TAJIRIのレビュー一覧

  • 真・プロレスラーは観客に何を見せているのか 30年やってわかったこと

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    プロレスをする側の立場からプロレスを語る。もうプロレスの仕組みがどうのこうの喋ってはいけないわけじゃないからどちらの立場からでも読めるけど、著者のやろうとしているプロレスは仕組みを知るとか知らないとかの手前のもの。
    マニアじゃなくても楽しめる。わくわくドキドキの時間を作る。そんなプロレス。
    そのためにどうするかを自分を試金石にして語っています。

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    2024年06月15日
  • 戦争とプロレス プロレス深夜特急「それぞれの闘いの場所で」・篇

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    この本を社会・政治の本と捉えるか、
    プロレス本と捉えるか、旅行記と捉えるか。

    いや、その全てである。

    プロレスラーという職業を通して見た偽りのない、その場所に住む人目線からの世界情勢。
    コロナ、戦争...

    一プロレスファンとして興味深かったのは、
    プロレスが根付いていない国の興行でもそれなりに集客があるということ。

    今や日本のプロレス界はただでさえ昭和の時代より少ないプロレスファンを各団体が取り合う。
    だから都市部の団体は集客に苦戦する。
    そんな状態である。

    それはプロレスを"プロレス"として売り出しているからでは無いだろうか。
    そんな気がした。
    プロレスを&qu

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    2022年10月30日
  • プロレス深夜特急 プロレスラーは世界をめぐる旅芸人

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    TAJIRIさん目線での世界の情勢、色んなところにあるプロレス、プロレスという物語、表現者としての姿勢色々なものが詰まっていました

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    2022年01月31日
  • 真・プロレスラーは観客に何を見せているのか 30年やってわかったこと

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    タイトルが同じだけどこれは別の本。
    混同しないようタイトルの付け方は何とかならなかったのか…?
    中身は非常に面白い。
    タブーの暴露の類ではなくこれだけ読ませるのは、TAJIRIの脳内を垣間見れる面白さからだと思う。

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    2024年08月14日
  • 真・プロレスラーは観客に何を見せているのか 30年やってわかったこと

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    TAJIRIさんが、プロレスラーとプロレスとは何かを説いた一冊。

    毎度のことながらその内容と文章力にはうならされる。
    何より、生き方が素晴らしくて憧れる存在。

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    2024年07月15日
  • 真・プロレスラーは観客に何を見せているのか 30年やってわかったこと

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    KAMINOGE.148のインタビュー読んだらどうしても読みたくなって即購入。そう!それが気になってた!!という部分にはスッキリしたし、
    この視点を持って見るプロレスは少し変わりそうだなとも思わされた。そして筑前りょう太という人物に俄然興味が湧いた

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    2024年04月04日
  • プロレス深夜特急 プロレスラーは世界をめぐる旅芸人

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    海外で生活したことがあり、プロレスが大好きな私にとっては非常に面白い本だった。TAJIRI さんは世界中のプロレスラー、プロレスファンにとってヒーローなんだとよくわかる。15年前WWEに出ていた人を、世界中いろんな人がレジェンドと崇める姿はすごいし、テレビの力は凄いと思う。

    マルタやフィリピンの描写は特に好きで、マルタのレスラーがもう日本に上陸していたと分かり、思わずYouTubeで調べてしまいました。TAJIRIさんはいつまでプロレスするか分かりませんが、各国でのご活躍を願っています。

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    2023年12月12日
  • 少年とリング屋

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    WWEでも活躍した日本を代表するプロレスラーによる連作短編小説。もちろん全話に何らかの形でプロレスがモチーフとして関わってくる。プロレス礼賛というよりもほろ苦いエピソードが結構あるのが印象的。個人的に最も感情移入できたのは、たとえトップに立っても苦悩は消えないという普遍的な人生論を描いた『俺は何者』

