E.L.カニグズバーグのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
いい‼️
かわいいし面白い!クローディアとジェイミーのキャラクターの対比が、いいッ!
「ジェイミーの興奮が外にふきだし、…クローディアの興奮は外にあふれ出ないで、しずかに流れていました…」
最後の、運転手のシェルドンの報告が、またおもろすぎ。ぼっちゃんかわいすぎ!
メモっときたいことば。
「…でも、日によってはもう内側にはいっているものをたっぷりふくらませて、何にでも触れさせるという日もなくちゃいけないわ。そしてからだの中で感じるのよ。…待ってやらないと、いろんな知識がむやみに積み重なって、からだの中でガタガタさわぎだすでしょうよ」
「お風呂や快適なことがすきでは、冒険むきではありません -
Posted by ブクログ
ネタバレ小さい頃、読んだ気がする(再読)。細かい内容までは覚えていなかったけれど。
クローディアの気持ちは、よくわかる。今でもそうです。「冒険」はしたい。でも、危険はイヤ。腹ペコも、野宿も、追いかけられるのも、虫もイヤ。だけど、”今のまま”でなない、違った、”変わった自分”になりたい。
だから、「秘密」を持つことが、違った自分にしてくれる「鍵」だったのかもしれない。
そして、それは、”勉強して”、自分の中で充分”膨らませて”、”時間をかけて”、体の中から感じるものに変わらせてゆくもの。と、なるという。なんとなく、わかる気がする。
まだまだ、フランクワイラー夫人の境地には遠いかな。
知識ではなく「