坪井貴司のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
<感想>
・マイクロバイオータの重要性は認識していたが、すべての臓器と腸のつながりなど最新の研究の成果はすごい。
・改めて食物繊維を摂ることの大事さを認識。
【目次】
第1部 脳腸相関とは何か
第1章 「腸と脳」のつながり
第2章 蝶と脳をつなぐマイクロバイオータの登場
第2部 ここまでわかった!「脳を支配する腸」の最新研究
第3章 腸と睡眠の関係
第4章 腸と記憶力の関係
第5章 腸と神経疾患の関係
第6章 腸と発達障害・精神疾患の関係
第7章 腸と食欲・肥満の関係
第3部 腸のブラックボックスを解き明かす
第8章 腸の中では何が起きているのか?
第9章 腸からさまざまな臓器へ
第10章 脳や体をうまく使うには腸を整えよ -
Posted by ブクログ
腸と脳が情報をやり取りして、お互いの機能を調節している仕組み「脳腸相関」についての本。
腸と睡眠の関係、腸と記憶力の関係など腸と関係あるの?と思えるものにも腸が深く関わっている。
「腸管には約4億~6億個のニューロンが張り巡らされていて、独自の神経ネットワークがある」という。腸は「第2の脳」と呼ばれることから、なんとなく腸は消化機能だけではない機能があるとは思っていたが、神経細胞があるなど腸はまるで腸と脳は同じような機能があるなんで本当に驚く。こうした緻密な機能が、進化の過程で偶然にできたなんて、信じられるのだろうか。そんなことをつらつら考えると今日も眠れない。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ糖質制限食とエネルギー制限食ではダイエット効果は同じだが、糖質制限のほうが食欲が減る。
タンパク質の摂取量を増やすと糖尿病の発症率が高い。
タンパク質は男性で65g、女性で50gは必要。
グルテンはセリアック病の原因になるが、それ以外の人はグルテンを制限しても意味はない。
トランス脂肪酸は、LDLコレストロールを増加させる。1日あたり2~3g以内に抑える。マーガリンやショートニングに含まれる。
加工肉と赤肉(牛、豚、羊、馬、ヤギ、哺乳類)を摂りすぎない。
ヴィーガンでパフォーマンスが向上するというエビデンスはない。特に問題が生じない、程度。
ホルモンには、ステロイドホルモン、ペプチドホルモン、アミノ酸誘導体ホルモン、がある。
男性ホルモンが脱毛を引き起こす原因のひとつ。運動をしてもテストステロンが一時的に増えるが継続的に高いことはない。
脳の構造は、男女で脳梁や前交連と呼ばれる部位で違いがある。
過酷なダイエットは、肥満者でも脂肪だけを減らすことはない。その結果、ダイエット後は基礎代謝が落ちている。
メタボリックアダプテーション=ダイエットによってエネルギーの危機的状況と勘違いして基礎代謝を落とす。甲状腺ホルモンの分泌が減少する。しかも、体重が戻った跡も簡単には治らない。ダイエット後は食欲が高まりやすい。
有酸素運動より、高強度運動のほうが体脂肪量の減少に効果的。運動後の消費カロリーが多い。食事性誘発熱産生が高まる。
筋繊維の損傷度合いが軽い場合は、筋肉痛は遅れて出るように感じる。
運動後にタンパク質を取るよりも、推奨量を1日で摂ることのほうが大事。
20251128再読
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タンパク質(アミノ酸のロイシン)は、mTORを活性化する。タンパク質の合成が高まるが、抗酸化酵素を減少させる。
筋トレで、タンパク質を大きく増やさなくても筋肉の合成は高まる。
オートファジーが弱まって古いタンパク質が貯まると炎症がおきる。運動は、筋肉の合成とともにオートファジーの働きを高める。
身体のタンパク質の1/3はファシアなどの細胞外にある。
