三砂慶明のレビュー一覧

  • 千年の読書:人生を変える本との出会い

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    —蔦屋の書店員、三砂さんがおすすめする本の紹介—

    軽い気持ちで手にした本書は
    最初の印象を思い切り覆した。
    これはライトなブックガイドじゃなかった。

    本書は「人生を変える本との出会い」から始まり、
    生、仕事、お金、食、瞑想を経て、最後は死について語られる。

    おすすめされる本の中には、ふだん自分から進んで手に取ろうとしない本も並ぶ。
    なぜならそれに手を出したら自分自身と向き合わないといけなくなるから。
    軽いことから重めのことまで、”これはほんとはだめなことなのかも、改めないといけない”と薄々気づいてることを突きつけられ、目をつぶって考えないようにしていたことを見せつけられた感じ。
    読んでい

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    2024年02月02日
  • 千年の読書:人生を変える本との出会い

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    ネタバレ

    蔦谷堂書店梅田本店でPOPを見て購入した本。本の紹介本なのかと思いきや、それだけではなく、読者の生活に沿ってテーマを分けて進めていたため、実用書から哲学的な所まで広範に至っていた。特に死を考える章では、免れられないことについて考えるきっかけとなった。三砂の本棚を案内するような紹介にいつの間にか引き込まれていたのである。

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    2024年01月03日
  • 本屋という仕事

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    大きな書店には気軽に入れる。こだわりのありそうな小さな本屋に入るには、私の本好き程度では恐れ多いのではないかと思っていた私なりの感覚を払拭してくれる本。

    本の中に出てくる各書店員には、出会いや縁づくりになりたいとの思いで本屋を開業している共通点があった。

    そして、読者が本と出合うために、一冊一冊の魅力をより引き出す棚づくりという演出をしている。この棚づくりから漏れ出す書店員の思いを、棚の前に立ち、感じ取れたらどれだけおもしろいだろうか。

    呑むこと、食べること、買うこと、そして子供達へ本の魅力を伝えるなど、本と出合うきっかけづくりは様々あるとして、現代にあったカタチで読書を広げ続けている。

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    2023年10月07日
  • 千年の読書:人生を変える本との出会い

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    梅田の蔦屋書店に行くたびに目に留まり気になっていた本。「世界を変えることはできなくても、自分自身の言葉で、自分自身の人生を生きられたら、世界が違って見えるのだと、私は読書に教えてもらいました。」という三砂さんの言葉に勇気づけられた。この本を読み終わって、また沢山読みたい本が増えたけど、こういう経験に毎日が支えられているなと感じる。

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    2023年06月18日
  • 千年の読書:人生を変える本との出会い

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    自分で選ぶ本は、どうしてもジャンルが偏りがち。
    本書では、7つのテーマのお薦めの本が紹介されている。
    普段は読まないようなものもたくさんあったけど、本文が引用されているので内容がイメージしやすく、実際に読んでみたいと思った本がいくつもあった。
    読んでも読んでも読みたい本が増える一方で、嬉しいような困ったような…。
    三砂さんのような方と本の話が出来たら、楽しいだろうなと思った。

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    2023年05月27日
  • 千年の読書:人生を変える本との出会い

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    1 どんな本?
    書店員が「何故人生には本が必要なのか?」
    を探究する為に、人生に欠く事のできない7つ
    のテーマに合わせた本を紹介し、本の世界の招
    待状のつもりで書いた本。

    2 なんで読んだの?
    (1) 読書の本で高レビューだから。
    (2) まだ見ぬ名著を知りたい。
    (3) 読書の仕方の変化と名著の購入ができる状
    態になりたい。

    3 構 成
    7章構成290頁
    「何故人生には本が必要なのか?」から始まり、
    「本当の出会いは人との出会い」「本を開くと1行
    先には何が起こるかわからない。だから読書はや
    められない

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    2023年05月02日
  • 本屋という仕事

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    名物書店員さん達でもこれだけ苦しんでる話を読んでしまうと、本屋やってみたいけど、厳しいんだろうな、と思ってしまう。

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    2023年01月03日
  • 千年の読書:人生を変える本との出会い

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    読書が好きな人、本屋が好きな人はもちろん、それらが苦手な人、普段関わらない人にぜひ読んでほしい。

    この本で紹介されているのは私が普段読まないジャンルの本についてばかりだったので多少頭を痛めながら読んでいたけれど、だからこそ新しい出会いの扉を開いてもらったような気がした。

    写真で本が紹介されているため、まるで本屋で未知のジャンルの本棚の前に立っているような気分になった。各ジャンル、1.2冊は読んでみたいと思った。
    書店員さんである著者のことばが幾つも胸に残っている。やっぱり読書はすばらしい。

