かやまゆみのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ユーレイ通りと呼ばれる通りに出現する謎のスクールバス。霊界に通じてるかもしれない! 和夫に会いたい一心で乗り込んだふーこだけど、そのバスに乗っていたのは五歳ほどの幼女・ユーレイのユー子。さかねが彼女を始末しろと派遣された和夫としばしの逢瀬を果たせて嬉しいふーこだけど、ユー子はどうしてここにいるの? どうして命を狙われてるの? ユー子は、一体だれなの…? ――驚きの彼女の正体、ずっとずっと果たせなかった未練が今叶う! 涙と感動の11巻。
まさかの☆5! ようじょ!ようじょ!いやホント挿絵のユー子もといチビさかねがめっちゃ可愛いんじゃわー!! いや。幼女の可愛さに釣られたわけでは決してなくてですね……
私は家族もの(前巻)と悪役の良心もの(今作)に弱い! ということがわかりました。ずっと前からわかってたけど。私は根っからの悪人、100%悪って言うのはいないな、なんか違うなって思ってる人で、ユー子ことチビさかねがそうだったんです。さかねの中に僅かに残されてた良心だった。その良心がいじめた子達に謝りたくて、完全に消滅してしまう前にこの世に来て、いじめた子達やその子供達と一緒に遊ぶ――本当はいじわるなんかしないで遊びたかった――っていうのが! さ! 。・゚・(ノД`)・゚・。 もうホント……言葉に尽くせないよ… そんで一番謝りたかった子のすみ子ちゃんもさかねが死んでしまって悪霊になったのも自分の所為だって謝りにくるクライマックスのところもあうあうあう… 少女と少女はやっぱいい…(´;ω;`) いじめられる側からの「ごめんね」 そうだよね。本当は仲良く出来るのが一番いいんだよね…
ふーこがみんな最初は同じ赤ちゃんだったのにいつのまにかいじめっ子といじめられっ子に分かれてしまう、っていうのにも切なくなったなあ。あなたにもいいところがあった、って言うところもほんともう。。。そうだよ、悪側にも何かがあるんだよ…… だからこれを受けて次の巻ではなつき側に何か動きはないだろうかねえ。 -
Posted by ブクログ
私の心に一番残っているシリーズの最終巻です
この作品にはいろんなことを教えてもらったんじゃないかな!
ふうこと和夫の、立場は全然違うけれどきっと大人にも負けない真剣な恋。
だけど読んでいた当時の私には衝撃のラストでしたね。
小学生ってやっぱり「2人とも幸せに暮らしました」とか、幸せがはっきりと形に表れてないと不満があったりします。
しかしふーこと和夫の2人の幸せの形は、はっきりしないけれど、だけど2人にとっては幸せ、和夫にとってもふーこにとってもこれが一番の幸せな形を表した終わり方だったのかなーと、年を重ねた今ならわかる気がします。
今になってこうレビューを書いてますけど、結構この話難しいんじゃないか(笑)
小学校、中学校とやっぱり和夫がかっこいいと思ってきた私でしたが、最近このシリーズを読みかえしたら流介がとっても良いヤツ!
やっぱり昔と今ではキャラの根元にある個性というか何というか、分かるようになりますね。
和夫はやっぱりかっこいいのは変わらなかったんですけど!
名木田先生の十数年間にわたるこのシリーズ、お勧めです。
年齢問わず感動できる作品だと思います(私的意見ですが)… -
Posted by ブクログ
霊界との取引で和夫との記憶をすべてなくしたふーこ。しかしところどころ刻まれた懐かしさの正体に戸惑うふーこの前に、再び転校してきた葉月くんが現れる。そして不意に知ってしまう、和夫の名前―ーふーこは和夫との記憶を取り戻せるのか? 人間とユーレイ、運命に引き離される二人の恋の結末は。
はい。最終巻です。あー……そーゆー終わり方ですか…………これは今回表紙詐欺やな これは……これは確かに鬱エンドだな。いや鬱じゃなくて前向きな終わり方なんだけどさ。なんていうか乙女ゲーにおける一見バッドにしか見えないけどハッピーエンドみたいな…。ソラユメをちょっと思い出したかもなあ。思い出したって言うなら、まあふーこは叛逆前のほむらちゃんそのものだなって言うか。
