E.L.カニグズバーグのレビュー一覧

  • クローディアの秘密

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    時には童心に戻って岩波少年文庫。
    ちょっぴりアメリカの生活に触れて、冒険とミステリーが加わる楽しさ!

    メトロポリタン美術館に隠れ住んでみたいなー。サボるのは、社会人の今は夢みたいです。最後のほっこりする部分もお気に入りです❤︎

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    2021年09月07日
  • クローディアの秘密

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    いい‼️
    かわいいし面白い!クローディアとジェイミーのキャラクターの対比が、いいッ!

    「ジェイミーの興奮が外にふきだし、…クローディアの興奮は外にあふれ出ないで、しずかに流れていました…」
    最後の、運転手のシェルドンの報告が、またおもろすぎ。ぼっちゃんかわいすぎ!

    メモっときたいことば。
    「…でも、日によってはもう内側にはいっているものをたっぷりふくらませて、何にでも触れさせるという日もなくちゃいけないわ。そしてからだの中で感じるのよ。…待ってやらないと、いろんな知識がむやみに積み重なって、からだの中でガタガタさわぎだすでしょうよ」

    「お風呂や快適なことがすきでは、冒険むきではありません

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    2021年11月10日
  • クローディアの秘密

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    日常から離れる経験をすることで、今までとは違った自分になって戻ってくるという物語は、子どもの成長の過程に欠くことのできない典型的な話型とも言えるのであろうが、舞台装置や会話も含めて、細かいところまでたいへんよく考えられていて、大人が読んでも十分に楽しめる物語となっているのである。

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    2021年05月14日
  • クローディアの秘密

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    大貫妙子の「メトロポリタン美術館」はこれが元になっていたんですね、読みながらメロディが頭の中流れました。クローディアとジェイミーの成長の物語。

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    2020年12月17日
  • クローディアの秘密

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    クローディアと同じ年齢のときに自分も家出を考えたっけ。
    美術館のような安全そうな場所は近くになくて断念したが、どこに寝泊まりするか想像をめぐらしたことを思い出した。
    すっかり忘れていたけれど、そんな自分もいたなぁ。いわゆる反抗期か。

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    2024年01月17日
  • クローディアの秘密

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    家出少女と少年の兄弟。
    家に居場所がない少女クローディアの気持ちがわかる気がした。家出後、美術館に隠れ住むのだが、そこで出逢う女神像にはある驚くべき秘密が。姉と弟が性格が全然違って面白い。二人ともホームシックにも全然ならないところは共通してる。親には申し訳ないが実際そんなもんだろうなと思う。
    岩波少年文庫は今読んでも面白いけど子供の時にもっと読みたかったなあ。

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    2023年09月09日
  • クローディアの秘密

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    有名な児童文学って昔のものが多いと思っていたけど、この作品は意外と最近の話だった。
    芸術作品を中心に児童文学を書くのは新しい発想で、すごいと感じた。
    ただ、登場人物の癖が強くて(特にフランクワイラー夫人)もうちょい普通の人でも良いのでは…と。
    題名は内容とすごく合っていてスッキリした!

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    2023年06月08日
  • クローディアの秘密

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    美術館の天使像に魅せられた、家出少女とその弟の物語。
    児童文学としてはシブいわあ〜と思いつつ、途中からハラハラする展開あり、案外楽しく読めました。
    好きなものに夢中になれるっていいなあーと純粋に思いました♪

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    2022年09月04日
  • クローディアの秘密

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    1967年にニューヨークで出版された児童書。さまざまなところで紹介されたり引用されたりしているので、読まねばと思いながらずっと未読で、いまさら読んでみた。
    展開は面白かったけど、凄く読みにくかった。私の読書力が低いせいなのですが。ごめんなさい。
    家出の動機が共感できないのとか、天使の小像にやたら捕らわれるところの理由とか入りこめなかったなぁ。残念。

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    2022年08月21日
  • クローディアの秘密

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    ネタバレ

    小さい頃、読んだ気がする(再読)。細かい内容までは覚えていなかったけれど。

    クローディアの気持ちは、よくわかる。今でもそうです。「冒険」はしたい。でも、危険はイヤ。腹ペコも、野宿も、追いかけられるのも、虫もイヤ。だけど、”今のまま”でなない、違った、”変わった自分”になりたい。

    だから、「秘密」を持つことが、違った自分にしてくれる「鍵」だったのかもしれない。

    そして、それは、”勉強して”、自分の中で充分”膨らませて”、”時間をかけて”、体の中から感じるものに変わらせてゆくもの。と、なるという。なんとなく、わかる気がする。
    まだまだ、フランクワイラー夫人の境地には遠いかな。
    知識ではなく「

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    2021年04月21日