三輪一雄のレビュー一覧
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著者は美大を出ていて、監修を動物行動学、昆虫学の専門家がしている昆虫の本。数ページは写真を使っているがそれ以外は絵が描かれている。それもほとんどのページは全面を使っている。科学本なので、正確な描写に違いないが温かみがあり、背景の絵や生き物の描き方が芸術的である。
文章もわかりやすく絵の効果もありとても親しみ易く分かりやすく読み易い。
昆虫の完全変態、不完全変態の説明に始まり、それが地球の生命誕生の話へと繋がっていく。壮大な話なのだけど、読んでいると違和感なく昆虫、大きくは生き物の進化の過程を辿っていける。
10年前、児童にサナギの中ではドロドロになっていると教えてもらったときの衝撃を思い出した。ドロドロの絵を見て改めてすごすぎると思った。
児童は科学本は写真の本が好きで良いと思っているフシがあるが、絵の図鑑や科学絵本の素晴らしさを伝えたい。 -
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☆2020冬 小学3年生 読み聞かせ☆
4年生の教科書で読んてみよう!になっている絵本。
冒頭にオウムガイって知ってる?と聞いてみたら、あっさり「知ってる」と口々に言われてしまい、あせる(笑)・・わたし、この絵本読むまで聞いたこともありませんデシタ・・。。
アンモナイトとオウムガイの因縁の?関係がわかりやすくかつドラマチックに描かれている。日常生活でなじみのない言葉も出てくるのでもっと練習してから読むべきだったなあと反省はあるけれど、自分自身発見がたくさんあっておもしろい!とおもった絵本をいっしょに味わうことができてうれしい。語り口がややかたい印象を与えてしまう科学絵本ジャンルで、テーマもやや特殊かもしれないけれど、すなおに受けとめてくれた様子で読後の反応もよかった。4年生で教科書にのっているのを見つけて「あ!これ知ってる!!」って思い出してくれたらうれしいなあ・・! -
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ネタバレ5年生に読みました♪
カエルが大嫌いな人にはたまらない絵本ですが
カエルが大好きな私にも逆にたまらない絵本(笑)
イボイボのあるヒキガエルは、その風貌から
気持ち悪い、とみんなに嫌われます。
引き合いに出されるアマガエルは見た目も可愛く
ジャンプが出来たり、泳ぎが得意だったりと
良い所ばかり・・・それに比べてヒキガエルは・・
ところがどっこい!
何故か「関西弁」で喋るヒキガエルは、
乾燥に強く、イボから出す毒のおかげで
天敵から身を守ったりと、しぶと~く生き抜きます。
「なんのとりえも無いけど、しぶとく生きるちゅうのも
とりえなんやで!!」という爽やかな終わり。
エセ関西弁を駆使して読み上げました♪
聞いている子供達の雰囲気も上々!
表紙と裏表紙にカエルに関するウンチクが
たくさん書いてあり、「後で読んでみてね」と
本を置いてきたところ、長女が「みんなが群がって
読んでいたよ」と教えてくれました。
高学年には、こういうちょっとしたオマケ話しが
喜ばれるようです。 -
Posted by ブクログ
生物誕生からの大きな進化の流れの中で、サナギという形態をもつ完全変態の昆虫がどのように発生したのかが、子どもでも分かるようにかなりかみくだいて分かりやすく説明されている。
不完全変態の昆虫と完全変態の昆虫で、進化上どちらが先に登場したかという、今まで気にもしたことがなかったことに触れられていて、目から鱗が落ちる思いだった。
植物が裸子植物から被子植物に進化することにも昆虫の存在が大きな影響を与えていたというのも面白かった。
とはいえ、いきなり完全な形のサナギが発生したわけではないだろうし、不完全変態と完全変態の中間のような昆虫はいたのだろうかなど、興味は尽きない。