宮原博昭のレビュー一覧
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具体的。勉強と誠意、戦略と丁寧なコミュニケーション。ぜひやってみたい。社内に派閥を持たず、腹心の部下も持たないまま13年社長を続けた、というところに共感。希望を持った。
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・自分の能力を最大限に引き出さなければ生き残れない
・逃げない男、玉砕しない男
・5*4*3 *2 *1の作戦立案方式
周到な準備をした上で成功するまで戦い続ける
・全ての関係者に良い結果となるように尽力する
・あらゆる事業展開は既存事業から派生する形が王道
・のれん代=購入価格-純資産額
償却はできるだけ長期で
・改革は目先の利益を追わず、5年後10年後を見据える
・しっかりとコミュニケーションが取れる -
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ネタバレM&Aの本を本屋で探していた時に出会った本。学研の社長によるM&Aの実践本。
感想。
結構読んだつもりでいたM&A本の中でも最高峰ではないか。大概のM&A本は、概論やファイナンス論や手続紹介の本だが、ここまで実践の話が書いてある本には初めて出会いました。読んで良かったです。
備忘録
・学研は「学習」や「科学」の販売で成り立ってきたが、学習塾系に徐々にシフト。そこを地域の塾をM&Aで。
・サ高住を世の中に初めて提供したのは学研。マジか。
・買って苦労するか、買わずに後悔するか、どっちか。だったら買って苦労する方が良いのでは。
・M&Aと内 -
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メッセージや考え方は、昭和くさい部分があるし、当たり前と言われる部分もあるのだが、社会と企業の歴史から、創業者の想いから、学研・事業の存在価値、目指す先に向けて、大切で必要なことを説かれている。
・摩擦を恐れず、とがった人間になれ
・権限を持とう
・原点は「教育」ではなく「学習」
・ピンチをチャンスに変えるのはイノベーション
・「晴れ間にしておくべき準備」を怠るな
・現場主義で判断する
・先義後利───売れたら終わりではない
・マーケットインの発想で仕事をしよう
・東京一極主義ではなく、地域性を重視せよ
・外部環境の変化に合わせて内部環境を変える
・もう一度トップに立とう -
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晴れ間のうちに対策せよ、を学びとする
・海外対応
・少子高齢化対応
・dx対応
・赤字部門のテコ入れ
P172
・20年にわたる減収
・2010年社長就任、それから3年間の増収増益
・5年目で増益ストップ
・2014年に赤字ギリギリの3100万の当期純利益。赤字は回避。
・役員報酬返上、賞与引き下げ
選択と集中
・出版部門3社統合、コンテンツ絞り込み
・成長エンジン ココファンへの投資
・塾への投資凍結
・フラグタクる組織をめざす
金太郎飴、方向性が合致している
・エスキモーに冷蔵庫を売る 凍らせないために
一見需要がないように思われる状況でも逆転の発想があればものは売れる。確証バイア