岡野八代のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
育児、教育、医療、障碍者福祉、介護など、今の日本はどのケアの現場も強烈な人手不足。
将来的にも解消されていく見込みもない。
膨らんでいく焦りや恐れに対する何らかの処方箋はないものかと本書を読んでみる。
もちろん、ケアの「倫理」なので、今すぐにできる何かを説くものではないとはわかっているが。
ケアをめぐって明らかになる、人間社会の在り方、政治の在り方を考える。
それが「ケアの倫理」ということのようだ。
ギリガンの『もう一つの声で』が、この分野の原典であり、重要な著作だとのことで、著者はこの本が書かれ、受容されていく経緯を丁寧に跡付ける。
たしかに、歴史的にはフェミニストたちが問題として立ち上 -
Posted by ブクログ
うーん。とても難しかった。
結局問題が大き過ぎて、どうしたらよいのかわからない。
ただ、「人が善く生きるには、ケアで満たされなければならない。」はその通りだなと思う。
じゃあ、誰がケアするのか。
今までは、家父長制と資本制の結託により女性が無償でそのケア業務を一手に担ってきたが、今は多くの女性が有償労働に参加する。
子どもを生んだ後も、女性が稼ぎ続けることは、将来への安心にもつながるし、自立感も得られる。子育てに専念してお金を稼げないと、パートナーに稼ぎを依存する二次依存が発生するからだ。
ケアする人は、ケアするだけで大変だから、二次依存が発生するのもしょうがないとも言っている。
昔は