岩田かおりのレビュー一覧
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『自分から学べる子になる 戦略的ほったらかし教育』を読んだ。
タイトルに「ほったらかし」とあるので、子どもを自由放任する教育法かと思ったが、実際にはまったく逆であった。著者は、子どもの探究心や主体性を育てるために、「天才ノート」やフィールドワーク、リフレクション、プレゼンテーションなど、さまざまな仕掛けを意図的に用意している。また、宿題や学習習慣についても、子どもが自然と取り組めるように環境を整えており、非常に戦略的な家庭教育だと感じた。
特に印象に残ったのは、「親が先回りしすぎない」という考え方である。子どもに選択肢を与え、自分で考え、決めさせることで、自律的に学ぶ力を育てていく。そのためには、親側にも我慢や見守る姿勢が必要であり、決して簡単にできることではないと思った。
学校教育でも「主体的に学ぶ子」の育成が求められているが、家庭での関わり方が大きく影響していることを改めて感じた。「ほったらかし」という言葉の印象とは異なり、子どもを深く理解し、成長を信じながら環境を整える教育法であり、なかなか実践できるものではないからこそ、多くの示唆を与えてくれる一冊であった。 -
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子育てについて、親の気持ちを楽にしてくれる一冊。
読んでの感想を以下にまとめる。
まずは自分と子どもは違う人間であるということをしっかりと認識することが必要である。
これができていないと子どもに過度に期待したり、落胆したりする。
まずは子ども自体にどんな特徴や持ち味があるのか、しっかりと観察が必要である。自分が望む方向性ばかりを子どもに押し付けてしまうと双方不幸になる。
次に観察した上で、子どもに共感する必要がある。
その上で子どもの学習を促進するために、経験学習サイクルが子どもにも通用すると思った。
経験、内省、教訓、実験(実践)。このサイクルを子どもはまだ回せない場合が多いので、親が仕掛けを作ってあげることが必要になる。
それは先にも述べた通り、子どもの特性を観察して、共感した上で、何に興味をしめし、何に面白さを見出すのか。これは親の知恵の見せ所だろう。ここを楽しむと良いと思った。さっそく我が家でもゲーム形式にして宿題を倒していく方法に取り組んでみた。ちなみに、本に書かれている天才ノートははまらなかった。
子どもは楽しそうであった。
親としては、観察→共感→仕掛けづくり→フィードバック
根底にある大切なこととしては楽しむ心を持ち続けること
言い換えると他と比べないこと。子どもの過去と比べること。
他者と比べると自分が辛くなるだけである。 -
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子育て中の親御さん向けな書籍
【戦略的ほったらかし教育】
この教育を実現するためには…
【子育ての環境設備を行うこと】
【親の自分理解が必要】
これらが重要となる。
そもそも子ども自身が【内発的な動機=探求心】を持ち得ないとモチベーションが上がらない。
親としては先導したい気持ちもあるけど、親にとって大切なのは、話すことではなく聞くこと。
子どもの話をしっかり聞くだけで、親子の信頼関係を築くことができるうえに、子どもの話す力が鍛えられて語彙力や表現力などを身につけることにつながる。
【~しなければ、~すべき】という思い込みにとらわれると動きが鈍る。
パートナーとの問題点ばかり気にするのではなく、まず話し合うか、褒める。
さらに自分はどう感じているかを明確化する。
自分か気づかないと戦略は始まらない。 -
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ご自身も3人を育て上げた家庭教育コンサルタントという方が書いた本。
子育てのノウハウのひとつですが、
親の自己理解など子育て=己育て、と捉えており親が自分自身と向き合う術も書かれています。
全体的に対象が教育ママ(という言葉は古いのか?)、所謂、お受験に力を入れるママさんに対して書かれている印象は受けた。
とはいえ、日常の中で「〇〇せねば」「〇〇しなければならない」という呪縛が、子供の課題を自分の課題とすり替えて捉えてしまい、あーだこーだ口出ししてしまう原因なのかもな、、と思い当たった。