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    2023年01月03日
  • 千年の読書:人生を変える本との出会い

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    章ごとに色が違う。食に関する章は、自分の生活と重ね合わせ、ワクワクしながら読んだ。お金と宗教の話を正しく理解するには、私はまだ知識不足だった。

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    2022年12月25日
  • 本屋という仕事

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    書評で知り、読んでみた。本を揃えるこだわりや、商売として売上を立てるやり方など、各者各様で参考になった。

    一点物の古書店は、買いそうな常連の顔が浮かぶと聞いたことがあるが、買取書店も同じスタンスということを知った。

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    2022年11月05日
  • 千年の読書:人生を変える本との出会い

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    梅田蔦屋書店でブックコンシェルジュを務める三砂慶明さんの著書『千年の読書』を読むと、その膨大な読書量に圧倒されます。

    数々の本たちが、文脈に沿って見事につなげられている。
    しかも本というより、印象的な”一節”がつなげられていることに感動します。

    だからこそ誰かに本を選んであげるときも、その人の問いにぴったり沿うような紹介ができるのだろうなと思いました。

    千年にわたる書物の連なりを、それぞれ一冊として見るのではなく、一つの巻物のようにつなげて読んでいく、そう思うとワクワクしませんか?

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    2025年11月13日
  • 千年の読書:人生を変える本との出会い

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    ネタバレ

    ~本との出会いは人との出会い~

    自分の人生、本に支えられてきた。
    読書こそ人生だ、本を読むことでいまの自分がある。

    私はそんな人生を歩んできているが、そういう人にはまさにぴったりな本だ。
    どんな恵まれた人生を歩んできている人でも、そうでない人でも人生には「避難所」が必要だと気付かせてくれた。
    人生がうまくいかないと感じるときに読むと勇気づけられる。

    ★人生の岐路で悩んでいるとき、何気なく手に取ってみた本で、ちょうどぴったりの瞬間にちょうどぴったりの答えを見つけるなら、あなたはそれを偶然だと思いますか?(ミヒャエル・エンデ「M・エンデが読んだ本」)

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    2025年06月17日
  • 千年の読書:人生を変える本との出会い

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    なぜ人生には本が必要なのか。なんのために本を読むのか。
    自分に問いながら読み進めていきました。結論は面白いからです!学ぶために読む、自分のために読む。知らない世界を知るために読む。きっと人によって違うと思います。この作品を通して〇〇と本の形であらゆる方向から本を見ましたが、やっぱり自分は面白いから読みます。自分には作れない世界に浸り、時に学び、時に笑い、時に感動する。そんな読書体験ができるからこそ本を読みます。
    そしてそう考える自分と三砂さんの考えの違いもまた読書の面白さだと思いました。(第2章は共感できる部分が多かったです笑)
    改めて本が好きで、この先も読んでいきたいと思いました!

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    2025年05月06日
  • 本屋という仕事

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    書店業が既にビジネスとしては成立せず、茶道や華道のような「道」になって来ているのがしんみりと悲しい。ですが、そうやって生き方としての本屋を模索している人々の姿を確認すると、それだけでホッとするし救われたような気がします。
    本好きしか読まない本屋本。やはり好きだなあ。

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    2023年10月26日
  • 千年の読書:人生を変える本との出会い

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    本の紹介が多い。それは参考になりよかった。
    ただ、全体的に長く途中で流し読みになってしまった。

    著者と自分の読書レベルの違いもあるかな。

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    2023年08月27日
  • 千年の読書:人生を変える本との出会い

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    それぞれの本との出会いを通して感じたことやエピソードが書かれている本なのかと期待していたのですが、思っていたより期待はずれでした。後半になるにつれ、設定したテーマを書籍の引用をしながら説明しているだけ、という印象です。前半は面白かったかも。もっと余裕がある時にゆっくり読めばよかった。

    引用されている本の名言などはとても参考にはなりますし、紹介されている本も読んでみようかなと興味は湧きます。

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    2023年04月13日
  • 千年の読書:人生を変える本との出会い

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    本を愛する著者の、本の紹介というか感想というか。出会い方ひとつで印象も変わる。人ももちろんだけど、本もそう。読むタイミングで全然違う感想を持つし、どうしてあんなに好きだったのに、もあれば、なんで再読を躊躇ったんだろうと思うこともある。
    でも、読まなければ良かった本はひとつもない。何もなかった、っていうのも大事な感想だから。あと、自分が大好きでも人もそうとはかぎらないけど、何にせよ、否定することだけはしたくない。どれもきっと、誰かの大切な本だから。
    ここからもいくつか読んでみたい本が見つかった。本から離れられない著者の、本との出会いを覗き見できて嬉しい。自分にとってこの本が出会って良かった一冊に

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    2023年02月02日