ビル・ラジアーのレビュー一覧
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偉大な企業は、偉大になる前から偉大になる準備ができていた。
世界的ベストセラー『ビジョナリー・カンパニー』シリーズの原点にして最新刊。かつて中小零細企業だった企業がいかにして偉大な企業へと成長していったか、その特徴をリーダーシップ、ビジョン、戦略、イノベーションなどの観点から体系的にまとめた一冊です。
ビジョナリー・カンパニーシリーズは過去作も読んできていて、大好きなビジネス書です。以前の作品で心に残っている「時を告げるのではなく、時計を作る」というフレーズや、「適切な人をバスに乗せる」という比喩表現は非常に腹落ちしやすく、今後の組織運営においても重要な指針になると思っています。今作は大企業の分析ではなく、その大企業もかつては中小零細企業だったという部分に着目しており、どのように成長を遂げていったかがまとめられています。納得できる内容が多く、非常に良書です。偉大な企業は偉大になる前から、そのための準備が整っていたという記述を読み、今やっていることは決して間違っていないという確信を持たせてもらいました。迷った時にまた手に取りたいと思える一冊です。 -
Posted by ブクログ
第一章
ビルラジアー
分け与えることとエネルギーの弾み車
ほとんどの人が大胆な野心を遂げられないのは決定的タイミングで全てを捨てて取り組まないから
自分が信頼することで、相手がより信頼に足る人間になる手助けができる
相手を信頼するほうがアップサイドは大きく、ダウンサイドは小さい
素晴らしい人生をもたらすのは人間関係だけ
起業家の成功は何をするかではなく、何者であるかで決まる
お金に振り回されるのではなく、人生の指針となる明確な哲学を持て
人生の成功の真の評価基準は、
どれだけ有意義な人間関係を築くことができたか
自分のコアバリューにどれだけ忠実に生きることができたか
価値観が大事
良く生きるとは、生涯にわたって価値観に改めて視線を合わせ、正しい航路に戻ることを続けること
第六章
できるだけ早いうちから会社のアーキテクチャに偉大さの基礎を埋め込んでおくのがベスト
マップにはインプットとアウトプットがある
インプットは偉大な企業を作る方法
アウトプットは偉大な企業がどのようなものか
第五水準のリーダーシップ
個人的な謙虚さと不屈の精神
企業の成長ペースや偉大さを確保できるかは、適切な人材を確保する能力によって決まる
Andの才能
二項対立を二面性として捉え直す
ビジョナリーカンパニーは、事業の唯一の目的は株主価値を高めることだという考えを拒絶する
ストックデールの逆説
第五水準のリーダーはビジョンや戦略を決定する前に厳しい現実を直視する
キツネ型
世界を複雑なものとして捉え、さまざまなアイデアを追いかける
ハリネズミ型
あらゆる事柄を単一の原則にもとづいて考える
偉大な企業を作るのは、キツネではなくハリネズミ
ハリネズミの概念
①情熱を持って取り組めるもの
②自社が世界一になれる分野
③経済的競争力を強化するもの
→3つの円が重なる部分をしっかり理解することから生まれる
衰退の5段階
成功から生まれる傲慢
規律なき拡大路線
リスクと問題の否認
一発逆転の追求
屈服と凡庸な企業への転落か消滅
パーパスは案内星
BHAG=社運をかけた大きな目標
運の利益率
運に恵まれることが重要なのでなく、恵まれた運をどう活かすか
第二章
何よりも大切で絶対に失敗してはならないのが「最初に人を選ぶ」原則
最高のアイデアを間違った人材に任せると駄作に、間違ったアイデアを最高の人材に与えれば傑作になる
バスの重要な座席のうち、そこがふさわしい人材で埋まっている割合
素晴らしいキャリアを築きたいなら、一番良いのはキャリアのことばかり考えるのをやめること
海兵ブートキャンプの目的
極度のプレッシャーにさらされたときに周囲を助けるより自分を優先するような人材を排除すること
最大限の力を出し切ろうとするのは、仲間を成功させるには自分が成功しなければならないとき
第三章
リーダーらしい人格というものはない
真のリーダーシップは従わない自由があるにもかかわらず、人々がついてくること
リーダーシップはサイエンス(理屈)ではなくアート(技能)
自分自身のためでなく大義のために組織を率いる「あなたの大義はなにか」
もう十分データを集め、分析したと判断するセンスを磨く必要がある
第四章
コアバリューと理念は内側から生まれる
コアバリューは作るものではない
どのような価値観や理念を持つべきか
企業を評価する第一の指標は利益を最大化してるか否かではなく、経済活動のリスクをカバーするのに十分な利益を生み出しているか
パーパスはユニークでなくても良い
社員のモチベを高める要因であって、差別化要因ではない
利益よりもパーパス
ミッションの四類型
目標
共通の敵
ロールモデル
内部変革
目標のベースにあるのは会社の安全
ビジョンを持ったカリスマになることになることでなく、ビジョンある組織をつくることが仕事
もっとも重要なのは会社であり、特定のアイデアではない
第七章
正しい賭けと間違った賭けの違いは実証的有効性
間接的パラノイアの実践
第8章
私たちはストーリーを通じて学習する
すぐに修正できる失敗なんてささいなもの
イノベーティブな企業であり続けるための基本要素
アイデアへの需要力
自分自身の問題を解決する
実験と失敗
クリエイティブな人材
自律性
報酬
それが生まれやすい状況を整えると必ず生まれるのがクリエイティブ
第9章
SMACマインドセット
細部にこだわり、着実で一貫性がある
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Posted by ブクログ
ネタバレいつか読もうと思いつつ読めていなかった本、ようやく購入。
偉大な企業をつくるには何が必要か、