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    2023年07月22日
  • 少年とリング屋

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    現役プロレスラーTAJIRIさんの小説。

    自伝的な内容かと思ったらフィクションだったが、内容はとてもリアルだった。

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    2023年07月16日
  • プロレス深夜特急 プロレスラーは世界をめぐる旅芸人

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    この本を読んで改めて思った。プロレスは、真にユニバーサルな文化なのだなぁ、ということを。

    思い返せば、自分が子供の頃観ていたプロレスでも、サーベル振り回して暴れるインドの狂虎や、火を吹くアラブ人や、ド派手に空を飛ぶ千の顔を持つ男や、多くの魅力的で怪しい外国人レスラーがリングを彩っていた。
    肉体がぶつかればシンプルに、痛みが、感情が伝わる。そこに言葉の壁などない。

    「プロレスラーは世界をめぐる旅芸人である」

    プロレスという「芸」を携えて、TAJIRIはプロレス後進国を含む多くの国々を訪れる。
    お国柄、食文化、生活水準はそれぞれ異なっていても、プロレスを通じて、選手たち、観客たちはすぐに一体

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    2023年06月02日
  • 戦争とプロレス プロレス深夜特急「それぞれの闘いの場所で」・篇

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    TAJIRI選手の自伝。

    海外遠征の話が主だが、国内のローカルインディ参戦の話などもあり、どちらもとても面白かった。

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    2023年03月20日
  • 戦争とプロレス プロレス深夜特急「それぞれの闘いの場所で」・篇

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    九州の話、面白かった。写真のキャプションが相変わらず攻めてるが、同年代の人間にしか伝わらないのではないかと思うと、同年代だからこの本を本当に楽しめるという幸運に感謝するしかない。

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    2023年02月26日
  • プロレス深夜特急 プロレスラーは世界をめぐる旅芸人

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    ヨーロッパに始まり、アメリカにアジアと世界をプロレスで回るTAJIRIさんの旅行記。純粋にプロレスにかける熱量が伝わってくるヨーロッパ、アジア編が楽しい。
    どこへいっても、変わらない態度で接するTAJIRIさんもいいです。

    おそらくプロレスラーとしての時間は、残り少なくなってきているはず。その中で、自分が何を成し遂げてきたのか、何を残すことができるのか、と考えながらプロレスしているのでしょうね。そして、いまだに何を新たに見つけることができるのか、ですよ。
    プロレス講習で感じます。

    タネを蒔いて、新たに芽吹く。その花は咲き誇るかどうかはわからないけども、タネを蒔くことをやめなければ、いつかそ

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    2021年10月22日
  • プロレス深夜特急 プロレスラーは世界をめぐる旅芸人

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    写真のキャプションが全部ふざけていて良い。ただ、同年代にしか通じないセンスかも知れない。サクッと読める割に、学びが多いと思えたのも良かった。今後どうしようか、というのは、自分もそろそろそーゆーの考える歳だし、参考になった。論文とか会議発表じゃなくて、もっと生っぽいノウハウをまとめて、いろんな現場で話すってゆーのやりたいなと思った。

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    2021年10月04日
  • 戦争とプロレス プロレス深夜特急「それぞれの闘いの場所で」・篇

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    ちょうど2年前、林育徳の小説「リングサイド」を読んで、日本のプロレスが台湾の新世代文学のモチーフになっていることに感激しました。逆に本書は世界を旅するプロレスラーのモノローグが人間の生き方にとっての文学的な問いかけになっていることに驚きました。題して「プロレス深夜特急」…自分の知っていたWWEに行くまでのTAJIRIも一筋縄ではいかない不思議な存在感を放っていましたが、その後のキャリアで、こんなに複雑な自我を育んでいたのですね。いや、そもそもそういう内省の人だから、ああいうプロレスラーになったのかもしれません。「リングサイド」では台湾とノアという組み合わせに意表を突かれましたが、本書でもイギリ

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    2023年06月12日