安川康介のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
科学的根拠に基づく最高の勉強法
著:安川 康介
出版社:KADOKAWA
知識社会になって、ますます学習・勉強の効率化が必要になってきました。
そのために、本書を手にとりました。
心理学、脳科学の成果を、学習に取り入れていくことは、ますます必要になってきていると感じます。
睡眠や、記憶を含めて、効率的な勉強法を知ることは、人間の脳を知ることだとおもいます。
なるほど、学習とは、脳にある程度の負荷をかけないといけないのかなと思いました
気になったのは、以下になります。
■科学的に効果が高くない勉強法
・単なる再読、繰り返しよむこと
・一度だけ読むよりは、効果はある
・どのくらい間隔を -
Posted by ブクログ
ネタバレ内容としては目から鱗みたいなことを言っているわけではない、それはそうかも!みたいな内容ではある。
二大柱としては
・アクティブリコール(勉強した内容を記憶から能動的に引き出すこと)
・分散学習(時間を空けて勉強すること)
が特に大事よって内容だった。
分かってはいるけど、つい手を出しがちな参考書を何度も読むだとかノートにまとめちゃうみたいな「勉強してる感」がでる学習法はあんまり効果ないっていう実験結果が出てるよん。
だから、アクティブリコールと分散学習を取り入れた学習計画を立てようねって感じ。
著者がやっていた具体的な方法も記述してくれているし、すぐに実践できる内容なのはよかった。
あと -
Posted by ブクログ
本書『最高の勉強法』は、日米両国の医師免許を持つ著者・安川庸介氏が、科学的根拠と実体験に基づいて「最も効果的な学び方」を体系的に解説した一冊である。
論文などの研究成果が多く引用されており、単なる自己流のノウハウ本ではなく、信頼性の高い内容となっている。
著者はまず、「勉強=インプット」という誤解を正す。記憶を定着させる鍵は、むしろアウトプットにあると説く。その中でも特に重要なのが「アクティブリコール」であり、学んだ内容を白紙に書き出し、自分の言葉で再構成することで記憶を強固にする方法である。頻度高く復習し、積極的に問いを立てながら思考することが、知識を「使える形」に変える過程として強調され -
Posted by ブクログ
本書は著者の経験と論文の研究結果を並べて、効果のある勉強法を分析したものです。
「アクティブリコール」と「分散学習」は、私も経験しており、英単語帳「Distinction 2000」でその効果を実感しました。短期間で2000語をやるハードなものだったので、その辛さゆえ記憶に残ってます。
本書でも記憶は感情とともに残るとあったので、なるほどと合点がいきました。
今こうやってレビューを書くのもアクティブリコールと分散学習になると思いました。
1回目読んだ時は、良い気づきがもらえたところに付箋を貼り、少し間をおいて2回目は付箋のところだけを読み、そして思い返して書き出してます。
読んでる最中は、実 -
Posted by ブクログ
もっと平易化して小学生に配るべき!勉強法の勉強ができる本。あぁもっと早くに出会いたかった。私効率が悪い勉強法だったのか。再読や書き写しノート、蛍光ペンは無駄。
アクティブコール+分散学習が大事!
アクティブコールは思い出すこと。つまり、過去問、暗記カード、誰かに教えるとか。とくに、ブツブツ教えるふりをしながら白紙に思い出して書いていくことがよい。ブツブツつぶやくことでプロダクション効果もえられ、教えることでプロテジェ効果もえられる。
分散学習は間隔をあけること。一度に2時間ではなく、今日は1時間、別の日に1時間のイメージ。1日後7日後2週間後って感じ。つまり、この間隔が開くことで思い出す