安童夕馬のレビュー一覧
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最終巻。
――ここまで人の死を出しておいて、殺人犯やほかの犯罪者を『美談に仕上げる』というのは、なんなのだろうか。
勿論、どれだけの罪を犯しそれを反省し、犯罪とは逆の職業に就き罪を償い続けるということも分からなくもないけれども。でも、今迄が『償う、なにそれ、美味しいの?』というような人間たちばかりだったから、敢えて、なのかもしれません。または、所謂偽善というような、朝基さんたちがよく描く某かが、最後の最後に出た、というのか。
どちらにしろ、最後の最後で、嗚呼、ソンナモンなのか、っていうようなおわりで、綺麗ではあるけれども、なんだかなあ、と。
周りが大事ということは、どれだけの人が理解 -
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ネタバレグラフィティ事件は終了。犯人も分かり、その後も。
インターバルに、あの『みっちゃん』再登場。またトオルも。みっちゃんは毎度サマになってきているコスプレ警官(女性ヴァージョン)、トオルは持った店の中でなんやかや。みっちゃんの事件がなんだかんだいって和んだり笑えますww
そして本編。ある知り合いの少女が轢かれ、その事実を隠すために自殺または事故と見せかけるために生きていながら電車に放られ命を落とします。
そしてその卑劣な人間どもが制裁をくだされる。
しかもその犯人はもしかしたら知人かもしれない。
――これはアレですか、イクシマさん? 巻末のアオリがアオリなだけに。
ただそうすると、イ -
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続編。ダブったエイジ。そして新たに始まる怪奇・猟奇事件。
今回はグラフティ。殺された少女たちはおのおのペイントが塗りたくられ、そしてまた全身を粉々に。だが彼女たちは暴行されていない。それは犯人が性的に未熟だというコト、など、志摩のプロファイリングなども健在。
――ただ。絵が少しかわりすぎてしまったなあ、というコト(綺麗というよりは雑になってきた感じ。志摩さんが色気みえない)グロさが増えたとありますが個人的にあまりかわっていないかなあ、と。色が雑にみえるからかあまりグロくみえない。
もともとサイコメトラーEIJIに謎解きというか犯人捜しはあんまりしていなかったので今回も淡々と読み進めてい -
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コンビニで発見。小池徹平主演ドラマ開始と帯にあり(いや、別にファンじゃないけど)、中を見ると、「主人公、小池徹平に顔似てる!」とぱらぱらめくっているうちにはまってしまい、購入してしまいました・・・だってさー。中学生と間違えられてカツアゲされそうになるほど童顔な警察官って、これからどうなるんだろう?って思いますよ。やっぱり。ツカミがうまいなあ。しかし、これは、連載当初から、小池徹平でドラマ化決まってたんですかね。似てるなあ。ちなみに原作者の安童夕馬さんはドラマのHEROの原案を作ったらしいですね。ふぅん。内容は、まあ、少年漫画的で、「んな簡単にいくかーぃ」というところはいっぱいあるんだけど、性善