なんか鬱エンドみたいな情報はチラッと見てて。でもそのエンドが気になるから読み始めたわけじゃなくて、単に小学生の頃気になってたけど読めなかったから読み始めたんですが、ユーレイとの恋愛なんて最初から終わってるようなものじゃないですか。だからどっちみちまるっとおさまるエンドではないのだろうなあと。しかも死んだら和夫とは会えないって制約があって、だからふーこは生きていなくてはいけない。でも生き続ける限りふーこは生者で和夫は死者で、誰もその理を覆すことは(霊界でも)出来ない。それでも一緒にいる為にはどうする? 死者の誰かを甦らせるのではなく、あくまで生かし続けるには? それは生者の方がずっとずっと忘れないでいること。すべてを忘れている前提のふーこから始まった今回なので、ここに帰結するのはある意味必然だったのかも知れないですね。あなたがくれた命で、私はあなたと共にこれからを生きていく。うん、確かに見た目的には悲劇的な結末かもしれないけど、とても前向きだと思う。aikoの「花風」を流したい気分です。
最後の急展開の前の家族とのほのぼのシーンとかもう全部不安を煽るものでしかなかった・汗 あらゆる鬱作品を乗り越えてきた故についた耐性である…… 今回携帯電話やメールが出てきて、一気に社会変わったな~と思いました。考えてみれば私も携帯持ち始めたのこの作品が出た年の2001年だわ。
ユーレイと生者との恋愛。考えてみれば両者の対比が強烈過ぎるほど、その差異こそが作品の主題そのものなんでしょうね。「生きている」ということ、「生きる」と言うこと、それがどれだけ大切かと言うことを、シリーズ通して、特に後半ではより強く描かれているような気がしました。岩松さんのことにしたって、もう長くない状況でかつての想い人と再会し、しかもその人との間に子供がいて、そして孫までいて、それで手術を受けて少しでも長く生きていこうと思えるようになるかもね、っていう顛末もじんとしました。
小学生の時分に読めなかった私に読んだよ~って念を送りたい。一年前に急に止めてしまって、急に再開したこのシリーズの読書だけど、うん。読んで良かったです。ふーこがあんなに無理しなければ、ってやっぱり思うけど、ふーこも和夫も一生懸命で、そしてここに辿り着いたんだと思うと二人のこれまでを無碍には出来ません。当時読んだ人もまだ読んでない人も改めて読書する機会があるといいなあと思ってます。 -
Posted by ブクログ
自分の遺体が発見され、激怒する流介。父の骨髄を移植する手術を拒む花野子。自由になる為にむりやりはめられた互いの婚約指輪を外したいふーこと和夫。けれども、流介のために何かしたく、そして花野子に生きていてもらいたい。四人の思惑が交差し、やがて衝撃の展開へ。
かなり真剣にタイトル詐欺。見かけファンシーなタイトルだけど全然ファンシーじゃないぞえw いったい何がミラクルなのかw 招待状っていうのはふーこが送った手紙を指してるのかな。
全編に渡って重い感じです。あと急にふーこが大人っぽくなった感じがするなー。それは単に今までのことで成長してきたからだろうけど、この前の巻でより一層大人びた感じだな。あとこれずっと90年代に完結したのかと思ってたんですがこの巻が出たのは2001年なんだって。こまったちゃんがおっはーを使ってた辺り当時を反映してるかも。
かやこの家族にひたすら(´; ;`)ってなってました。めちゃくちゃいい家族やないかい…! そして流介の父も取調室で素直になってそこでブワァァってきました。みんなこんな風に家族に想われる子供がいいし、子供を想ってくれる両親であるといいよな…そういう祈りを感じたし抱いたよ……
それにしたってまさかのトンデモ展開である……時を止めるのはスタンド能力でも3秒が限界なんだぞ……ユーレイってどのくらいの力が最低限備わっているんだろう恐ろしいわい そうかユーレイが掟を破りすぎると鬼になるのか……魔法少女が魔女になるのに近いな(そうか?) でもおおお 記憶喪失案件はもうナシにしましょうよウワァァァンっつってエアブーメランしてた。ひとの記憶こそがひとの命なのよ……人の記憶こそが時間なんだって電王の侑斗も言ってたよ… だからなんかもうわかっていらっしゃるって感じですよ 忘却は最大の攻撃だわ… さて残り一巻! あと一巻でまとまるのか! いやここまで来たらまとまんないとおかしいから -
Posted by ブクログ
たまたまビデオに映っていた、生前の和夫。ふーこはアジャパパの呪文でビデオの中に入り込んで生きている頃の和夫に会いに行く。でもそこで知ったのは、和夫には誰か好きな人がいたと言うことで… 写真の中に入り込んでタイムスリップ! きっとわたしたち、知り合う前から、ずっと好き。シリーズ第11巻。
星空~とかユーレイ城の人物とか苑美が出てきたので「なるほど!これは総集編ですね!いよいよ物語もクライマックスだからおさらいしようってことですね!」って思ったけどあんまりそうじゃなかったっていう。写真の中に入ったら記憶はその当時のものじゃなくて現在のものであるって仕組みはなんかようわからんなそれでいいんか、と思ったけど。こんがらがる感じがする。苑美もアジャパパも生前の和夫のことを気にするんじゃなくて今の和夫とふーこ自身が大切でしょって背中押してくれるのが良かった。
