野村泰紀のレビュー一覧

  • なぜ重力は存在するのか 世界の「解像度」を上げる物理学超入門(マガジンハウス新書)

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    野村先生のYouTube動画もよく拝見していますが、書籍は行きつ戻りつでき、自分のペースで読み込めるので、更に理解度が上がります。講義は言わずもがな、文章も大変お上手なので、疑問・モヤモヤを全く残さずに読んでいくことができる気持ちのいい読書体験でした。賢い方は一般人(私はそれ以下)の理解度がわからず、とかく説明が不足がち・拙速になりがちですが、そういうことが一切ないのは、野村先生のすごいところだといつも思っています。ありがとうございます!

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    2026年09月05日
  • なぜ宇宙は存在するのか はじめての現代宇宙論

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    現代宇宙論の入門編として、ダークマター、素粒子の標準理論、量子力学と異なる項目が宇宙の仕組みを理解しやすいように体系立てて説明されており、文系でも理解しやすい名著だった。
    やはり最後のマルチバースは非常に魅力的でロマンを感じたが、超弦理論や泡宇宙との関係性に理解が及ばず。野村先生の他の著書や別の理論物理学者の本も読んで知識を積み上げたい。

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    2026年06月03日
  • 95%の宇宙 解明されていない“謎”を読み解く宇宙入門

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    文学部卒の文系人間だけど、大学生時代から関心があり、何冊も本を読んでも理解さえ出来なかった「相対性理論」「量子力学」「超ひも理論」を初めて大まかではあるが理解できた。作者の野村泰紀先生の本は他にもあるので、数冊読もうと思う。
    そして量子テレポーテーションやマルチバースのように、マクロの世界では神秘的な理論が、死後の世界とのテレパシーなど、何故か量子論をもとにしたスピリチュアルな自己啓発本が多いのか繋がった気もする。
    生半可にかじって、その結論をスピリチュアルに求めるのは生涯を真理の探究に費やした天才たちにも失礼なので、そうならないようにしよう。

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    2026年05月06日
  • 95%の宇宙 解明されていない“謎”を読み解く宇宙入門

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    久々にポピュラーサイエンスの面白い本に出会えた。難しい物理の先端的な話題を、数式を使うことなくわかりやすく(それでも若干わかりにくく)説明していて、知りたいことがわかった気になった。『大栗先生の超弦理論入門』以来の一冊。

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    2026年01月18日
  • 95%の宇宙 解明されていない“謎”を読み解く宇宙入門

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    宇宙について知ろうとするほど、ゴリゴリの文系には理解できないことばかりで、頭を抱えてしまう。そんな状態から脱却したい。「分からない」を解消したいと思い、書店で見かけて購入した本作。3回読んだ結果、「分からない」ことを解消するのではなく、「分からない」ことを知る本だと実感した。それは、宇宙があまりにも私たちの常識の範囲外にあり、かつ、宇宙の95%以上が謎に包まれているからだ。

    筆者の野村泰紀氏は、カリフォルニア大学バークレー校教授、ラインウェバー理論物理学研究所所長、東京大学カブリIPMU連携研究員、理化学研究所客員研究員を併任し、素粒子論・宇宙論における理論物理学の最先端で活躍されている。そんな第一線の研究者が最新の宇宙の謎について、ただ「宇宙に興味がある」という一般読者に丁寧に解説してくれる。なんとありがたい本だろうか。

    宇宙の謎は3パターンに分類される。要約すると、「タイプA:謎が解けているが、人間の直観にあっていないもの」「タイプB:理論的には説明可能だが、実証されていない」「タイプC:現時点では、完全に説明できない」。

    何度も読み返して思ったのだが、宇宙初心者にはこのタイプAが非常に厄介だ。筆者は、宇宙の謎を読み解くためには、素粒子・量子・時間・重力の基礎知識が必要だと解説しているが、宇宙に関連するこれらの事項は、私たちが日常生活を送るうえで受け入れている常識から、直観的にそぐわないように感じてしまう。例えば、時間と空間の概念を変えたとされる相対性理論。「光速度不変の原理」はアインシュタインの思考実験を何度イメージしても、よく分からない。でも、分からないからと言って思考を止めてしまっては、タイプB・Cの謎を読み進めることはできない。だから、「(感覚や経験則的に)分からない」を受け入れる――分からないけど理論をいったん受け入れる――という姿勢が、ゴリゴリの文系が宇宙というフィールドについて知りたいと思ったときに必要な心構えのように感じた。「分からない」けれど、分からないなりに受け入れて次に進むための第一歩だ。それでもやはり、素粒子とか量子力学は「なんのこっちゃ」と思うけれども。

