ただのゆきこのレビュー一覧
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匿名
ネタバレ 購入済みラノベ初心者の私でも
あんまりラノベを読んだことがない私ですがイラストの美しさに目を引かれて1巻と2巻を購入しました。
読んでみると内容が素晴らしいのと同時にが2人の心情がすごく細かく描かれているなと感じました。文字を読んでいるのに次々と2人の風景が頭の中で想像出来ました。
すごく大好きな作品です。 -
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ネタバレ
世の多くの小説作品は扉絵や挿絵等で彩られていますが、少なからず文章と絵の内容に乖離が見え隠れしてしまうのも致し方なしと思っていました。
しかし本作ではそういった懸念ではなく、寧ろ心地よい複合を感じさせてくれます。
ノベル→マンガ、マンガ→ノベルと繋がる部分、それぞれが自己主張して継ぎ接ぎ感が生じ易いところ、全くのシームレスで作品世界に没入できるのは、著者だけでなくこの作品を大切に思うチームが存在するんじゃないかと想像しました。
作品内容はタイトル通りですが、森田大貴と鳥井寧々花の二人の波乱は当分続くのでしょう… -
ネタバレ 購入済み
夏休みの面倒なお遣いとして始まった学道とこいろの関係、二学期になり保健室登校という形でも前に進めたこいろ、その後も堕落教教祖こいろの下に数日おきに訪れる学道、傍目から見たら付き合ってる様にしか見えないですよね。
不眠が一緒の寝具で添い寝をすればスヤスヤって…。
将来の自分が現在の状況になるとも知らずに、不用意に後輩に掛けてしまった『頑張って』という言葉。
目標を見失ってしまう後輩ちゃん。
でも傍に並び立つ事も出来ず、行った手段とは…。
このシリーズ、読み易くて続いて欲しいですが、果してどうなるか? -
ネタバレ 購入済み
試験で解答満点ながら、名前を書き忘れるという救い難いミスを犯し、それを見逃す対価として担任から結構面倒なお遣いを申し付けられる根来学道。
そのお遣いとは、学校に来る事が出来ず、夏休みの補習にも来られない同級生に課題のプリントを届け回収するというもの。
一見簡単なお遣いだが、その相手・真倉こいろは夏休み中パジャマで堕落すると言いだし、外出もしない、当然学校にも行かないと…。
勉強ばかりで世間知らずな学道、一見したところは元気で健気で可愛く有能な女の子なのに世俗に晒されたくない真倉。
第一印象だけでは判らない、心に大きな傷を負った二人。
片翼を捥がれ1人では飛び立てない2人が、ふたりなら現実を変 -
Posted by ブクログ
”ねもつき”の叶田キズ先生の新作
しかも、ただのゆきこ先生がイラストになれば期待するしかないじゃんよ。
読んで見たらやっぱり最高のボーイミーツガールでした。
キャッチは『パジャマな君』、そんなことあるかよ。と思ったら自然な導入でビビる。
そこから、どんどん引き込まれる
学年一位の秀才『根来学道(ねごろまなみち)』がある貸しの為に、担任命令で『真倉こいろ』の補習を手伝う事に
家に向かうとパジャマ姿の超絶美少女から一言『ねぇ……一緒に堕落しよ?』
『学道』は堕落するのか?はたまた『こいろ』の補習は突破できるのか?
なぜ『こいろ』はずっとパジャマ姿なのか?
様々な秘密がきちんと最後には一本の -
Posted by ブクログ
学校でのあることがきっかけに人気アイドルでありクスメートである姫野雫と瀬崎灯也が知り合い少しずつ距離感を近づけていく。 アイドルと普通の男子高校生の友情物語というのはかなり新鮮でした。2人の絶妙な距離感と素の姫野さんが出せる唯一の場所が彼の隣という新鮮さがインパクトを持ち、そして、納得させてくれて、素敵な物語を彩っていました。 少しずつ、知り合いから、友達へランクアップしていく過程がすごくよかったです。彼女の素の雫とアイドルの雫、そのどちらも魅力的でアイドルってこうだよねって思わせてくれました。
推しのアイドルに対して、こういう感情を持ったり、そういう物語を所々に練りこまれていたのもすごくよか -
ネタバレ
前巻でのノベルとマンガのハイブリッドが、今巻では無かったのがチョット残念ですが、大貴と寧々花のバカップルぶりにはバケツで冷や水をぶっかけたくなってしまいました。
夏休み初頭のプールから、両親の新婚旅行での不在、属性盛り過ぎコスプレ、幼女プレイ、秘密の添い寝、神社の夏祭り、夏休み明けのテストから禁欲生活、すれ違い続けた二人の思いが、大貴の理性でどうにか昇華され…。
無事に軟着陸できたかと思いきや、寧々花の声が一階のリビングまで聞えていたって、その内にやらかすんじゃ…。まぁ仲良し義兄妹だと思われるならOKなのか…