熊谷はるかのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレオーディブル読書。
JKがインドでギャーギャー騒ぐコメディ的な旅行記かと思ったら、真面目に日本とインドの生活や文化、食べ物の違いを語るエッセイだった!
インド料理が好きだし、インドには行ってみたい。
モハンがクッキーを買ってもらうために勝手にお店まで連れていくところも、かわいくて憎めない笑
でも、恵まれた生活ができるのは、家族で渡航してお父さんの会社のサポートがあるからこそなんだよね。うらやましい…
ストリートチルドレンやスラム、カースト制度による貧富の差、環境問題。
日本での「普通」は、インドではファンタジーにもなるよね。
普通とはその状況によって変わるんだから、普通とは?になる。
高校生でここまで社会のことを考え、自分にできることを行動に移そうとするのが本当にすごい。見て見ぬふりをせず、一歩踏み出すことの大切さを改めて考えさせられた。 -
Posted by ブクログ
17歳とは思えぬ文章力
前半はインドの食文化や交通事情や、インド人との交流を面白く描く。
あちこちで鳴り響くクラクション音、揚げ物の油と複雑なスパイスと甘すぎるスイーツやらが混ざり合った匂い、あぁ、これこれ、インドの路上だよなーって思い出させてくれます。
ほうれん草とカッテージチーズのカレー、本場のナン、クレープを思わせるドーサ、MIZUTAKI SOUPと、食レポがうますぎる。
マーケットの店にはレジがない事、そして手書きレシートなのね。ターバンおじさんインド人は人口の2%ほど。
後半はボランティア活動を通して、インドの社会問題を目の当たりにする著者。ストリートチルドレン、スラム街に暮らす子供との交流。私も確かに感じた、インドでの貧しい人々に対する感情。どうしていいのかわからないからと、見て見ぬふりしてしまったこと。10代の感受性でインドを体験できたことは、きっと彼女の一生の宝になるだろうな。そして、これだけの観察眼、吸収力と表現力があるのだから、今後のご活躍にも期待してます。 -
Posted by ブクログ
インドでのJKの失敗談でも読んで笑って正月を迎えようと手に取ったのですが、なかなか真面目な文章でした。
出版は2021年12月。著者の熊谷はるかさんがインドに住んでたのは2018年から2021年、14歳から17歳にかけての3年間です。
前半こそ日本とインドのギャップにあたふたするエピソードが盛り込まれますが、後半は著者本人があとがきでも書いている通り、「子ども」でも「おとな」でもない10代中盤のみずみずしい感性と青くさい正義感が爆発しています。
こういったアイデンティティの形成が進む時期に多様な刺激を受け入れることは大切ですよね。まぁインド滞在はショック療法が過ぎるとは思いますが、、、おもしろかったです。