黒沢咲のレビュー一覧

  • 渚のリーチ!

    Posted by ブクログ

    麻雀を知らないで読んだ人間です。

    表紙の勝気な顔に惚れて手に取った本でしたが、冒頭は順風満帆と言える疾走感で駆け巡った。正直、ある程度本を読んだことがある人が読んだら、絶対このスピード感で終わらないと思うだろう。
    しかし、この物語の女性は違う。
    あっという間に駆け上がった。途中休息程度の足踏みはしたが、平均速度は維持したままフィニッシュ。

    麻雀のルールが分からなくても、渚の突き抜けるような活力と、底抜けの元気で、なんやかんや漠然としていた麻雀のイメージの解像度が上がった気がする。長く愛される、と言っても麻雀の歴史はとんでもなく長いものだけれども、いろんな人に愛される卓ゲーだからこそ、様々な

    0
    2025年03月10日
  • 黒沢咲の 鳴かずに勝つ! セレブ麻雀

    Posted by ブクログ

    面白かった。小説『渚のリーチ!』のお話も書いてあり再読しようと思った。
    ここまできちんと自分のスタイルを貫いて打てる人はなかなかいないと思う。供託も安いアガリもいらない、美しい麻雀を求めているんだなと思った。私は麻雀でも日常生活でも優柔不断で迷いやすいので、一回形をきめたらそれに向かって妥協せずまっすぐ進める力をつけたい。

    0
    2024年03月19日
  • 渚のリーチ!

    Posted by ブクログ

    2022.6.5.

    小説なんだけどすべてが創られたものではなく、作者でプロ雀士の黒沢咲さんの半生をベースに描かれた作品。現実ではないのだけれども、現実とリンクする部分もあって、読みながら妙な心地になった。それは嫌な感情ではなく、どちらかというと心地よい部類のもの。黒沢さんが見てきた景色や世界を自分の視界を通して覗き見しているような、酷く贅沢な時間を過ごしたなぁという感想です。

    例えば家庭環境が壮絶な人生だったり、人とは違った学生生活だったり、何かにずば抜けて秀でていたりと、自分の人生がそのまま小説のようになってしまう人が世の中にはいる。黒沢さんはそういう類の方ではないと思うのだけれども、そ

    0
    2022年06月10日
  • 渚のリーチ!

    Posted by ブクログ

    文字の大きさ、ページ数、牌姿の量もちょうど良い、文体も癖なく読みやすい。6~7割が本当の事ということで名前は変わっていたが誰々だな~と麻雀プロを思い浮かべるのも楽しい。そして、装丁がすごく好き。イラストやデサインが良く手に取りやすい。ファンとしては七筒や西がたまらないデサインになっている。

    0
    2022年03月30日
  • 渚のリーチ!

    Posted by ブクログ

    MリーグのTEAM雷電に所属する、女流プロ雀士の黒沢咲さんの初の著書。
    主人公である渚が麻雀に出会ってから、プロとなり、Mリーグという大舞台に立つまでの物語は背景や人物はデフォルメされていますが、さながら黒沢さんの自伝的でもあると読んでいて感じることができました。
    黒沢さんが打つおもしろい麻雀の背景を知ることが出来るのは、ファンとしてはうれしいところでありました。
    そして、Mリーグ以降については、虚実入り混じる内容となって読んでいて不思議な気分になれる部分もありました。
    現在進行形で行われているMリーグにおけるTEAM雷電のチーム史の一面もあるように感じることが出来、チームのファンでもある僕は

    0
    2022年02月28日
  • 渚のリーチ! 試し読み増量版

    購入済み

    麻雀のリアルがある

    この本は現役の麻雀のプロの方が書いた小説という事で作者の経験やリアルの話が入ってくるのでとても場面がイメージがしやすくて面白かったです

    #共感する

    0
    2025年03月14日
  • 渚のリーチ!

    Posted by ブクログ

    必勝がないから生き方が大事という言葉が本書の中で出てきます。
    スマホゲームや学校の試験ではパターンを覚えてしまえば大抵のことを乗り切ることができます。しかし、麻雀や将棋などのシンプルなボードゲームには型やパターンはあれど人の心を読むことも必要です。もっと言うと自分のメンタルをコントロールしたうえでゲームしなくてはなりません。
    著者が体験してきたことをストレートに文字にぶつけてきたという思いがこもった1冊でした。

    0
    2024年03月24日
  • 渚のリーチ!

    Posted by ブクログ

    麻雀の大会とか選手がいるなんてこれを読んで初めて知った。麻雀を魅力的に書いてて、しかも主人公の麻雀の牌がどれなのかとかも書いてあるから読みやすい。d(^_^o)d

    0
    2024年01月20日
  • 渚のリーチ! 試し読み増量版

    購入済み

    私小説的

    作者自身の経験をもとに女流雀士の活躍を描き出しているため、話の内容や表現が実に生き生きとしている。自分自身の経験をもとにしているので、私小説的 といえないことはないが、芥川龍之介や太宰治の私小説となったく異なり、深刻なところがなく晴れ晴れとしている所が良い。

    0
    2023年01月04日
  • 渚のリーチ! 試し読み増量版

    購入済み

    経験の反映がリアルさを感じる

    麻雀プロである作者本人の体験を反映させていることで、麻雀の世界をよく知らない読者にとっても、主人公の渚を通してよりリアルにその特徴を知ることができる本だと思います。そして何事にも必要なのが気の強さであり、いかなる場面でも弱さを見せない渚の精神力は、私も見習わなければと感じました。

    #感動する #ドキドキハラハラ #タメになる

    0
    2022年07月01日
  • 渚のリーチ!

    Posted by ブクログ

    読みやすかった!
    アッサリというか主人公の語りで進んでいく文章が熱い気持ちもサラッと読めて良かった
    麻雀はよくわからなかったけど
    どんなとろこでも一生懸命やるのって青春だなって爽やかな気持ちになった

    0
    2025年06月19日
  • 渚のリーチ!

    Posted by ブクログ

    麻雀プロのМリーガー黒沢咲さんの実体験に基づいた小説です。
    麻雀プロの雰囲気はつかめると思いますが、最低限の麻雀の知識があったほうがより楽しめると思います。
    黒沢咲さんの麻雀プロとしての信念が分かる一冊です

    0
    2023年08月13日
  • 渚のリーチ!

    Posted by ブクログ

    大好きな麻雀のプロになった女性の話。

    麻雀のことを知らない人には、七対子イーシャンテンと言われても意味不明だろう。麻雀好きからすると(私はルールは分かるが点数の計算が苦手)もっと詳しく戦術とかプロの考え方が知りたかった。

    0
    2022年11月03日
  • 渚のリーチ!

    Posted by ブクログ

    自伝?なのかな?

    麻雀の世界を感じられる本だけど、
    麻雀じゃなくて囲碁や将棋でも変わらない
    ところがやや不満。
    もっと麻雀でしか出せない世界観を
    感じたかったなあ。

    0
    2022年04月30日