榛葉豊のレビュー一覧

  • 思考実験 科学が生まれるとき

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    考えることが好きなのですが、その考える事を論理立てて説明した本。
    思考実験と難しそうですが、日常に引き寄せて使えます。
    考え方の定理みたいなのが読める気がします

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    2025年03月16日
  • 思考実験 科学が生まれるとき

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    そもそも実験で法則を検証するとはどういう事なのか、考え直させてくれるのでよかった。文系の思考実験と違う面白さがある。

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    2022年03月04日
  • 思考実験 科学が生まれるとき

    H

    購入済み

    楽しい内容でした。文系で経済学を専攻していました。経済は実験ができません。この本を読み、これまで思考実験をしていたということが改めて認識しました。
    どうしても理系の思考実験が面白く感じますが、社会経済の予測での思考実験の事例が多いと面白いと思いました。社会経済の予測は思考実験とは言わないかもしれませんが。

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    2024年03月18日
  • 思考実験 科学が生まれるとき

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    ネタバレ

    意思決定の科学
    さまざまな統計手法で計算して、効用を比較
    というのが使いこなせると便利そう。(たぶん「迷い」が無くなる)


    ■9章 意思決定と思考実験

    ○意思決定の理論

    平均値でみる → ラプラス基準
    (確率は無差別に扱う

    ・期待効用(効用に確率の重み付け)→期待効用最大化原理

    ・いろんな統計手法の説明
     ワルド基準、ハーヴィッツ基準、サヴェッジ基準(機会損失最小化)

    ・各基準での効用を比較
     →ラプラス基準なら列a,ワルド基準ならbという具合、

    ● 統計的な意思決定方法

    統計的意思決定理論
    ラプラス基準の精度をより上げたもの

    起こる可能性が高いので真剣に検討すべきこと
    起こ

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    2022年10月30日
  • 思考実験 科学が生まれるとき

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    冒頭は法則と結果から原因を導くアブダクション(仮説演繹法)という推論法の説明から。初耳でしたが、演繹法、仮説法との対称性が示されるとなるほどと納得。
    そのアブダクションを使って仮説を立て、仮説からの演繹と実験事実からの演繹を闘わせて仮説を検証する。これをすべて頭の中で行うのが思考実験です。
    本書で紹介されている思考実験の具体例は量子力学がメインの「理系的な」問題がほとんどで、研究者・理系学生向けに書かれた本です(ブルーバックスってそういうものですが)。
    これを日常生活やビジネスにどう役立てるか、は類書に当たるのがよさそうです。

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    2022年05月05日
  • 思考実験 科学が生まれるとき

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    個人的には楽しめる内容になっていた。
    本全体のロジカルさと言うよりは、教科書のような感覚で読める構成だった。
    最終章の実生活への応用は少し強引さを感じたが、思考法や実験プロセス等を意思決定時に応用する例が詰まっていると言う点では学ぶことが多く、また単に空想をする感覚で読むのも面白い。
    個人的には、仮説設定、実験、二種類の演繹、結果というプロセスはシュミレーションに変わる意思決定材料として人生を豊かにするものだと感じた。

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    2022年03月03日
  • 思考実験 科学が生まれるとき

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    微妙にロジカルな流れになっていない
    思考実験の場合分けで、そのあとの解説と1対1になっていないので、ちょっときもちがわるかった。

    作者がおおらかな方なのか、細部の整合性がとっても気になりました

    前段は、思考実験の進め方
    後段は「思考実験」の例を並べた、図鑑のよう

    <思考方法の整理>

    演繹法 ディダクション
    帰納法 インダクション

    仮説演繹法 アブダクション ⇒ 思考実験の主論理
     ①観察事実に基づき、仮説を立てる(帰納法)
     ②その仮説から生起する現象を予測する(演繹法)
     ③その予測が観測事実と一致するかどうか
     ④検証 一致すれば仮説として十分に考察の対象となる
         不一致

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    2022年03月03日