熊谷はるかのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
父親の転勤で一家で(大学生の兄を除く)インドへ行くことになった女子高生。
海外勤務でまだ行き先が決まっていなければ、東南アジアかな、アメリカかな、ヨーロッパだったらいいな~なんて、著者に限らず、誰もが考えるだろう。
そして、父親の勤務先の海外拠点を知らないのであれば、著者と同じように、勤務先にインドを思い浮かべる人は、ほとんどいないのではないだろうか。
自分で言えば、インドと聞いてイメージするもの……タージマハルや風の宮殿等の観光地、カレー、チャイ、世界一の人口、ヒンズー教、カースト制度……等々の一般的な情報しかない。
そんなインドへJKが、ポーンと突然行くことになったら。
着いた -
Posted by ブクログ
「出版甲子園」でグランプリを獲得した、現役女子高生(当時)の熊谷はるかさんによるインド滞在エッセー。お父様の転勤(インド駐在)に伴い、日本でのきらびやかなJK生活ではなく、インドで多感な10代の3年間を過ごすことになった。
ありえないことが毎日発生するという「Incredible India」を面白おかしく描いているが、後半になると次第に真剣な文体モードに。スラムで暮らす同世代の子供達や貧困問題、新型コロナウイルスの流行による深刻な事態をストレートに描いている。
「ぴえん超えてぱおん超えて真顔」という名言がインプットされた。
駐在員の家で雇われている家政婦のブミちゃんや、運転手のモハンの人生に -
Posted by ブクログ
JK突然インドに住む。笑
本当、どんなでなして?って感じしながらも、どうやら父親の仕事の関係らしかった。
常識ぶっ壊れるよなぁ。
読んでたらとにかくカレーが美味しそうで、食べたくなった。パクチー、彼女は嫌いらしいんだけど、どうやらパクチーが練り込んであるパンらしきものもあるらしく、それうまそうー!!!!!
スラム街でボランティアしたり、ストリートチルドレンを助けたいと思って行動したり。
ストリートチルドレン、わたしも毎回どういう風にあしらっていいのか迷う。
でも、この本でお金も渡しても、大人に取られるし、食べ物にしても喧嘩になる。って書いてあって、一番いいのはすぐにパクッと食べられる個包