同じ町にいたんだから、どこかですれ違っていたかもしれない、どこかで出会っていたかも知れないっていうのは切ないですね。そして因果は変えられない。ここで和夫を助けることが出来たら「そんな祈りが叶うとすれば、それは時間干渉なんてレベルじゃない! 因果律そのものに対する叛逆だ!」になっちゃいますからね… 最後は切なかったな。恋心とのお別れや、ユーレイでも和夫は素敵だよって伝えたくても伝えられないってこと。恋は楽しいだけじゃないですからね。さてうまくいけるのか、あと残り三巻だ。 -
Posted by ブクログ
ところどころ記憶のないふーこ。なんと悪霊さかねのたくらみで、ふーこの体が不良少年・片山玲に乗っ取られてしまった!? そしてふーこの精神は玲の体に入ってしまった――つまりふーこは男の子に! こんなんじゃもう和夫くんは愛してくれない… しかも玲はふーこの体を死なそうとしていて!? 絶体絶命! シリーズ第十巻。
わりとお話の種としては定番の入れ替わり話。でもタイトルからじゃそんな話とは察せられないので、結構意外でした。このタイトルすごく好きなんで、どんな話か気になってたんだけど。あと表紙絵がすごく好きです。つまり姿形が変わっても、心は変わらないっていうことなんですね。何度もひとの心までは変えられない、心は誰のものにもならないって書かれてるので、なるほど。
今回は不意に泣いてしまいましたね……マジです。何故なら私は家族ネタにめーーーっぽう弱いからです。ふーこに玲が入ったことでふーこの性格が不良になるんだけど、ふーこのことを本気で心配してくれるお父さんとお母さんと、お姉ちゃん本当は優しいんだって言ってくれる弟のむっちゃんが(´;ω;`) 最後に助けに来てくれるのもほんと良くてガチで泣きましたよ、ええ(´;ω;`) どの家庭も暖かくて優しいものだと思ってたふーこが、そうじゃない家庭もあるんだって知ってしまうのが辛かったですね……うん、現実はね。 -
Posted by ブクログ
和夫と同級生のデーモンこと桂木大門と出会ったふーこ。しかし半ボタンを奪われてしまったふーこは何とか取り戻すけれど、その所為でデーモンは事故に遭ってしまう。不思議なのは、怪我は大したことないのに、意識不明の状態が続いていること… それもそのはず、デーモンは一時的にユーレイになってしまったのだから。ふーこと和夫の関係を知り、詰め寄ってくるデーモン。三日の内に生きる道を選択しないと本当にユーレイになってしまう。つまり、死んでしまうのに…! 90年代の人気シリーズ第五巻。
やっぱりこういうラブコメものはあて馬が出てくると面白くなるね…! いつもの1.5倍のスピードで読めたような気がする(笑) 見た目だけで言うなら和夫よりデーモンのが好きかも。性格も、ひねくれてるところとかね。ふみこのことを「ふみご」って一貫して呼び続けるところもね。まあ、お母さんが自殺未遂をおこして精神を病んでいたり結構ヘビーだったりするんだけど…苑美のことと言い昔の児童小説はヘビーだな、うん。でも良かった、良かったよ。いつかお母さんと一緒に暮らせるといいね。ふみこと和夫の関係を知った彼は今後のシリーズにも出てくるのだろうか。出てきてほしい。 -
Posted by ブクログ
ふーこの守護霊になった和夫くん。だけどそう頻繁に会えるものじゃなくって…けれども、何故かトイレに閉じ込められたり、鉢植えが落ちてきたり、最近やけに身の危険が多いふーこ。そんな中、何かとふーこを敵視する梅原さんに、和夫の姿が見えてしまった? それは和夫に恋をしたユーレイ・苑美の仕業だった。二人の仲を引き離す為にあれこれいじわるをする苑美を、何故かかばい続ける和夫。けれどもそれは、苑美がとても可哀想な運命を辿ったからで……
さくさく読めるのが児童書の良いところ。苑美はいわゆる悪霊に近いのかもしれないな…前巻に引き続き難儀だ。和夫がかっこいいのがいけない。
しかし苑美の死は児童書にあるまじき惨さ……むごすぎるわあ…(; _ ;)つら、つら…… 児童養護施設にいた同級生を思い出した。よく突っかかってくる子で外見も苑美そっくりだった。今何してるのだろう。それはおいといて、和夫が彼女に優しくしないような人だったら嫌だった、って、ほんとそれ( ;∀;) いちご髪パッチン泣ける… 苑美が生きてたらきっと梅原さんよりも良いふーこのライバルになってただろうな。