【感想・ネタバレ】僕の悲しみで君は跳んでくれのレビュー

あらすじ

18歳の時に “あいつ”が放った光を、もう一度見たい。「その一瞬」のために始まった青春の延長戦は、あまりにも――。
読んだら、誰かを“応援”したくなる! 全ての人の感動スイッチを押す、胸アツ青春小説。

私たちは今、壮平君が歌った未来にいる――。

札幌で高校時代を過ごした仲間たちには、共通した「忘れられない瞬間」がある。学校祭の中庭のステージで見た、瀬川壮平の姿だ。
当時の仲間たちが同窓会と称して集まっていたある日、母校の中庭が無くなるというニュースが。
もう一度、あの場所で壮平を見たい!
しかし、東京でプロの活動を始めた壮平のステージは果たして実現するのか?
10代を共に過ごした仲間と、もう一度青春することはできるのか?
掴めそうで手放してしまった「欲しかった未来」に、もう一度手を伸ばしてもいいのか?
大人になってなんとなく流されていく日々に、「あのとき感じた希望の感触」が蘇る!

~~31文字の制限中で「その瞬間」を短歌というドラマにしてきた著者が、ついに挑んだ、渾身の長編小説。

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Posted by ブクログ

めちゃくちゃ読みやすかった
会話の流れや場面の移り変わりに違和感がない
過不足がなくて小気味よい
本なのに映像を観ているみたいだった

登場人物が興味深い
こんなに普通な平々凡々な主人公っていただろうかとおもった
それがすごくリアル
普通な平々凡々な人間だって悩んだり挑戦したり失敗したり成長したりするんだよなとおもった
そして自分もそうだよなとおもえた

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2025年08月02日

Posted by ブクログ

高校時代の中庭ライブ。そこで跳んだ壮平くんの姿を軸に話がすすんでいく大人の青春群像劇。
一人ひとりの物語に胸がきゅっとなるようなエピソードがあり夢中で読み進めた。西岡アートプロジェクトも、渚のここぞという時の短歌もすごく良かった。あたたかい物語でとても好きな小説だった。

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2025年06月04日

Posted by ブクログ

7人の仲間達いやそれ以上の人達の青春時代を北海道で過ごす物語りが始まる。とても爽やかであった。小生にも小学のときの友人男性3人と女性2人の6人が今だにおよそ年に一度くらいもう若くして亡くなった友人の家に亡くなった友人の奥様を含め7人集まって友人を偲び皆んなで近況を語りあっている。

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2025年06月02日

Posted by ブクログ

タイトルに惹かれて。
素敵なタイトル!と思ったら、短歌を詠む方でした。そして芸人さん。多才!
青春ですね。青春でした。いやぁー、青春。
海のある街で青春時代過ごしたかったんだよなぁ。

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2025年10月14日

Posted by ブクログ

まさしく青春!
高校時代の1ページである学校祭でバンド演奏をした
7年後その場所であった中庭が無くなることを知り再び演奏をしようと集まることになった
この小説の中には短歌が隠れている
中でも私は
『選ばれた人じゃない
ステージの上にいるのは
そこを選んだ人だ』
という句が好きだ

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2025年07月27日

Posted by ブクログ

学校祭の中庭のライブで見た忘れられない瞬間が、壮平の跳躍。
この跳躍を再び思い出したのは、卒業後何年も経ってからあの中庭が無くなると知ったから…。
中庭とともに思い出が消えることのないようにもう一度、あの瞬間を見たいと。



青春の思い出が甦るが、彼らほど熱い思いはなかったような気がする。
できれば彼らと時を過ごしていれば…
いっしょに跳んでいたかもしれない。

みんなの分の悲しみは俺が背負うから、だからみんな跳べって、どれだけカッコイイんだよ。

彼らに希望や勇気を与えていたような西岡先生もカッコいい。
「目、貸して」ってちょっと言えそうもないけど力のある言葉だと感じた。

あのとき、見逃していたことや忘れていたことを思いだしたい…
そうすれば、もしかしたら心に残る言葉があったかもしれないと思った。





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2025年07月25日

Posted by ブクログ

高校生の友情とちょこっと恋愛。教師のあり方もなるほどと思うところもある。登場人物の視点を変えながら高校時代の中庭ライブを軸に展開する物語。
成長していく姿が眩しい。

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2025年08月09日

Posted by ブクログ

爽やかでちょっとほろ苦い青春小説。
ちょっと純粋すぎるくらいかもと思っていたところ、最後に思わぬ展開。

著者らしい短歌も随所に効いてさすがです。

これからの行き先(芸人、歌人、小説)が気になりますが、発表作、楽しみにしています。

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2025年08月03日

Posted by ブクログ

まっっすぐな青春小説。
とっくに忘れてた瑞々しい感覚を思い出させてくれる一冊。
登場人物中で、渚が短歌を思いついたとき中座する場面が何度か出てくるけど、著書もあんな風に短歌できそうなときは席を外すのかな。

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2025年06月22日

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