消化には、物理的消化(咀嚼など)、化学的消化(消化酵素によるもの)、生物学的消化(大腸の腸内細菌によるもの)がある。
セリアック病と小麦アレルギーは似ているが違うもの。非セリアック・グルテン過敏症もある。
油はプラスするのではなく、置き換える。
キャノーラ油(なたね油)は、オレイン酸の割合が60%で飽和脂肪酸はオリーブオイルより少ない。
トランス脂肪酸のリスクは、リノール酸(大豆など)を摂っている日本人には少ない。
ハザードとリスクの違い。
アルコールもリスクは有るが禁止されていない。トランス脂肪酸も同じ。
コーヒーやエナジードリンクの効果はカフェイン。
カフェインの代謝はアルコールの代謝酵素と同じ。
赤肉や加工肉は心疾患やがんを発生しやすくする。
ヴィーガンではビタミンb12、鉄、亜鉛、カルシウムが不足しやすい。
スポーツ選手でも問題はないがパフォーマンスを向上する可能性は低い。
メタボリックアダプテーション=ダイエットによって体重が減って基礎代謝が落ちる以上に、危機的状況と認識して代謝が落ちる現象。甲状腺ホルモンが減少するからではないか。ダイエット後は、食欲が高まりやすく抑えにくくなる。
ファットバーニング理論によれば、有酸素運動が脂肪の減少に向いているが、高強度インターバル運動のほうが運動後の消費が増えて食欲が抑えやすく、脂肪の燃焼に向いている。
グリコーゲン1グラムには3倍の水が付着している。カーボローディングで1~2キロ増える。
運動中に脂肪を使う事自体は、重要ではなく、全体でどのくらいエネルギー消費が増えたか、による。
ファットバーニング理論は、運動直後に着目したもの。長い目で見れば意味がない。
筋細胞は、ミオスタチンを分泌することで筋細胞が増えることを防ぐ。トレーニングをやめれば筋肉量は減る。
運動後のゴールデンタイムは存在しない。一日を通じてタンパク質をとるほうがいい。
効果がある、という論文が出やすい。
まずは睡眠。
ワクチンは獲得免疫だけでなく、T細胞、β細胞が活性化する。
花粉症の薬は、記憶力を低下させる。 -
Posted by ブクログ
ストレスを感じてお腹が痛くなったり、長時間食べずにいると、お腹がすいたり。脳と腸が互いに関係し合っていることは、何となく分かる。しかし、腸内バイオータ、つまり腸内に棲む全ての微生物の種類やバランスによって性格などにまで影響すると聞いて驚いた。また、肝臓や腎臓、肺の病気にも関連しているとは。しかも、その理由が丁寧に科学的に解説されている。やはり、腸内環境をいかに整えるかがとても重要なんですね。コンビニ弁当や、インスタント食品、薬なんかは、確実に腸内環境を悪化させる。サプリなんかはまやかし。バランスよく野菜中心の食事を心掛けないといけないことを痛感しました。
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Posted by ブクログ
腸の働きについてもう少し詳しくなりたくて、
手に取った本。
安定のブルーバックスというか、
現時点(この本の出版時点)の最新の科学で
分かっていることをできるだけ平易に書いてくれています。
が、素人にはやはり簡単ではない。。
とにかく結論だけ知りたい自分のような
せっかちタイプには、各章の最後にまとまっている
まとめだけ読んでもよいのかも。
人体の理解で中々難しいのは、
動物(例えばマウス)で分かったことも、
必ずしも人体でも言えるとは限らないということ。
さらに腸の中の様子は、
人種によっても異なるみたいで、中々複雑です。
さらにこの食べ物を食べておけばOKという訳でもなく、
多すぎることもマイナスに働く可能性があるとか。
結局、腸内環境を良くしようと思ったら、
バランスの良い食事をとる、
これに限るということだけは分かりました。
魔法のような裏技を求めている人にとっては、
拍子抜けするような結論ですが、
人生まぁそんなものかな。。