宇宙人たちをひとまず撤退させたモモとセルポ星人。呉越同舟で漫喫で一泊することに。家に帰れないのは、2200越えてるから。
そうです、カシマレイコに狙われているからです。宇宙人と同時進行なのはキッツイ。しっかり侵入しようとしてくるあたり流石というべきか。
セルポ星人が語ったところによると、宇宙人たちは地球侵略のための威力偵察乗っようなもので、銀河系とは違う宇宙からの侵略らしいです。外宇宙からの侵略者で見た目がタコって、それはもうクトゥルーか何かですか。そこまでやるんだ「ダンダダン」。もうあれだ、世の中のありとあらゆるオカルトも伝奇も神話も伝承もまとめてひっくるめてしまえ、いいぞもっとやれ。
朝帰りのモモが見たのは、満身創痍のジジとアイラ、瀕死のオカルン。バモラが宇宙人のスパイという話を聞いていたので、ブチギレて追い出します。
この後のモモとジジの喧嘩が、状況の混乱を表していて好き。いい場面ではないのだけど、感情のままに動いて理由を後付けになってしまっているモモと、限られた情報だけで判断するのはよくないから立ち止まろうというジジ。どちらも正解というには材料が足りないので、その中で出した答えがどちらも冷たいものになっているのがなんとも言えない。追放と結論の先延ばし。喧嘩のような議論にアイラが参加しないのが違和感。一番最初に喧々諤々になりそうなのに。何か理由があるんでしょうね。
オカルンの命懸けの仲裁で矛を収めることになりました。潤滑油なんだよねオカルン。
ピラミッドが侵略の拠点。日本にピラミッド?人工ピラミッド?と思いきや、古墳もピラミッドだそうで。アポロンウィンドウじゃなくて、ワープ装置だそうです。もう、こういう設定は大好きだ。本隊ワープのための電力として、異能力を持つモモたちは再び狙われる。今のままでは戦力足りない。じゃあ、修行するか。
ということで、いざ修行パートへ。満身創痍の包帯だらけで修行開始です。
宇宙人は来ないけど、カシマレイコは襲ってくる。そんなモモの癒しになるジジの優しさ。恋敵のいないうちに抜け駆け回、とならないのは欲得よりも純粋さの方が見えるからかな。ジジってすげぇや。
ま、外野だからそう見えるだけで、オカルンは複雑ですよ。幽体離脱状態で見てしまったオカルンにはね。