ジラ・ベセルのレビュー一覧

  • パラゴンとレインボーマシン

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    伯父が残したロボット・パラゴンに隠されたものとは。
    先天色覚異常、雨が降らず水を巡り世界中が戦争をしている時代、人とは違うこと、ロボットらしくないロボット。
    様々な要素が絡み集約するラストシーンが印象的で心打たれる。

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    2025年04月24日
  • パラゴンとレインボーマシン

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    ネタバレ

    これはとてもおもしろかったです。最初は意味がわからない言語がでてきてよくわかりませんでしたが未来の話だとわかると、よく読めました。詩などユーモアあふれるパラゴンがとても面白みを与えていました。

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    2023年11月06日
  • パラゴンとレインボーマシン

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    気候変動で雨がふらなくなり、水が配給制になっている未来が舞台。世界中で水を求めての戦争が起こっていて、成人男性はほとんどが戦場に送られている。

    11歳のオーデン・デアは、母親といっしょに、最近なくなったおじさん(母親の兄)の暮らしていた家へ越してきたところ。おじさんは科学者だったが、とつぜん心臓麻痺で倒れて帰らぬ人になった。

    家についてみると、部屋の中がめちゃくちゃに荒らされていた。そして数日後、オーデンがひとりでおじさんの大学、トリニティカレッジの研究室に入りこんでみると、そこもやはりめちゃくちゃに荒らされていた。おじさんには何か秘密があったのでは。もしかして……殺されたのでは?

    そん

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    2021年08月06日
  • パラゴンとレインボーマシン

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    近未来のイギリス。ロボットが人間社会を支えているが、世界は水不足で長く戦争状態が続いている。11歳のオーデンの父親も戦場ヘ行っており、母親と二人で暮らしている。研究者である母親の兄が突然亡くなり、住んでいた家がオーデンに残される。荒れ果てた家の庭の地中にロボットが隠されていた。
    夏休み、生まれつ色を認識できないオーデンは、友達のヴィヴィとおじさんがロボットに託したものを解明する。

    舞台の近未来は技術は進んでいるものの、車や居住空間は今と変わらず、逆にかなり荒れている。それが不安感を増す。ヴィヴィとオーデンのコンビと残されたロボットのパラゴンが、いいチームワークで、テンポよく読み進められるの。

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    2022年08月30日