特に私の場合は「他者評価」の沼が強そうだった。
まわりからちゃんとしていると見られたい、(他の子と比べて)できる子であってほしい‥
このあたりが潜在意識にあるのを感じた。
この「沼」から私自身が抜け出し、自分の物差しで子供と向き合えるようにしていきたい。
家庭という場所が彼らにとって心からつくろげる、安心する場所にしたいと思う。
無理をしない代わりに、日々のコミュニケーションや家の中の仕掛けはやっていきたい。 -
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ネタバレほったらかしで子育てできるならそれが一番良いと思い、手に取りました。「ほったらかし」という言葉の認識が異なったようです。親の考えを押し付けず、子供の意志を尊重する。頭ではわかっていても、実際はなかなかできないことも多いですが、意識するだけでも違うよねと思い、今日も子育てをするのであった。
<印象に残った点>
◾️「自分でなんとかする力」を育てるために
・戦略的ほったらかし教育では、子供に「自由だ」と感じさせているが、実は親が大枠を作り、その範囲の中で自由にさせる。
・親が手取り足取りサポートしていては、子供は自分の力で育つことができない。
・親がどれだけ力を入れても、子どもが「やろう」と思わなければ意味がない。
◾️ほったらかし教育の基本戦略
・子供に伝えるのは4〜7割でOK。完璧を求めないで、子供に考えさせる余白を残す。
・親の影響力は大きい。親が楽しそうに取り組めば、子供も興味を持つ。
・指示を出しすぎると、煩わしく思われるだけ。子供の自立心に委ね、親は見守る。
・親が決めずに、子供に決めさせる。難しければ、選択肢を提示。
・子供の話はさえぎらず、最後まで聞く。
◾️子どもの学び体質をつくる戦略
・子供が興味を持ちそうなものを家庭の中にちりばめる。→そのことについて対話すると印象に残りやすい
・わざわざ探求教室に課金しなくても、日常生活に溶け込んだものを探求すれば十分。
・一方的に「これをやりなさい」と与えることは、探究にはならない。子供の準備が整っていないのに、さまざまな体験を与えすぎてもうまくいかない。
・人間は成長していく上で、順番に乗り越えなければいけない課題が4つある
1つ目の課題は「人を信じること」
2つ目の課題は「自分を律すること」
3つ目の課題は「自主性を持って行動すること」
4つ目の課題は「勉強や仕事をすること」
・探求ノートを作る。方眼ノート(5ミリ推奨)を準備。子供の関心のあることや好きなテーマを探す(勉強に関係なくてもよい)。その好きなテーマから親が問題を設定し、問題を解いたら花丸して褒める。
・「宿題&親vs子供」ではなく、「宿題vs親子」
・「できない」をできるようにする努力に価値があると考える傾向のある人は要注意。楽しいという原体験を獲得しづらくなる。
◾️親の幸せ体質をつくる戦略
・家庭教育がうまくいかない理由は、子供自身ではなく親自身にある。気持ちを安定させることが大切。
・子供は今ここ思考なので、逆説思考はピンとこないため、衝突する
・習い事や宿題は、本来は子供と先生との約束であり、先生と親との約束ではない。親のタスクになってしまうと、子供は自責ではなく他責で捉えてしまう。
◾️子育てのお悩み「ほったらかし」で解決
・親の求めるレベルが高すぎると、子供は「親に認められなかった」と感じやすくなり、自信を失ってしまう可能性がある。学びを急ぎすぎない。
・子供の言葉をそのまま鵜呑みにしない。大人が口に出さない心の声が漏れ出しているだけ。
・親は無意識のうちに勉強に興味を持ってほしいと期待して、子供が持っている関心をスルーしてしまう傾向がある。
◾️親子で変わった!戦略的ほったらかし教育体験記
・10の標語
①しゃべりすぎない。子供の話は最後まで聞く。
②時間がないは幻想。
③スタートは遊びから。
④子供の言葉を真に受けない。
⑤パートナーシップが基盤。
⑥イライラは自分のせい。
⑦家事や育児から逃げ出す日があってもいい。
⑧子供を注意する前にできていることをまずは褒める
⑨他の子と比較しても意味がない。
⑩仕事モードと家庭モードのスイッチは切り替える -
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子どもの矯正マニュアル
いかに社会的価値で少しでもハイスコアを叩き出す生き物に仕立て上げるか