    気を取り直して、解明されていない謎について見ていくと、これは純粋にワクワクする。インフレーション理論、暗黒物質(ダークエネルギー・ダークマター)、時間が一次元である理由、マルチバース、ブラックホールの特異点、宇宙の始まり。理論物理学者が未知の現象を予測する理論を提唱し、最先端の観測機器がそれを実証するために遠い宇宙を探索する。ハワイやチリの山頂から宇宙を見通す望遠鏡が、宇宙空間へ送り出され惑星を探査する人工衛星が、これらの謎を解き明かすために稼働しているんだと実感する。

    宇宙やそれを解き明かすための学問は、なんだか私たちの生活とはかけ離れているように感じるけれども、宇宙の中の地球という場所で暮らす私たちの世界の話である。「分からない」からと遠くに押しのけるのではなく、「分からない」を受け入れながらも、第一線の研究者たちが取り組む宇宙の謎を知りたいと思う欲求は、両立させて良いものだと感じる一冊であった。おそらく、これからことあるごとに4回目・5回目と再読を重ねるだろう。

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    2025年12月30日
  • 95%の宇宙 解明されていない“謎”を読み解く宇宙入門

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    過去、細胞研究のために顕微鏡を覗いていた自分にとっては縁遠いと思われる宇宙について、何か発見があるかもと思い手に取ってみた。

    なんだか難しい相対性理論やら、素粒子やら、量子やら、、なんだか難しいことがわかりつつあったり、まだわからなかったり、ってことがわかった。

    いずれにしてもミクロにおいてもマクロにおいても、『分からない』って浪漫やなぁ。

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    2025年09月06日
  • なぜ宇宙は存在するのか はじめての現代宇宙論

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    めちゃくちゃ面白かったです!!

    現在の宇宙物理学がどこまで進んでいるのか、
    どこまで解明できていて(理論と観測の一致が確認できていて)、
    正直ベースでどこが未解明で、その未解明な部分を説明しようとすると、どのような追加理論が必要となって…
    ということを、僕のような素人にもとても分かりやすく説明されています。

    きっと想像を絶するくらい難解な宇宙のことを、
    ここまでかみ砕いて説明されるのは、本当に苦労されたと思いますし、
    本質を理解出来ていないと出来ないことだと思いました。
    そういう意味で著者の野村さんは凄いと思います。
    (当然本業の研究分野でも凄いのだと思いますが)

    はじめにやあとがきで触れられている「宇宙科学者のリアル」についても、
    とても面白かったです。
    (壮大な宇宙の研究していても身近な小さいことにくよくよ悩むのは普通の人と変わらない、など笑)

    宇宙にがぜん興味が湧きました。
    (先日JAXAに行ったくらい…笑)

    ありがとうございました!

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    2025年07月16日
  • 95%の宇宙 解明されていない“謎”を読み解く宇宙入門

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    宇宙を構成しているエネルギーの総量を計算してみると、驚くべき結果になる。これまで判明している素粒子から重力などのあらゆるものを足し合わせても5%にしかならない。残りの95%は未知のもので満たされていて、いまだに見えないを端的に表現するべくダークマターとダークエネルギーという呼称が付けられている。
    本書のタイトルは、ここに着眼、クローズアップして、これまでに最先端で取り組まれてきた歴史を紹介しながら、難解な言い回しを避け、読者を迷路に引き込むこともなく、わかりやすく最後まで謎の興味を損なうことなく導いてくれる。数多の素粒子論や宇宙論の本が出ているが、これまで曖昧模糊としていた知識や理解が、本書を通じてスッキリ整理されていく爽快感がある。
    全体の構成の中で、これまで謎と考えられている対象を3つのタイプに分類している。タイプAは、理論的に説明できても直感では理解できない「不思議」というジャンル、タイプBは、理論的には説明できそうだが、検証や確認が十分できずに疑わしさを残しつつ「不完全」というジャンル、タイプCは、理論さえ構築できない「謎」というジャンル。専門家以外では、どれもどうなっているのだろう、ちっともわからないということに対して、3つのタイプのどれに該当するのか、丁寧に説明していく。研究の最前線が見えてくる。

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    2025年06月28日
  • なぜ宇宙は存在するのか はじめての現代宇宙論

