伊藤遊のレビュー一覧
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昔の石工の魂がこもっている狛犬たちと近所の人々との、不思議で心温まるファンタジー。
狛犬の作者である「親方」と「佐助」は死んだ後、狛犬の阿と吽にそれぞれ魂を残し、現代まで残っています。
情けなくて親方に怒られてばかりの佐助の元に、愛犬がいなくなってしまった青年が訪れるようになり、彼に親しみを感じるよ...続きを読むPosted by ブクログ -
150年前の石工の魂が宿る神社の狛犬。名工と言われた親方の宿る「あ」と若い弟子の佐助の宿る「ん」。狛犬の魂が解るのは7歳未満の子どもと100歳以上のの老人だけ。かわいがっていた愛犬が行方不明になって心配している若い工員の耕平と、幼稚園児の翔太。佐助の「ん」を介して、愛犬の行方を捜す。
神社の狛犬と...続きを読むPosted by ブクログ