最高の人材をあつめることの重要性、効果的なリーダーシップスタイル、ビジョン、戦略、イノーベーティブな組織にするために必要なことと等の様々な視点から実際に企業の事例にも触れながらわかりやすく記載されている
HEART OF LEADERSHIPやTrue North リーダーたちの羅針盤、NO RULESなど最近読んできた本にもつながる内容であったが
一企業の経験に基づく記載ではなく多数の企業を比較分析して辿り着いた結論であるという部分がポイントだと思う。
いわゆる大企業の一社員であっても多くの学びのある良書であり、所属企業や階層によらずおすすめできる一冊だと思う -
Posted by ブクログ
その指標とはバスの重要な座席のうち、そこにふさわしい人材で埋まっている割合
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経営で1番大切なのは人材。
素晴らしいアイデアを凡庸な人に任せたら凡庸になるが、凡庸なアイデアを素晴らしい人に任せたら素晴らしいモノが生まれる。
アイデアありきだと変化できない。
いい人を集めるて大きな仕事を与えることが成長の好循環
リーダーシップとは、部下にやらなければならないことをやりたいと思わせる技術である
この定義には重要な点が3つある。
第一に、やらなければならないことを見極めるのはリーダーの役目だ。…
第二に、重要なのはやらなければいけないことをやらせることではなく、やりたいと思わせることだ。
第三に、リーダーシップとは「サイエンス(理屈)」ではなく「アート(技能)」だ
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これを達成するリーダーシップの特徴で気になったのが、誠実さ&ポジティブなフィードバック&現場と両立する&1つに絞る -
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1.ずっと読みたかった組織論についての本でした。いずれ会社を率いる側に回ることを考えて器を育てたいと思って読みました。
2.偉大な企業になるための地図が記されています。偉大な企業には必ず優れたビジョンがあり、優秀な人材が集まります。それは金銭的なインセンティブでは集められません。本書では偉大な企業とは何なのか、良い企業と何が異なるのかを示しております。
3.偉大な企業には人を育てるツボとコツがあるんだなと思いました。そして、それを言語化、会社ごとのフォーマットに置き換えて考えております。例えば、ビジョンの話でも要素として何があるのか、それを達成するためのプロセスが細かく書いているのかどうかなどが当てはまります。
来年は新しいステージに挑戦します。
まずはビジョンの作り直しとプロセスの明確化をしていきたいと思います。 -
Posted by ブクログ
ビジョナリーカンパニーシリーズの原点であり、まとめでもある一冊。
起業家向けに書かれた本でありますが、普通の会社勤めの私も、勤めている会社と比較しながら読んでみました。
偉大な企業を生み出すために必要な要素は、
・人材・リーダーシップ
・ビジョン
・戦略・戦術
まず、
起業家自身がリーダーシップを兼ね備えた人材となり、
次に企業のコアバリュー、理念、パーパスで構成されたビジョンを作り
それを実現するための戦略・戦術を立てる。
本書では上記3点について、偉大な会社の実例と比較しながら、詳細に説明してくれています。
ビジョンは、普遍的なものを作ろうとすると、一般的な言葉で人の心に響かないものになりそうで、そこを上手く作り出せたリーダーが、偉大な企業を築いていると思いました。 -
Posted by ブクログ
ネタバレジムコリンズによるビジョナリーカンパニーの起業・スタートアップ編の本。まだ初めのみだが名著の予感
メモ
・企業が追跡すべき最も重要な指標は売上利益cfなどではなく、バスの重要な座席のうちふさわしい人材で埋まっている割合。最適な人材を確保できるかにすべてがかかっている。
・起業家の成功は基本的に何をするかでなく、何者であるか。
・真のリーダーシップは従わない自由があるのに人がついてくること
・勇気と人情味とを合わせ持つこと。
・失敗についてどう考えるべきか。成功というコインの裏面は失敗ではなく、成長である。
・決定的なタイミングに全てを捨てて飛び込まなければ、夢を実現できる可能性は低いどころかゼロになる。
☆リーダーシップとは部下にやらなければならないことをやりたいと思わせる技術
やらなければならないことを見極めるのはリーダーの役目
重要なのはやらなければならないことをやらせるのではなく、やりたいと思わせること
リーダーシップとはサイエンスではなくアート。
・リーダーシップの七要素
誠実さ、決断力、集中力、人間味、対人スキル、コミュニケーション能力、常に前身する姿勢
・重要な意思決定の流れ
どれだけ意思決定に時間がかけられるか判断する
最善の選択を見極めるためファクトやエビデンスに基づく対話や議論を
何をすべきか明確になったら一切の曖昧さを排した明確な意思決定を下す
意思決定のもとに団結し、規律をもって遂行する
・ミッションの4類型
目標
共通の敵
ロールモデル
内部変革
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Posted by ブクログ
ついに読み終わった。
いわゆる普通の企業経営ではなく、素晴らしい企業経営のために必要なことが書かれている。
特に従業員や周りの同僚にリスペクトをはらうこと、人間には組織の要求に応えて自律的に働こうとおもう特性があること、優れた組織を作るために、パーパス、ビジョン、ミッションの設定が必要なことがわかった。
特筆すべき結果を残した企業の経営者は自分がしたことを特別だと思っていないことが多い。経営者は何をしたかよりもどうしたかが大事。
100年続く企業には共通項があるが、ほとんどの会社はそれがわかっていないし、わかろうともしない。
革新的で永続的な企業を作りたいと思う経営者はまさに必読の書。