内田康夫財団事務局のレビュー一覧

  • 浅見家四重想 須美ちゃんは名探偵!?~浅見光彦シリーズ番外~

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    浅見光彦シリーズのスピンオフ作品。
    安定のシリーズです。
    光彦の手法を使いながら、お手伝いの須美ちゃんが身近な事件を解決します。もちろん、殺人などの犯罪はでてこないのでリラックスして読めます。光彦含め浅見家の人たちをさりげなく配置して浅見光彦シリーズとの関係性も感じさせて、毎シリーズ楽しめます。

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    2025年08月03日
  • 軽井沢迷宮 須美ちゃんは名探偵!?~浅見光彦シリーズ番外~

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    ネタバレ

    『軽井沢迷宮 須美ちゃんは名探偵!?~浅見光彦シリーズ番外~』は、内田康夫財団事務局が執筆(?)する浅見光彦スピンオフシリーズ、浅見家の家政婦吉田須美子が主人公で、軽井沢を舞台に謎解きバスツアーに挑む
    商店街のクイズから始まり、仲良しの小松原育代に誘われツアー参加、提示される難問を時には浅見光彦の言葉からヒントを得ながら解き明かす
    依頼主の亡母の想いが込められた謎を解きほぐした処は、本家の小説にも感じた事がない感動、須美子の直観と推理、軽快な文体と新緑の軽井沢の情景が魅力で、シリーズ初の長編ながら既存シリーズを知らない初心者にも親しみやすい一冊は、ミステリーの枠を超え心を打ち、読後、温かな余韻

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    2025年06月02日
  • 天上の桜人 須美ちゃんは名探偵!?~浅見光彦シリーズ番外~

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    今回は、桜にまつわるお話3編。
    桜って、ミステリと親和性が高い気がする。
    花筏というと、弘前城のイメージが強い。
    またいつか見に行きたい。GW後半に行くとちょうどお濠が素晴らしい状態で。
    この本に登場の花筏はシェイクスピア劇でのオフィーリアが浮かんだもので、儚く美しいイメージがオフィーリアにぴったり。そこに込められた意味にはびっくり。そんなことができるんだ!素敵。
    虹の桜も奇跡の桜も美しい。
    ただ、ほんっとあの人だけは苦手、、、

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    2025年05月28日
  • 奇譚の街 須美ちゃんは名探偵!?~浅見光彦シリーズ番外~

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    今回も須美ちゃんは頑張った。
    空飛ぶハサミって何かと思ったなぁ。須美ちゃんの解説に、おおってなった。
    でも、だんだんと、あの人の性格が鼻につくようになってきたなぁ。色々しつこいというか。
    全体的にはほのぼのしているし、好きなんだけど。
    あのいじめはなんとか一応の決着はつくかと思ったので終わったのはちょっと残念。

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    2025年03月24日
  • 軽井沢迷宮 須美ちゃんは名探偵!?~浅見光彦シリーズ番外~

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    須美ちゃん、今回は軽井沢へバス旅行!
    そんな中でも、色んな謎が現れて、同行の育代が張り切っちゃうのが面白い。ま、ちょっと暴走気味で空気を読まないところもあるようだけどwでも、ちゃんと反省できる人で、憎めない。ま、反省してるわりに繰り返してるようなw
    内田康夫さんが軽井沢にいらっしゃるせいか、軽井沢の風景や歴史が詳し語られていて、行ってみたくなる。
    光羽の親の話、びっくりした。あの文章がああなるんだ!
    須美ちゃんの発想力、素晴らしい。
    さて、5作目も読まなくっちゃね。

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    2025年01月21日
  • 浅見家四重想 須美ちゃんは名探偵!?~浅見光彦シリーズ番外~

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    浅見家の光彦以外の4人に焦点をあてた連作短編集。
    兄陽一郎の2人の子供、智美と雅人、どちらもいい子だね。
    祖母雪江の凛とした厳しさが根っこかな。
    若奥様の和子や雪江の目線の作品を読むことで、彼らをより知ることができる。
    須美ちゃんが、浅見家のみんなを大事に思う様子が微笑ましいし。
    本家シリーズもまた読みたくなってしまう。

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    2022年09月19日
  • 須美ちゃんは名探偵!?~浅見光彦シリーズ番外~

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    かるーく読める日常の謎で、楽しかった。
    最後の、なぜ須美子が?というのも含めて深刻な謎が出てこないから気軽に読むことができる。
    浅見家住み込みのお手伝いさん須美ちゃん。
    光彦のこと言えないぐらい謎に首を突っ込んじゃうのね。そのおせっかいぶりが微笑ましい。
    オカメインコのことは、そうだろうなと思っていたけど、どこから来たかは思いもしなかった。美紀ちゃんがすごくいい子で嬉しくなる。
    健太、弘樹の兄弟もちょっとやんちゃで可愛い。
    育代さんと日下部も含めて、みんな2作目にも出てきてほしい。続きを読むのが本当に楽しみ。

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    2022年08月17日
  • 奇譚の街 須美ちゃんは名探偵!?~浅見光彦シリーズ番外~

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    ネタバレ

    須美ちゃんは名探偵!?シリーズ4「奇譚の街」
    前作で本人も気づかなかった親子の不幸な別離を
    解決した須美ちゃん、今回は12年前の小学生の
    幼馴染を再会させることに成功、巻末のミニ推理
    と合わせて名探偵としてのキレは半端ない

    作中に戦前に行われた草刈大会の会場はクロサギ
    エンディングで堀北真希が山Pとツーショットに
    なるロケ地じゃありませんか!

