あらすじ
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大昔の海に生きていたが今は絶滅してしまったアンモナイト。でも同じ仲間だったオウムガイは今も深海で生き続けている。なぜ?
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Posted by ブクログ
☆2020冬 小学3年生 読み聞かせ☆
4年生の教科書で読んてみよう!になっている絵本。
冒頭にオウムガイって知ってる?と聞いてみたら、あっさり「知ってる」と口々に言われてしまい、あせる(笑)・・わたし、この絵本読むまで聞いたこともありませんデシタ・・。。
アンモナイトとオウムガイの因縁の?関係がわかりやすくかつドラマチックに描かれている。日常生活でなじみのない言葉も出てくるのでもっと練習してから読むべきだったなあと反省はあるけれど、自分自身発見がたくさんあっておもしろい!とおもった絵本をいっしょに味わうことができてうれしい。語り口がややかたい印象を与えてしまう科学絵本ジャンルで、テーマもやや特殊かもしれないけれど、すなおに受けとめてくれた様子で読後の反応もよかった。4年生で教科書にのっているのを見つけて「あ!これ知ってる!!」って思い出してくれたらうれしいなあ・・!
Posted by ブクログ
絵のタッチから、科学的な内容を連想せずに手に取ったが、中身は地球の生き物の進化の歴史が、非常にわかりやすく描かれていた。そして、最後にどのあたりで分岐したのかがわかるイラスト年表があり、とても感動した。リスク分散とか棲み分けとか、大人になってわかる言葉をこんなにわかりやすく絵本は表現できるんですね。近所の貝類館で飼育されているオウムガイを見に行きたくなりました。
Posted by ブクログ
進化の過程でオウムガイの一部グループが体の改造に取り組んだこと、その新しい体のオウムガイがアンモナイトになったこと…両者の関係を知らなかったので、9歳息子と共に新鮮な気持ちで楽しめた。
環境の変化や敵の出現に対応して早く大人になることを優先し、せっかちの血を受け継いだアンモナイト、住む場所を追われ冷たい深海で自分のペースを守って生き抜く道を見出だしたオウムガイ、結果的に生存は分かれてしまったけどどちらも必死に生きた証を残している。
息子があまり関心のない分野だったが、興味津々で新しい扉を開けてくれてうれしい。