そのための子どもの取り扱いと親の心理をコントロールする術を指南している
この社会での競争原理に乗っかってサバイブしていくための“正常”な精神状態を保つためには、とても役立つ一冊
改めて思ったことは、過酷な競争に如何に果敢に挑む人間を育てるか、で親の能力を査定されている感じ。
その競争についてけない人間は、贅沢を諦め、慎ましく、堂々と生きていけばいいのだが、それらの人々は敗れ去った者や棄権した者、的な残念な階層に仕分けられているような感覚。
不登校、うつ病、自殺
そうなってしまう人が増加傾向にある社会が、微かに改善の方向に向かっていっている気もしないではないが、その実感はあまりにも頼りなく、やっぱり、狂ったような競争に挑んでいかないと、死ぬまでの生活がままならない気がしてならないので、自分が狂わない程度に、この世界に付き合っていくしかない、と、改めて諦めました。 -
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Audibleで聴いた。
未就学児〜小学校高学年の親向けの内容だが、中学生以上の子を持つ場合でも、これまでの子育てを振り返る「答え合わせ」やヒントになる点はある。
著者は3人の子を育て、いずれも自分の力で人生を歩んでいるという。その経験から「戦略的ほったらかし」という考え方を提示しているが、同じ結果が誰にでも再現できるかは正直わからない。家庭環境や経済状況、ITリテラシーなど、本書で語られていない前提条件も多そうだ。
それでも、「自分は子どもに先回りしすぎていないか?」と立ち止まって考えさせられる。その視点を与えてくれるだけでも、この本には十分な価値があると感じた。 -
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自分も実はほったらかし教育というか、もはやほったらかしだったのですが、その経験から思考力とか何かを継続することが得意だなと思っていました。
やっぱりそれが裏付けられたなとこの本を読んで思ったともに、自分ももう少しほったらかし教育に近いことを子供にしてみようかなと思います。
以下は自分が実践したいこと
①四七思考で、子供には10割説明せずに、あくまで思考の余白を持たせる
②子供になって欲しい姿と自分の教育が乖離してないか、見つめ直すこと
③勉強スイッチを入れさせたいなら、まずは自分が勉強する姿を見せる
④子供もちろん大事だけどパートナを大切にして家庭環境を良好にする -
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娘達に、学ぶことの楽しさを知ってほしくて、試しに始めてみました。
…が。これが結構大変!
次女(6歳)は小学生になりたてでノートに何かを書くこと自体にも興味津々なので、その延長で喜んでやってくれていますが、
普段から宿題のために座ることすら嫌いな3年生長女(8歳)は、2日目にして「何なのこのノート!勉強じゃん!こんなの絶対やらないからねッ!」とノートをボールペンでグチャグチャ黒塗り。それ以降は妹に対抗(?)するために嫌々やっている状態…。
その様子を見るだけでも心が折れそうな上に、たった1週間で私の方がネタ切れ…。自分の引き出しの乏しさを痛感しました。
娘達は、お母さんの手書きでないと嫌がって、おたすけプリントを貼ったりすると途端にやりたがらなくなるので、こちらは毎日産みの苦しみ(笑)。
とはいえ、何事も慣れるまでは大変だよねと割り切って、長女は唯一くいついてくれるパズルを多発、次女は毎日手書きイラスト付きにして、とりあえず1冊最後までやり続けてみるつもりです。 -
Posted by ブクログ
「天才ノート」というインパクトある表題に思わず手を取った一冊。
好きなことを好きにやらせるといい、とはよく聞くけれど、勉強とも結びつけたいというのが親の欲求。
「好き」から「勉強習慣」を身につける。
その手段として、その子の好きなことに特化したノート作りを提案されている。
自由研究を日々の習慣にするイメージ。
ただ、自ら勉強する子になる(勉強の習慣化)には親の仕組み作り、環境作り、寄り添いが必須。
「超カンタン」とはいえないけれど、ここはやってみたいなというヒントは色々とありました。
【TODO | やってみること】
・一緒に文房具を買いにいく
・毎日一緒に机に向かう時間を確保する。年齢×1分から。
・ノートを書けたら具体的にほめる