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    古い知識のまま止まっていたが、最新宇宙論の「マルチバース理論」が、こんなに刺激的だとは思わなかった!
    野村泰紀教授が出演している動画「ReHacQ」を偶然見たところ、内容のあまりの面白さにハマってしまい、教授が出演している動画を探しては見まくってしまった。
    私自身は完全に理系から脱落した人間。
    文系にもなりきれず、今でも中途半端な感じでいるが、とにかく物理がダメだった。
    高校の時に物理の授業を聞いていても、全く理解できず。
    テストで0点を取ったこともあるくらい、完全に肌に合わないのだと思っていた。
    しかし、こんな大人になってから教授の説明動画を見たら、メチャクチャ分かりやすいじゃないか。
    そもそも宇宙には興味を持っていたし、子供の頃だって「学研の科学」を定期購読していたくらい、科学好きだったのだ。
    改めて物理0点の私だが「高校の時の先生の教え方が悪かっただけじゃないか」と思い直して自分を慰めた。
    今さらながら歴史を追って物理学を学んでいくと、こんなに頭に入るのか。
    「なんだ、そういうことか!」と腹落ちする感覚は、大人の今だからこそ、余計に心地良い。
    難しい数式は相変わらず理解できないが、こんなところで学ぶコツが見つかるとは、良い時代になったものだと思う。
    学校の授業で良い先生と巡り合わずとも、こんな素敵な動画に出会えれば、それだけで勉強するきっかけになる。
    調子に乗って今回教授の書籍を購入してみたのだが、すでに動画で概要を見ているだけあって、「これは面白い」とすんなり入った。
    予備知識なく本書を読むと、少々難しいかもしれない。
    しかし、私個人としては本当にお薦めの書籍である。
    仕事に直接役立つものではないかもしれないが、充分に知的好奇心をくすぐられる内容だ。
    本書を読んで宇宙に思いを馳せ、人生が豊かになるなんて、すごく素敵なことじゃないか。
    改めて本書内で、読み応えを感じるのは、後半に設定された第5章と第6章。
    我々の住む世界が、あまりにも良く出来過ぎているという話と、マルチバースに関する部分だ。
    この2章分については、ワクワクしながら何度も読み返してしまった。
    今になって子供時代に読んだドラえもんだったり、SFの世界の話を思い出してしまう。
    人間の想像力は果てしないし、分からないことを探求する力も素晴らしいと思う。
    宇宙については、今でも分からないことが大半で、その壮大な難問を何とか解き明かそうと日夜努力している人がいる。
    それだけで、大きなロマンを感じてしまう。
    東京で空を見上げても、星空はほとんど見えないが、空の遠くに宇宙があることは実感できる。
    これだけ広くて大きな宇宙だから「そこに存在して当然」と思ってしまうし、変化がないものだと勝手に思っていた。
    改めて、宇宙が誕生して約138億年。
    今現在も加速膨張を続けているのだそうだ。
    加速し続けているのだから、いつかは光の速度を超えてしまうらしい。
    (加速膨張によって、光の速度を超えるのは、相対性理論と矛盾していないとのこと)
    そうなると、宇宙の端から出された光はいつか地球に届かなくなり、宇宙がどこまで拡大しているのかも観測できなくなってしまうということだ。
    そんな未来は何億年も先らしいので、我々人類がすでに消滅しているかもしれないのだが、そんなことを想像するだけで面白い。
    こうして今でも、宇宙は大きく動いている。
    そんな宇宙の存在自体が、そもそも奇跡的だと聞いたら、どういう印象を持つだろうか。
    我々が暮らす「宇宙」は、実は「あまりにも良く出来過ぎている」のだという。
    このことは、私自身本書を読むまで(教授の動画を見るまで)、全く知らなかった。
    そもそも「地球はあまりにも良く出来過ぎている」というのは、良く聞く話で、理解はしていた。
    太陽との距離がたまたまバッチリで、衛星としては大きな月が地球の自転を安定させ、温度的に熱くも寒くもなり過ぎずに、水で満たされた星として存在するなんて、それだけでとんでもない奇跡なのだ。
    それと似たようなことが、我々の暮らす宇宙でも起きているらしい。
    宇宙の構造や膨張を記述する理論モデルがあり、そのモデルの振る舞いを具体的に決める数値(パラメータ)が、設定されているのだが、このパラメータをほんの少し変えてしまうだけで、我々の宇宙の形にならずに、全く違う宇宙になってしまうのだという。
    具体的には、我々の宇宙が誕生した時は、物質・反物質が半々だったはずが、なぜかCP対称性が破れて(こういう表現で説明するらしい)、我々が住む「物質の宇宙」が出来上がったのだという。
    これだけ聞くと「なんのこっちゃ」だが、我々の常識(21世紀の知識)では、宇宙には天体があり、それらが銀河や銀河団を形成しているということだが、それ自体が本当に針の穴を通すかのごとく、偶然に出来上がっている世界なのだという。
    ほんの少しパラメータを変えるだけで、「物質の宇宙」が出来上がらないはずなのに、なぜ我々の宇宙だけがあまりにも都合よく「物質宇宙」となっているのか。
    さらに言うと、そんな宇宙になぜ我々のような人間が地球に生まれたのか。
    (人間も当然「物質」で出来ている)
    考えれば考えるだけ、「あまりにも良く出来過ぎている」のは間違いない。
    この「なぜ」は未だに解明されないのだが、これも世界の天才物理学者たちが、科学的に解き明かそうとしている。
    それだけで尊敬してしまう。
    我々凡人に在りがちだが、目の前のほんの一部を見ただけで、それが世界のすべてだと思い込んでしまうのは、本当に勿体ないことだ。
    本書内でも「とらわれている常識を外してみることが大事」と説かれているが、大きな視点で物事を捉え直してみることが大切なのだろう。
    そうでなければ「我々の宇宙は無数に存在する泡宇宙の一つに過ぎない」などとは思えない。
    マルチバース理論はメチャクチャぶっ飛んでいる。
    単なる想像の世界ではなく、科学的に論理立てた上で仮説しているのが面白い。
    どうやってそれらを証明していくのか、解き明かしていくのか、本当に興味があるのだが、我々の世界があまりにも良く出来過ぎていると感じる一方で、これからのAIの進化含めた未来がどうなっていくのか、本当に興味がある。
    自分自身、どうやってこの先の人生を生きていくのかを、真剣に考えなければならないのだが、そんなことよりも、「子供の頃に想像した未来世界」が訪れることに興奮してしまう。
    宇宙の存在が奇跡であれば、地球の存在も奇跡そのもの。
    そんな地球に我々はたまたま知的生命体として生まれ、そしてたまたま世界の謎を解き明かそうとしたり、AIの進化も含めて、人類の存在意義が問い直される時代に生きている。
    時代がほんの数百年ズレて生まれていたら、私自身まったく異なる人生を送っていたのだろう。
    数百年なんて、宇宙の歴史138億年からしたら、ほんの誤差の範囲だ。
    本当に「あまりにも良く出来過ぎている」と思ってしまう。
    その奇跡に感謝して、知的好奇心を大いに刺激していきたい。
    50代の今になって、素敵な書籍に出会えたことに感謝している。
    (2025/3/9日)

