伊藤遊のレビュー一覧
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子供が、妖怪が好きで、でも怖くて、小学生の一年時に買った筆箱を六年間使い続けたのも、つくもがみに成らないように?
狛犬の佐助 迷子の巻。 ユウキ。
も、お気に入りでした。Posted by ブクログ -
平安時代の空気を、怨霊がウヨウヨいた時代を感じてもらいたいです。
中川なをみさんの 龍の腹。 水底の棺。
も読んで欲しいです。
教科書で歴史を知る前に、是非。
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とても面白いのに表紙が大人っぽく子どもたちは手を伸ばしにくいかも。こちらから積極的に勧めたい一冊。
二匹の狛犬にはそれぞれその狛犬を作った石工の親方と弟子の佐助の魂が宿っている。
その二人と明野神社にやってくる人物たちがとてもいい。ちょっとしたアニメを見ているように風景も浮かんでくる。
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地獄と現世を行き交いしながら大人になっていく小野篁とその周りの人々の成長を描く物語。最初は妹の死に囚われていた弱々しい篁が坂野上田村麻呂の導きや、浮浪児、元鬼などと触れ合うことで強さを身につけていく。個性のある登場人物が魅力的で割と厚めの本だけど一気に読ませる。Posted by ブクログ
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じんわりあったかくていい話だったー。でも、平安のいつもの奴が読みたかったかもしれない。
児童向けだからちょっと物足りなかった。
尻尾をふりふりする狛犬可愛すぎてヤバい。これから神社に行ったら狛犬をいとしく見てしまうと思います。私には彼らの声は聞こえないのだろうけど……
○○の巻ってことは次回作がある...続きを読むPosted by ブクログ -
こういう児童書を最近は見かけないので、一文一文を噛みしめながら読ませていただきました。 こういう児童書が読みたいんだよ!
文庫にするなら講談社文庫かしら?文春文庫かしら?
ともかく、もっとたくさんの人に読んでもらいたいです。Posted by ブクログ -
明野神社の狛犬たちには、彫った石工たちの魂が宿っていた。狛犬の「あ」には親方、「うん」には弟子の佐助。親方の「あ」は立派な出来だが、佐助の「うん」は不出来とされている。
人間には変な顔だと評される佐助の「うん」だが、それを、自分の飼っていたイヌ・モモと似ているからと、佐助を訪ねてくる見習い大工の耕...続きを読むPosted by ブクログ -
この物語は、ほのかちゃんという女の子とお兄ちゃんと、隣のおばあさんとつくも達のお話。色々な要素が重なり合うように入ってる。絡まるようにはまり込み、必然のように組み上がる。仕組まれたかのように。
おばあちゃんが黒い和服ででてきた時はちょっとドキッとしたな。Posted by ブクログ -
150年前の石工の魂が宿った狛犬、親方と佐助。二頭は神社を守りながらよく話をしていた。6歳になる前の子どもには声が聞こえるので気をつけていたのだが、あるとき、翔太に話を聞かれてしまった。小さな子どもの言うことなど誰も信じなかったが、佐助は翔太が気に入って、話しかけたくてたまらない。そんな時、どうして...続きを読むPosted by ブクログ
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凸凹コンビな狛犬(+人間)のあたたかくて、くすぐったいような、ほのぼのした感じがとても好きだなぁ。
どんな風に話が着地するんだろう、と思ったら…心がほっこりしました。
挿絵もすごくいい!特に狛犬の顔がツボでした(笑)。
続くんですよね!楽しみです!!Posted by ブクログ -
伊藤遊さんの本が若いころの自分は好きでしたね。
とくにユウキはお気に入り。変哲もないストーリーだけど(児童書は大体そうであるが)なぜかひかれたんだよね。いまだに近代文学とかむつかしい(古臭い言い方)本を読み終わった後この本で息抜きをしておりますPosted by ブクログ