大澤博隆のレビュー一覧

  • SFプロトタイピング SFからイノベーションを生み出す新戦略

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    SF作家を私は知らない。けど村田沙耶香さんならわかるし『消滅世界』は読んでみたい

    いくつもある未来から意思ある未来を選んで描き出すSFプロトタイピング。多様な人たちと創りあげていく過程に意味があり、そのモデレーターが肝になる

    その素養がある人は罰に対する反応性が弱い、という指摘に驚きつつも納得

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    2023年05月02日
  • SFプロトタイピング SFからイノベーションを生み出す新戦略

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    近年、(主に米国の)先端産業の経営者がSF作品のファンであることにも起因して、SFというジャンルが注目されているようだ。
    そこで、SFを積極的に経営に活かしていこう、というムーブメントが生まれ、これがSFプロトタイピングとして市民権を得たものであろうと思う。
    「ドラえもん」、星新一から始まり、フランク・ハーバート、アイザック・アシモフ、神林長平、ウィリアム・ギブスン、士郎正宗、ダン・シモンズ、伊藤計劃などを濫読してきた身としては喜ばしいことだ。
    実は私が1990年代に所属していたSFコミュニティでは、「SFの終わり」が語られていた。
    もはや現実がSFに追いついたというのである。
    もちろん、現実

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    2023年04月08日
  • AIを生んだ100のSF

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     SFの影響を受けて人工知能の研究者になった人は多いらしい。本書では、AIの研究者とその周辺領域の研究者に影響を受けたSF、物語として好きなSFについてインタビューしている。

     単に「好きなSF」をいくつもあげている人や、学生に読ませたいSFをあげている人もいる。コンピュータや人工知能がテーマとは言えいないSFも数多くあげられているのが、非常に興味深い。

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    2024年09月28日
  • AIを生んだ100のSF

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    ★目次
    まえがき 大澤博隆
    第1章 思考のストッパーを外せ 暦本純一
    第2章 「歩行」に魅せられて 梶田秀司
    第3章 「自分とは何か」を考えるためにSFを読んできた 松原仁
    コラム① AIのジェンダー化 西條玲奈
    第4章 「人間」の謎解きを楽しむ 原田悦子
    第5章 身体という「距離」を超える 南澤孝太
    第6章 ストーリーに書けないものが見たい 池上高志
    コラム② SFを実社会へ応用する 福地健太郎
    第7章 情念が実体化するとき 米澤朋子
    第8章 SFは極めて貴重な資源 三宅陽一郎
    第9章 ディストピアに学ぶこと 保江かな子
    第10章 イノベーションの練習問題 坂村健
    第11章 研究からフィクシ

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    2024年06月25日
  • SFプロトタイピング SFからイノベーションを生み出す新戦略

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    対談方式を積み重ねて作られている本書。推薦図書や推薦映画などが豊富にあるので、それがとても良いです。

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    2022年06月20日
  • SFプロトタイピング SFからイノベーションを生み出す新戦略

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    2024.11.30 これは面白い考え方。実践法などはこの本ではよくわからないがコンセプトはよくわかる。これからさらに深めたい。

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    2024年11月30日
  • AIを生んだ100のSF

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    AIやロボット工学などを
    研究したり開発したりしている人に
    SFがその道に進むきっかけになったか
    実際の研究・開発とSFは
    どのくらい関係があると思うか
    インタビューした本。

    SFが大好きな人もいれば
    別にそうでもない人もいて
    まぁ、そりゃそうですよね。
    でも現実とSFとの関係については
    やはりそれぞれ思うところがあるよう。

    執筆者のひとり、暦本純一さんが
    『ドラえもん』のひみつ道具が
    タケコプターはドローン
    どこでもドアはVRやオンライン体験のように
    すべて実現できたら…という話を語っていて
    そうなったらおもしろいですよね!

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    2024年10月18日
  • SFプロトタイピング SFからイノベーションを生み出す新戦略

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    バックキャストの方法の一つと理解したけど、合っているのか、、
    SFを使ってアウトプットをまとめるのは、ちょっと面倒かなと思ってしまった

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    2024年08月14日
  • SFプロトタイピング SFからイノベーションを生み出す新戦略

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    現在からの延長で未来を考える「フォアキャスティング」手法が一般的であるのに対して、本書で紹介されているSFプロトタイピングと呼ばれる手法は、未来を「バックキャスティング」で考えます。そこではロジックよりも想像力、創造力が求められることになります。たとえば「いまから100年後には機械を通じて動物と人間がコミュニケーションしている」と想定します。そして、ではそのような世の中になるためには50年後にはどのくらいのことができているだろうか、どんな議論を皆が重ねてどんな技術が開発されているのだろうかと想像するような手法ということになります。

    本書ではビジネスへの適用についても述べられていますが、特に大

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    2023年05月08日
  • SFプロトタイピング SFからイノベーションを生み出す新戦略

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    「SFプロトタイピング」という新しい概念を知って、
    何冊か本を買ってみました。これはその1冊目。

    SFプロトタイピングが何?ということに対して、
    自分なりに明確に定義付けができていないのですが、
    この本を通じて何となくやろうとしていることを理解することはできます。
    まだまだ出来上がったばかりの概念なので、
    やり方・手法は厳密に定義されていない様子です。
    ゆえに、読者側もこの本を読んでも、少しふわふわした感じで終わるかもしれません。

    本の構成は、6割くらいがSFプロトタイピングを実践されている方の対談で構成されているのですが、
    若干自分には無理やりSFプロトタイピングのカテゴリーに収めている

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    2021年10月18日
  • SFプロトタイピング SFからイノベーションを生み出す新戦略

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    SFプロトタイピングとはどういうものかを理解している人向けで、いかに実践するのかという話が主のビジネス書だった。成果物の実例の紹介はほんのちょっとだったので、期待していたのとは違った。

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    2021年08月15日