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    2025年06月03日
  • 浅見家四重想 須美ちゃんは名探偵!?~浅見光彦シリーズ番外~

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    須見ちゃんは名探偵第2弾。今回は浅見家の人々の日常の中で起こるちょっと不思議な謎に須美ちゃんが挑む。普段、小説やドラマの中では描かれない光彦の兄陽一郎の奥さん和子やその子供達、そして大奥様雪江を題材にした4編。各章のタイトルの頭にそれぞれの名前の一文字が当てられているのも気が利いてて良い。そして各人の性格も良く出ていて、浅見家の特徴がよくでているなと。光彦もしれっと登場しているし。あと光彦の妹2人も回想シーンで少し触れられていて。ただ前回と同じく若干強引な謎解き感はあるものの、そこはそれで良しとしよう。

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    2024年11月14日
  • 須美ちゃんは名探偵!?~浅見光彦シリーズ番外~

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    家族が持っていたので読みましたが浅見光彦シリーズは「むかーし読んだかなあ」と言う程度、ドラマも所轄署に引っ張られた浅見が警察庁長官の弟とわかって相手が手のひら返し、と言う場面を見たことがある程度。それでもなんとなーく家族構成とか毎回必ず浅見が振られるのを知っているから不思議なものですね。
    まあまあ楽しめました。

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    2024年10月18日
  • 浅見家四重想 須美ちゃんは名探偵!?~浅見光彦シリーズ番外~

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    お手伝いさんが名探偵。

    場所が場所なので、当然弟坊ちゃまも出てきますw
    章の題には、家族の漢字が使われ、誰の話なのか
    分かりやすく予告。

    些細なものから、結構なものまで。
    最初の話は結構、でしたが、大奥様の話は
    可愛らしい方かな…と。
    人の数だけ、悩みはたくさん、です。

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    2024年09月17日
  • 浅見家四重想 須美ちゃんは名探偵!?~浅見光彦シリーズ番外~

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    ネタバレ

    浅見家のお手伝い須美子が日常推理をします
    お手伝いも家族扱いされています浅見家、小さい
    坊ちゃんの雅人は友達の変化に気が付く良い子、
    この「気づき」が浅見家の良い遺伝子ですね
    智美もやはり友達の大事な想いに気づく、さらに
    言えば母親の和子も祖母の雪江も、須美子がサポ
    ートして大事な気持ちに気が付く
    須美子が大事にしているものは浅見家に沢山ある
    から「名探偵」として頑張り続けるのだ

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    2024年06月22日
  • 須美ちゃんは名探偵!?~浅見光彦シリーズ番外~

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    ネタバレ

    人の死なないライトで暖かみのある推理小説
    光彦坊ちゃんを見ているうちに培われた推理
    町内の人間関係を繋ぐ幸せな展開をもたらす
    ラストがグッとくるんだよ

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    2024年06月03日
  • 軽井沢迷宮 須美ちゃんは名探偵!?~浅見光彦シリーズ番外~

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    浅見光彦シリーズを読んだ事が無いのでスピンオフ元のネタが全く分からないまま読んでおります…
    作中に出てくるパズルの回答が少々無茶すぎないか…?という想いはありましたが、殺人も無く悪人も出てこないためサクっと読めます。
    重苦しい話に疲れた時にはちょうどいい作品かなと思いました。

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    2024年01月05日
  • 須美ちゃんは名探偵!?~浅見光彦シリーズ番外~

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    旧浅見光彦倶楽部の会報「浅見ジャーナル」に内田康夫氏公認の物語として掲載されたもの。

    浅見光彦シリーズでお馴染みの、浅見家のお手伝いの須美ちゃんが、ご近所のちょっとした事件を、ほのぼのと解決していく。

    《花を買う男》
    須美子は、歳の離れた友人・生花店の店主「育代」から、不思議な花の買い方をする紳士がいると聞いた。

    《風の吹く街》
    ある日須美子は、D51にまつわる気味の悪い都市伝説の話を聞く。

    《鳥が見る夢》
    突然喋り出した、オカメインコのシズク。
    その言葉が、次々と現実になる。

    《月も笑う夜》
    須美子は、育代の亡き夫が、死ぬ間際にのこした「笑う月」と言う言葉の意味を、解明してほしいと

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    2022年03月17日