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    2025年05月12日
  • なぜ宇宙は存在するのか はじめての現代宇宙論

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    めちゃくちゃ難しいのにめちゃくちゃ読み易い。
    そしてワクワクする。久しぶりにページをめくる手が止まらない本に出会えました。

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    2024年10月18日
  • 多元宇宙(マルチバース)論集中講義

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    マルチバースの話は野村泰紀先生が解説するネット動画で説明をきいていたので、この本を読むことはその知識を詳細な情報でアップデートするような感覚でした。

    あとがきにあった

    「広大な宇宙に比べたら、ちっぽけな自分の悩みなんて全部吹っ飛ぶ」
    というようなミラクルはあまり期待しないほうが良いかと思います。(省略)僕も、周りにいる宇宙論を取り扱っているサイエンティストの多くも、皆さんと同じような日々の悩みを抱えながら生きているように見えます。

    という、素人が物理学に接する際の心構えを諭した著者、野村泰紀さんの優しさがとても印象に残りました。

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    2024年07月16日
  • なぜ宇宙は存在するのか はじめての現代宇宙論

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    UCBの野村教授による一般向け宇宙解説本。語り口が変に読者に媚びたり、反対に専門用語連発で突き放すようなことをせず、極力平易な言葉、ニュートラルな表現で現代宇宙論が解説されている。宇宙専門でなかった物理出身としてはレベル感がちょうど良くとても面白かった。ダークエネルギーは要は真空のエネルギー(そう言われたらまあそうか)、ダークマターの候補として考えられているWIMPなど知れてよかった。あと超弦理論の10とか11次元とかいう空間+時間以外の次元の概念について、それらの次元軸はドーナツみたいに輪になっていてかつそのスケールが見えないほど小さいから存在しないように見えるという解釈が、素人なりに初めて腑に落ちた気がした。
    自分が生きている間にダークマター・ダークエネルギーの正体は分かるのだろうか…ビックバン以前の状態は…

