あらすじ
小松原育代に誘われて、商店街でもらったチラシに書かれていたクイズに挑戦した須美ちゃんこと吉田須美子。浅見光彦からのヒントもあり、見事正解、賞品であるバスツアーに当選する。目的地である軽井沢に向かう車内では、新たな問題が提示され、「謎解き旅行」が始まった! 新緑の軽井沢を舞台に、須美ちゃんが難問に知恵を絞る、シリーズ初の長編小説が登場です!
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Posted by ブクログ
『軽井沢迷宮 須美ちゃんは名探偵!?~浅見光彦シリーズ番外~』は、内田康夫財団事務局が執筆(?)する浅見光彦スピンオフシリーズ、浅見家の家政婦吉田須美子が主人公で、軽井沢を舞台に謎解きバスツアーに挑む
商店街のクイズから始まり、仲良しの小松原育代に誘われツアー参加、提示される難問を時には浅見光彦の言葉からヒントを得ながら解き明かす
依頼主の亡母の想いが込められた謎を解きほぐした処は、本家の小説にも感じた事がない感動、須美子の直観と推理、軽快な文体と新緑の軽井沢の情景が魅力で、シリーズ初の長編ながら既存シリーズを知らない初心者にも親しみやすい一冊は、ミステリーの枠を超え心を打ち、読後、温かな余韻が残ります
Posted by ブクログ
須美ちゃん、今回は軽井沢へバス旅行!
そんな中でも、色んな謎が現れて、同行の育代が張り切っちゃうのが面白い。ま、ちょっと暴走気味で空気を読まないところもあるようだけどwでも、ちゃんと反省できる人で、憎めない。ま、反省してるわりに繰り返してるようなw
内田康夫さんが軽井沢にいらっしゃるせいか、軽井沢の風景や歴史が詳し語られていて、行ってみたくなる。
光羽の親の話、びっくりした。あの文章がああなるんだ!
須美ちゃんの発想力、素晴らしい。
さて、5作目も読まなくっちゃね。