熊谷はるかのレビュー一覧
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前半に書かれていた、著者がインドで受けたカルチャーショックの話(シーク教徒の話、家で働くお手伝いさんの話)などが興味深く、読んだあとに自分の家族に「今こういう本読んでるんだけど、インドではさ…」という話をした。カレーを食べたくなって、カレーを買いに行った。
後半、ストリートチルドレンを支援する活動に参加する中、将来の夢や目標を口にする子供達を前にして「自分の夢を聞かれたら」とヒヤヒヤし、「(彼らより恵まれている)自分は何のために勉強するのか?」と自問する様子が描かれ、筆者は正直だと思った。
ラストは2020年のコロナ禍に、ロックダウンや帰国を経験した、当時の現在進行形に近い様子が付け加えられ、 -
Posted by ブクログ
17歳とは思えぬ文章力
前半はインドの食文化や交通事情や、インド人との交流を面白く描く。
あちこちで鳴り響くクラクション音、揚げ物の油と複雑なスパイスと甘すぎるスイーツやらが混ざり合った匂い、あぁ、これこれ、インドの路上だよなーって思い出させてくれます。
ほうれん草とカッテージチーズのカレー、本場のナン、クレープを思わせるドーサ、MIZUTAKI SOUPと、食レポがうますぎる。
マーケットの店にはレジがない事、そして手書きレシートなのね。ターバンおじさんインド人は人口の2%ほど。
後半はボランティア活動を通して、インドの社会問題を目の当たりにする著者。ストリートチルドレン、スラム街に -
Posted by ブクログ
インドでのJKの失敗談でも読んで笑って正月を迎えようと手に取ったのですが、なかなか真面目な文章でした。
出版は2021年12月。著者の熊谷はるかさんがインドに住んでたのは2018年から2021年、14歳から17歳にかけての3年間です。
前半こそ日本とインドのギャップにあたふたするエピソードが盛り込まれますが、後半は著者本人があとがきでも書いている通り、「子ども」でも「おとな」でもない10代中盤のみずみずしい感性と青くさい正義感が爆発しています。
こういったアイデンティティの形成が進む時期に多様な刺激を受け入れることは大切ですよね。まぁインド滞在はショック療法が過ぎるとは思いますが、、、お