1話1話が短くて読みやすい、作中でも約束の15分前にきて読み切れる程度が完璧な世界とあったがその気持ちも分かった。
    また、話と話の間のつながりもあって、この話と繋がるのかあ、と驚き、感心した。
    いい作品でした。1時間かからないくらいで読めるのでさっと読める時に読めるのがいいですね。

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    2024年05月06日
  • 結局、人の悩みは人間関係

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    「仕事は何をするかより、誰とするかが大切」なんて言葉もよく聞く中で、書店で見たタイトルに興味を持って読んでみた。
    WEBで連載しているエッセイを本にまとめたもののようで、タイトルにあるように人間関係というひとつのテーマについて掘り下げてみました、という内容ではなく、広い意味での人間関係について感じた違和感や疑問を丁寧に深掘りして考えてみました、というもの。サクサクと読みやすい。

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    2023年11月26日
  • 結局、人の悩みは人間関係

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    バーのマスターが語る人間関係全般について

    想像していたものと結構違ったけれど、穏やかな口調でポップに書いていて読みやすかった

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    2023年09月11日