V E シュワブのレビュー一覧

  • アディ・ラルーの誰も知らない人生 上

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    18世紀フランス。ラルーは、望まない結婚から逃れるため、古き神と取引きをする。

    自由と引き換えに「誰からも記憶されない」宿命を背負った彼女の孤独な人生の旅が始まる。

    全米で100万部超えの人気作。噂に違わぬ名作でした!オススメ。

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    2022年12月31日
  • アディ・ラルーの誰も知らない人生 下

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    ネタバレ

    リュックかヘンリーなら、断然リュック。緑の目が悪魔らしくて良い。

    アディの境遇はわかるけど、結局自分のためにしか生きてないのがなんだかな。だからこそ自由なんだろうけど。
    この作品の主題ではないが、自分さえ良ければと思ってしまった。いやそれが正しいんだけど。なんかな、って引っかかった。

    ヘンリーの魅力も良く分からなかった。リュックよりマシではあるが、自分の好みがリュックに傾ているので。

    面白かった。またこういうの読みたい。

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    2022年07月30日
  • アディ・ラルーの誰も知らない人生 上

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    ネタバレ

    まさかヘンリーも呪われていたとは。
    時系列があちこちだけどちゃんと章前に明示されているのでわかりやすい。
    史実と混ざるの面白いけど、もう少し欲しかったな。

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    2022年07月30日
  • アディ・ラルーの誰も知らない人生 下

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    自由に生きられる無限の時間を得た代償に、誰の記憶にも残らなくなったアディ。“自分のもの"を持つこともできず、他人の住まい、他人のものを拝借して暮らす生活を強いられる。彼女の孤独な人生の支えとなったのは、美しいものや驚きを見つけていくことだった。パリで、ヴェネツィアで、ロンドンで、ミュンヘンで。そして300年の時がたった・・・。2014年、ニューヨーク。アディが古書店で出会ったヘンリーは、ただひとり、彼女のことを憶えていられたが・・・。彼を愛したアディの、誰も知らない、誰にも忘れられない物語。

    久しぶりに設定が面白くて夢中になって読む作品に出会った。しかも途中まではこれは幸先良さそう

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    2022年07月30日
  • アディ・ラルーの誰も知らない人生 上

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    誰の記憶にも残らない人生の 誰にも忘れられない物語――1714年、フランスの小さな村。アディ・ラルーは、広い世界に憧れ、運命の恋人との出会いを夢見ていたが、望まぬ結婚を強いられてしまう。追いつめられたアディは、古い神々のひとりと取引し、望みどおり自由に生きる時間を手に入れる。しかし、その取引には落とし穴があった。アディは誰の記憶にも残らなくなってしまったのだ。家族からも忘れられ、世界中の誰からも消えた存在になった・・・。

    現在と過去が数章ごとに入れ替わるため、若干せわしない切り替えが求められますが、いったいこの先どうなるの?という展開が読めないところは設定が上手い。簡単に諦めずヴィランにいた

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    2022年07月18日
  • アディ・ラルーの誰も知らない人生 上

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    ストーリーは⭐️5
    翻訳に関しては⭐️1

    ストーリーはすごく良くて、様々な事柄に関して考えさせられた。下巻も読むつもり。けれど翻訳が酷すぎる!!!!
    翻訳小説を幾つも読んできたけれど、最悪。ほぼ直訳でGoogle翻訳に仕事を行わせた感じがする。これだったら原書を自分で翻訳した方がマシかもしれない。そして誤訳が多すぎる。例えば登場人物であるLucが“リュック”になっていたりする。(多分ほんとうはルーク)あと、原書では多分、本文は詩的な感じだと思うけど、日本語版は、、、表現できないほど酷い。もっと美しく英語を日本語に翻訳できる翻訳家さんに翻訳して欲しかった。そしたらもっと美しい小説になっていた

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    2022年05月29日
  • アディ・ラルーの誰も知らない人生 下

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    ネタバレ

    ヘンリーがリュックとした取引が語られる。
    愛、自由、不死のもつ意味を問う作品。着地点は想定内だが、300年の歴史が興趣を添えている。

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    2022年04月04日
  • アディ・ラルーの誰も知らない人生 上

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    生まれ育った村で人生を終わることを恐れる少女が、古い神々のひとりと取引した代償。
    アディの愚かさを笑うことは簡単だが、あの時代の女性としてはやむないだろう。彼女の焦燥や希望は今なお現実のものである。

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    2022年03月30日