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    2024年02月21日
  • なぜ宇宙は存在するのか はじめての現代宇宙論

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    ネタバレ

    最新の宇宙論が丁寧に説明されている。
    用語を正しく使わないといけないことがよく分かった。
    それにしても理論物理学の進歩・進展は凄い。

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    2024年01月19日
  • なぜ宇宙は存在するのか はじめての現代宇宙論

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    決して簡単に理解ができる内容ではない為、果たして自分の理解が何%程度なのかすら自覚できないものの、宇宙を考えると言うことの壮大さや日常の小ささ、地球であり、人類ができたことの奇跡的な偶然などを考えざるを得なくなる。後半に出てくる超弦理論、マルチバースのテーマはそのタイトルはよく目にするものの、内容の濃さ、複雑さに改めて驚愕した。

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    2022年10月23日
  • なぜ宇宙は存在するのか はじめての現代宇宙論

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    展開する理論について行ってるとはまったく思わないが、無茶苦茶面白かった。この宇宙の始まりのところや、ダークマター、人間原理、マルチバースなど、変な表現だけど、解らんなりに腑に落ちた(^^)。ああ、宇宙論もここまで来てるんだ、との感慨深い本です。作者の筆力に感謝。

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    2022年09月30日
  • なぜ宇宙は存在するのか はじめての現代宇宙論

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    宇宙論は好きなので何冊も読んでるけど、これは最近出た本だけあって最先端の話もあり、またとても丁寧に書いてくれていて、今までいまいち理解できてなかったこともよく理解できた。とても良書。

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    2022年08月21日
  • なぜ宇宙は存在するのか はじめての現代宇宙論

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    面白い。
    最新の宇宙論はどの辺まで来ているかって言うのを紹介していて非常に面白い。
    今まで量子力学や宇宙論の本を読んだことのある方に適していると思う。
    カバーしている範囲は広いがそれぞれ少し掘り下げて説明してあるので理解しやすい。
    今までキワモノ扱いだと思っていたマルチバース論も理論の帰結として相当有力になっていると言うのも驚いた。

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    2022年08月21日
  • なぜ宇宙は存在するのか はじめての現代宇宙論

    Posted by ブクログ

    オーディブルで一度聞いたが、途中ででてくる図表が気になり紙本を買った。
    量子力学とマルチバース理論がわかった。真空のエネルギー、ダークマター、なども。これら最新理論をわかりやすく解説するのは骨の折れる仕事だったと思う。労作。

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    2022年08月13日
  • 宇宙はどう生まれたのか 世界の「起源」がわかる素粒子物理学超入門(マガジンハウス新書)

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    傍線を引き、書き込みをしながら読む。
    さらに、AIとの壁打ちで、本書には書かれていない部分まで、哲学的な思索を深める。

    量子力学以降の宇宙論の発展とは、数式にあらわれてしまう実無限を、可能無限的に回避していくことだったと言えるのではなかろうか?

    しかし、宇宙の立ち場から見れば、
    「俺は、おまえらが言うところの実無限なのだから、そのまま、実無限として扱ってくれよ。そのほうが、俺の実像に迫れるぜ」
    ということになるかもしれない。

    『そう記述できることと、そうであることは、違う』

    これが、素人哲学者のわたしなりに、宇宙論・物自体の世界を考えるうえでの、重要なキーワードである。

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    2026年08月21日
  • なぜ宇宙は存在するのか はじめての現代宇宙論

    購入済み

    予想よりずっと深く難しい

    マルチバースという言葉、そして初めて聞いた泡宇宙という概念に関心を持って読むことにしました。
    初心者にもわかりやすいというレビューも多く、完全なる初心者の私でもある程度理解できるかなと。
    最初の方は比較的簡単で、丹念に図なども見ていきましたが、だんだん私の理解の範疇を遠く飛び越えていきました。
    語り口は大変丁寧で、日本語なので、読みやすいので、さらに何度か読んで、宇宙という壮大な命題に向かい合ってみたいと思います。

    #深い #怖い #シュール

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    2026年06月20日