岡本雄矢のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ芸人さんで歌人さんの岡本雄矢さんによる短歌とエッセイ第二弾。
看板に偽りなし、クスリと笑えてちょっと切ない。
今回も「いいひとすぎるよ!」という感想でした。
前作のレビューでは、だいぶ失礼なことを書いてしまい反省している。
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今回気になった短歌。
これ、わたしもやってる笑歌
・すぐ既読つけたらキモいと思われる気がして一旦スマホを置いた
うつくしい歌
・ほら見て!と空を指差す爪のなか今年最初の花火が上がる
怖面白い歌
・原付で暴走族の集団に混ざってしまって月がまんまる
かわいらしいまる歌
・サンパチの前で喋ったサンプンを君にパチパチしてほしいまる
※サンパチとは、漫才のときのマイクのこと。
これわかる歌
・つたえたい衝動はある つたえたいことなんてなにひとつないのに
驚いた歌
・友達の瞳に映る自分見て髪の毛直している女の子
これ好きだな歌
・唐突にあやふやに吹く口笛は誰かがやめた口笛のつづき
それでいいの歌
・リポビタンDってこんな色なんだ ぶちまけたから気付けた よかった
そういうひとにわたしもなりたい歌
・そういうの興味のない人の口の中 まゆげコアラが投げ込まれてく
しんみりと気付かされる歌
・もう二度と誰かの孫になることはないと気付いている三回忌
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かゆいところに手が届く的な歌。
散文のように読みやすく、イメージしやすい歌ばかり。
こういう歌って読むのは容易く、詠むのはむずかしい。
エッセイも短文で、余白が多く、ふだん、本を読まない方にもおすすめできる。 -
Posted by ブクログ
5552さんのレビューで知った本です。
5552さんありがとうございます!
作者プロフィール
1984年北海道生まれ。芸人。
コンビ「スキンヘッドカメラ」で活動中。
吉本興業所属。
詠み始めるとなんでも
”不幸短歌”になってしまうという特徴を持つ。
「日本でただ1人の歌人芸人」。北海道新聞等で連載も。
短歌とエッセイを収録した初の著書
『全員がサラダバーに行っている時に全部のカバン見てる役割』には、俵万智さん穂村弘さん、板尾創路さんからアツい推薦文が寄せられた。
この歌集の面白さは一緒に掲載されているエッセイも読まないとわからないかと思います。
でもこの方”不幸な短歌”を詠むためにこれは話を盛ってエッセイを書かれているのじゃないかと思うところが多々ありました。
だって、オセロゲームで四角を全部取ることに成功したけど、オセロのゲームには負けました。なーんて嘘でしょう。四角取ったら絶対勝ちますよ。
この話は嘘くさいと思いました。
不幸を売るのも大変なんですね。
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すぐ既読つけたらキモいと思われる気がして一旦スマホを置いた
もうみんな退出したグループLINE「お幸せに」という文字がある
その了解道中膝栗毛ってやつ すごく嫌なの別れてほしい
月が綺麗ですねなんてものじゃない地球が燃えてますねほどの愛
パトラッシュもう疲れたよ眠いんだレッドブルとか効かないやつだ
ワンテンポ隣の席が早いのでコース料理が次々ネタバレ
牧水の生家から見える牧水が見た山々と見てないママチャリ
ほぼ同じツイートなのに14万人いいねの人 105いいねの僕
1等が出ましたという看板があるから買わないこの売り場では
爽健美茶Sサイズには似合わない立派なトイレと長いレシート
隅っこで生きてきたからオセロ盤 この角だって譲りはしない -
Posted by ブクログ
学校祭の中庭のライブで見た忘れられない瞬間が、壮平の跳躍。
この跳躍を再び思い出したのは、卒業後何年も経ってからあの中庭が無くなると知ったから…。
中庭とともに思い出が消えることのないようにもう一度、あの瞬間を見たいと。
青春の思い出が甦るが、彼らほど熱い思いはなかったような気がする。
できれば彼らと時を過ごしていれば…
いっしょに跳んでいたかもしれない。
みんなの分の悲しみは俺が背負うから、だからみんな跳べって、どれだけカッコイイんだよ。
彼らに希望や勇気を与えていたような西岡先生もカッコいい。
「目、貸して」ってちょっと言えそうもないけど力のある言葉だと感じた。
あのとき、見逃していたことや忘れていたことを思いだしたい…
そうすれば、もしかしたら心に残る言葉があったかもしれないと思った。
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Posted by ブクログ
高校時代にバンドを組み
学校内でライブをした壮平と晴太。
その場所がなくなると知った同級生たちは
もう一度だけライブをしたいと考えるが…。
卒業後、プロへの道を進んでいる壮平と
父親の会社を継いだ晴太。
地元に残って母校の教師になった優作や
地元誌の出版社で働くかおり。
カフェを開く夢がある渚。
いろいろな人生を歩んでいる同級生の
高校時代の思い出や、今の暮らしぶりが
順々に描かれていって
壮平自身は最後の方にしか出てきません。
その中で彼らの演奏した曲の歌詞
タイトルになっているフレーズが現れる。
くぅ…アオハルですよ(*´∀`*)
じわじわと登場キャラみんな愛しくなる。
高校生に読んでほしいと思いながら
刺さるのは「高校生だった」中高年かもなぁ。 -
Posted by ブクログ
この本は作者の芸人であり歌人でもあられる岡本雄矢さんから直々にお勧めしていただいて拝読しました。
たぶん
岡本さんも私がレビューしたら読んでくださるかと思うのですが、実はこの本私はダメでした。岡本さんごめんなさい。
舞台が北海道の高校のバンドの話であるということは事前情報として知っていました。
私も父の転勤で小学校六年から中学三年まで札幌に住んでいたので懐かしいかなと期待していました。
でも岡本さんの描かれた青春群像小説『僕の悲しみで君は跳んでくれ』は今の高校生の青春で(コロナ禍の頃の高校生のようでした)昭和の中学生だった私と共通点があるわけはなかったです。
他にも書きたいことはたくさんあって下書きには書いたのですが、それを読んで作者の岡本さんやブク友さんの中にも不快に感じられる方もいらっしゃると思ったので書くのをやめます。
作者の岡本さんに「読みます」と言った約束は果たしました。
岡本さんの作品は小説より短歌の方が好きです。