熊谷はるかのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
父親の転勤で一家で(大学生の兄を除く)インドへ行くことになった女子高生。
海外勤務でまだ行き先が決まっていなければ、東南アジアかな、アメリカかな、ヨーロッパだったらいいな~なんて、著者に限らず、誰もが考えるだろう。
そして、父親の勤務先の海外拠点を知らないのであれば、著者と同じように、勤務先にインドを思い浮かべる人は、ほとんどいないのではないだろうか。
自分で言えば、インドと聞いてイメージするもの……タージマハルや風の宮殿等の観光地、カレー、チャイ、世界一の人口、ヒンズー教、カースト制度……等々の一般的な情報しかない。
そんなインドへJKが、ポーンと突然行くことになったら。
着いた -
Posted by ブクログ
17歳とは思えぬ文章力
前半はインドの食文化や交通事情や、インド人との交流を面白く描く。
あちこちで鳴り響くクラクション音、揚げ物の油と複雑なスパイスと甘すぎるスイーツやらが混ざり合った匂い、あぁ、これこれ、インドの路上だよなーって思い出させてくれます。
ほうれん草とカッテージチーズのカレー、本場のナン、クレープを思わせるドーサ、MIZUTAKI SOUPと、食レポがうますぎる。
マーケットの店にはレジがない事、そして手書きレシートなのね。ターバンおじさんインド人は人口の2%ほど。
後半はボランティア活動を通して、インドの社会問題を目の当たりにする著者。ストリートチルドレン、スラム街に -
Posted by ブクログ
インドでのJKの失敗談でも読んで笑って正月を迎えようと手に取ったのですが、なかなか真面目な文章でした。
出版は2021年12月。著者の熊谷はるかさんがインドに住んでたのは2018年から2021年、14歳から17歳にかけての3年間です。
前半こそ日本とインドのギャップにあたふたするエピソードが盛り込まれますが、後半は著者本人があとがきでも書いている通り、「子ども」でも「おとな」でもない10代中盤のみずみずしい感性と青くさい正義感が爆発しています。
こういったアイデンティティの形成が進む時期に多様な刺激を受け入れることは大切ですよね。まぁインド滞在はショック療法が過ぎるとは思いますが、、、お